
数日前に地元新聞で、
府中家具のロゴが決定したと発表がありました。
新聞記事引用↓----------------------------------
特許庁の地域団体商標制度(地域ブランド)で
「府中家具」が商標登録されたのを受け、
府中家具工業協同組合(府中市中須町)が
募集していたブランドロゴマークが決まった。
国内外から2134人、計3598点の応募があり、
東京都江東区のグラフィックデザイナー
千石精一さん(60)の作品が選ばれた。
府中、家具(ファニチャー)の頭文字である2つの「F」を、
伝統的木工技法「蟻(あり)組み」に見立てたデザイン。
ロゴタイプはシンプルな英・和文の2種類があり、
色は全てシャンパンゴールドに統一した。
芸術家の故 岡本太郎氏が提供した従来の組合マーク、
組合加盟企業が商品に表示してきた焼き印風マークは、
『時代にそぐわない』などの声も挙っていた。
新ロゴはこれらに代わって用い、
名刺や封筒などにも積極的に取り入れ、
広くブランド発信を図る。

引用ここまで。---------------------------------
前々から悶々と思ってる事なのですが、
一体、日本の企業はブランドについて、
どういう考えを持っているのだろうか?
“伝統” というブランドが微塵も感じられない。
ブランドって、昨日今日、取って付けたような、
薄っぺらな物じゃないはずなんだけどなぁ。
これは、デザインが良いとか悪いとか、そういう話以前の問題です。
良い物を作りお客に提供し続け、いつしか人々の心に焼き付き、
周りに認められて初めてブランドとして意味のある物になる。
そのような歴史が、もの凄く蔑ろにされてる気がします。

こちらは、3ヶ月前に変わった佐川急便のロゴマーク。
一部の間では、 “ひったくり” という愛称がつけられています。
50周年記念で新たにロゴを変えたとの事ですが、
変える意味が分からない。
今までの事業はダメだったから50年を期に、
リセットしてやり直しをするつもりなのか?
そのようにも思えてしまう。
元々の飛脚のロゴは創業者自身が書いたものらしですが、
ハッキリ言って、プロのデザイナー作の新ロゴよりも良い!
そして、これらのCIが今という一時的な事でしか
考えられていない点も問題だと思う。
『時代にそぐわない』…だからロゴを変えました。
また、数年後『時代にそぐわない』のでロゴを変えます。
…同じ繰り返しで延々続く。
一体、その企業は何がやりたいのでしょうか?
『時代にそぐわない』…。
表面的な形でしかない。魂のない抜け殻。
そんなロゴはいくら新しくしても、何度作り替えても魅力も何も無い。

●ザ・コカコーラ・カンパニー。
創業120年の飲料メーカー、看板商品はいわずと知れた「コカコーラ」。
そして、ロゴは120年変わらぬまま。
ブランドは時代と共に歩み、その時代その時代で愛され磨かれていく。
スピリットは時代に左右される物ではない!
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