
プロのデザイナーに支持される?
ニューデザインパラダイス(クリック)…。
いろいろと、デザイナーのブログを回ってみてると、
ニューデザインパラダイスが支持されてたりします。
ニューデザインパラダイスは、
2006年9月23日に放送を終了したTV番組で、
「21世紀の地球をもっと美しくする事」
を実現すべく、
今最も旬なクリエーターたちが、
まったく新しいデザインの再生に挑む!!
…という番組です。
だけど、ここで紹介されるデザインは、
多くのデザイナーが支持してるのですが、
何に対して支持してるのか首を傾げたくなる内容です。
まず、この番組の基本となってる
デザインの核。
新しさの核となるのは・・・?
デザインの分析→デザインのリセット→デザインの再生
これって、既に矛盾してませんか?
何故、
既存のデザインを分析して、
その後デザインをリセットする必要があるの?
リセットするのだったら分析する必要ないだろうし…。
更には、
既存のデザインの良い部分まで切り捨てられるって事だよね。
何考えてるんだろう?
ここ(クリック)に、その番組で発表されたデザインがありますが、
どのデザインも酷いものばかりです。
今までに無いという「目新しさ」のみで、
今までのデザインが何故そのようになってたのか?
という事は、全く無視されてます。

こちらのデザインは「横断歩道」の
新しいデザインだそうで、
「思わず人が渡りたくなる横断歩道」をテーマに、
新たにデザインを生み出したそうです。
だけど、横断歩道って、
思わず人が渡りたくなって渡るものでしょうか?
思わず人が渡りたくなって渡ってしまえば、
行きたい方向と違う方に誘導されるわけで、
横断歩道を渡る人から考えると迷惑な話です。
それに、通常横断歩道を渡る場合、
思わず渡りたくならなくても、
渡らなければならないと思えば渡るよね。
しかも、このような色を使えば夜目立たなくなります。
何の為に現在白いペイントになっているのか?
という事が完全に無視されています。
また、
道路全面をペイントする事で、
雨の日など滑りやすくなり、事故に繋がる。
「近くに横断歩道あり」という◇のマークや、
道路に書かれた速度表示の数字が
随分前に小さく変更されましたが
何故小さくなったか?
という理由までも綺麗にリセットされ無視されてます。

そして、こちらは、ゴミ袋のデザインだそうです。
日本人のゴミ袋使用量は、1人当たり年間約315枚。
環境への意識が高まり、様々なエコグッズが人気の今、
ゴミ袋も地道な進化を遂げ、
「カラス撃退唐辛子入りゴミ袋」や
「使いたい大きさに七変化するゴミ袋」等の
ゴミ袋があるそうです。
そのような生活に欠かせない「ゴミ袋」こそ、
街自体をキレイにする可能性を秘めているのでは?
というコンセプトでデザインされたそうです。
だけど、
これって単に世界地図をプリントしてるだけだよね。
ゴミを捨てる為の袋にインク使ってコストをかけペイントする。
インクの無駄遣いだし、そのコストは家計に跳ね返ってくる。
更に、街自体をキレイにする可能性って言っても、
朝、ゴミを出しゴミ収集車が来る1〜2時間の時間で
街自体をキレイになるのか?
単なる物の考えだけで、
そこに生活という概念は何処にもない。
それにゴミにデザインしたところで、
ゴミは、ゴミだよ。
ゴミにデザインするよりは、
そのゴミを捨てるゴミステーション(クリック)をデザインして
ゴミの目隠しをする方がマシです。
これらの新しいデザインは、
今すぐリセットしてデザインの再生したいですよ。
結局、
今までのデザインの良い部分も継承されてないのだから、
これらの新しいデザインも
「リセットして、デザインの再生」
と言われても文句は言えない。
その程度の仕事しかしてないのだから。
全くデザインゴッコばかりで呆れるし、
そのゴッコを支持するデザイナーが多いのにも呆れる。
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