FC2ブログ
2020 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312020 08

こだわり

印刷物

仕事柄、印刷屋さんとお話をする事はよくあるのですが、そこで、いつも感じてしまうのが、印刷屋さんの「こだわり」って何だろう?って事です。

他の街の事はよく知りませんが、福山市にある印刷屋さんって、個人経営的な所も入れると、もの凄い数あるのです。それで、やっぱり何処もお客の取り合いみたいな感じで、価格競争というか、何処も値段安くするから、うちも厳しい…、というような話がよく出てくるのです。正直、そういう話は聞き飽きたわけでして…。(^_^;)

でも、そんな印刷屋さんですが、放っておくと、とんでもない事平気でやらかしてしまうのです。競争で厳しいと言いながらも、それは価格の問題だけの話で、実際の仕事に対するこだわりはどうなの?って私は思うのです。

上記の画像は、私が以前、某印刷屋さんにお願いして刷ってもらったものです。見本よりも明らかに出力濃度が狂って、ちょっとチェックすればおかしい事にすぐ気が付ける物を、平気で納品して来た事があるのです。(汗)
別に、私は厳しく値切ったわけでもないですよ。普通に見積もりしてもらって、印刷屋さんが出してきた価格に素直に従い印刷をお願いしました。納期を急かしたわけでもありません。
それで、この有様です。もちろんこれではクライアントさんに納品出来ません。

もし、私が気弱で印刷屋に何も言えない人だったら、このままで済まそうとしてたんかな?
私がクライアントさんに謝り、更に「こんなんじゃ金は払えん!」と言われ、私が損して泣き寝入りかい!!!んな、アホなぁ~~!(笑)
当然、印刷屋さんにクレームを入れ刷り直してもらう事にしたのですが、その時の印刷屋社長の言葉に唖然としました。

その時の言葉はこうでした。
「なんとか、これでお客さんの所に持って行ってもらえませんか?印刷代はお安くさせて貰いますから…。ですと…。(汗)

何を考えとんねん???(驚愕)
私が質を問わず安さだけを求めてるのだったら、最初から他のもっと価格の安い印刷屋さんに仕事回すちゅうねん。
…って、こんな印刷屋さんが多いのかどうかは知らないが、印刷の質を確認してちゃんとした物を納めようとする厳しい目を持つ印刷屋さんが無いように思います。先日のこの件(クリック)についても、こちらから何も指摘しなければ、そのままにされてたのでしょうし…。(汗)
ちなみに、印刷会社は全く別の会社です。

価格競争というか、何処も値段安くするから、うちも厳しい…。なんて、料金の事で嘆くよりも、やらなきゃならない事が他にあるのと違いますか?
それがキッチリ出来なきゃ、料金の事は言えないような気がするんですけど~。

何故、何処も競争と言えば、価格競争或は短納期競争ばかりで、質の競争をしようとはしないのだろうか?

あっ、そう言えば以前…、またまた別の印刷屋さんで社長さんがこんな事言ってたの思い出しました。
海外の雑誌等を見てたら、印刷の質は日本が一番良い。しかし、海外ではあの質でも受け入れられるのだから、日本でも、海外と同じような質でも問題ないはずだ!だから、最初のに刷る「ヤリ紙」は減らせ。…だとさ。

ほ、本気で言ってるのかよ…。(汗)

※ヤリ紙とは、印刷の始めに色を調節したり、インクを安定させる為に通す商品にならない印刷を行う紙です。これを行う事で安定した印刷が可能となります。

…といっても、これは福山市にある多数の印刷屋さんのうちの3件の事例です。業界でいい加減なのが蔓延してるから、投げた石は全て当たるのか?それとも、たまたま私が強運の持ち主で、こういう所に当たってるのか? (爆)




人気ブログ検索 - ブログフリーク ←クリックよろしくお願いします

Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー
スポンサーサイト



コメント


ああ、私も昔同人活動なんかやってまして、同人誌を請け負う印刷会社は結構たくさんあるんですが、中にはとっても仕事の粗いとこがありましたね。
素人が仕事や学業の傍ら出すので、原稿も遅れ勝ちだし資金も豊富にないから、安くて早いとこをどうしても求めてしまうけど、同時にこだわりがあって同人をやっているのだからイイものも作りたい、という都合のいい要求もあったんです。

印刷にカスレがあるとか、カラー原画の発色がとてつもなく違ってるとか、手に持って読んでいるうちに表紙のインクがはげてきちゃうなんてとこはいくら安くて早くても二度は使いませんでした。一度きりだって胸がつぶれるような気持ちになりましたもの、ほとんどの同人は再版なんてありえないんですから。

でも、これは印刷所に勤めたことのある友人が言ってたんですけど、名刺とかチラシを頼んでくる企業の多くは、ナンボ安くするんや、ということしか頭になく、「うちの品質をよそと比べてください」と言ってもそんなことは問題にしていなかった。だから営業をしていても、自分の会社の技術を誇り、語る機会がほとんどなかったって。
クオリティどうでもいいんだったら自分とこでパソコンで原画作ってコピーして配れ、とも言っていました。

印刷所の方は、「クオリティを重視するお客さん用」と「安値納期最優先のお客さん用」のふたつのサンプルを提示して選んでもらったらどうでしょう、客も自分の求めに応じたらどういうものができるのかわかってから発注できるし(苦笑)。

類は友を呼ぶ

♪南河内郎女 さん

>だから営業をしていても、自分の会社の技術を誇り、語る機会がほとんどなかったって。

私は、印刷屋さんの姿勢の問題だと思うのです。
確かに、質を問題にしないお客さんがいるのは事実ですが、
質のこだわりって、外に発する物でなく、
内に秘めるものだと思います。
お客さんが、何と言おうが、
ここだけは譲れないという強い誇りですよね。
それは強くアピールしなくても、
誇りが強ければ必然的に相手に伝わると思います。

「自分の会社の技術を誇り、語る機会がほとんどなかった」
じゃぁ、そういうお客ばかりだから
適当にしてても解らないか…って感じで、
手を抜くような所だと、結局誇りを持ってないのと一緒で、
類は友を呼ぶと言うか、
そういうお客ばかりになっても不思議じゃないです。

「お客が解ってくれないから」
この言葉を言い訳にしてるようではダメだと思うのです。
逆に厳しく問えば、
「解るお客がいたら、
そのお客には解ってもらえる技術なのか?」
という所もありますが…。

>「うちの品質をよそと比べてください」と言ってもそんなことは問題にしていなかった。

印刷屋を利用する私も、
そんな言葉は問題にしないです。(笑)

それは、実際に印刷してみた時に、
感覚的にここは良い、ここは悪いって感じるからです。
技術云々の理屈じゃなく、どう表現したらいいのだろう?
感覚的に感じるんですよ。
料理で美味しいもの食べたら、何が良くて何が悪いのか、
そんな調理行程とか知らなくても、
旨い~~~って、感じるのと同じだと思うんだけど、
作ってる側は理屈を並べたくなるんだけど、
客が拘れないというのは、その人が思ってる程、
他と差がないって事なんだと思いますよ。(^_^;)

「お客が解ってくれないから」
お客が本当に解ってくれないのか?
それとも、解っていて求められていないだけなのか?

それは、謎ですけど。(^_^;)

そして、南河内郎女 さんの経験した
>中にはとっても仕事の粗いとこがありましたね。
>素人が仕事や学業の傍ら出すので、原稿も遅れ勝ちだし資金も豊富にないから、安くて早いとこをどうしても求めてしまうけど、同時にこだわりがあって同人をやっているのだからイイものも作りたい、という都合のいい要求も

この経験は凄く重要な事だと思います。
っで、
仕事を受ける印刷屋さんがこの経験をした事がないと、
お客さんの気持ちなんて理解出来ないでしょうし、
いつまで経っても、お客さんの事解らないでしょう。
解らないという事は、お客さんの望むものは
いつまで経っても提案出来ないって事です。

そして、質を拘らない客が居るとすれば、
それは、お金をドブに捨てても、痛くも痒くもない客です。
例えば、会社の予算という形で、
お金が与えられ、印刷を依頼する担当者として、
会社に嫌々遣われてるような人のする事だと思いますよ。
会社が作れというから、適当に作って、
とりあえず値切って安くしたというような格好だけ
素振りを見せて頑張ったようにして、
作っとけば会社も文句はないだろう…みたいな。(笑)

担当者が自分の会社のように思い、
自分の為に…って強い気持ちがあれば、
いい加減なものを求めようとする気落ちはないはずです。
また自分の為に自分のサイフの中からという
気持ちであれば、何が何でも質に拘るはずです。

事実、自分達の通常の買い物で、
予算の大きな買い物をする場合、
たちまちのお金がなくても
借金(ローンを組んだり、ボーナス払いとか)してでも、
手に入れる事があるじゃないですか。
それは、手持ちのお金の商品に妥協が出来ない
強い気持ちの表れで無駄な金を使いたくないという
思いから出て来る行動ですよね。

客にも当然拘りがあるんですよ。
それが、南河内郎女さんの
同人誌への拘りでもあるったと思います。

結局、拘りのない印刷屋に、拘りのない客が来る。
当たり前の構図だと思います。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://kbrand.blog9.fc2.com/tb.php/812-771c0b9e