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最優秀賞:エコ買い

エコ買い

2006年度新聞広告クリエーティブコンテスト結果発表。
上記の作品は、上記コンテストで最優秀賞に輝いた『エコ買い』という作品です。日本新聞協会広告委員会が今年の夏に実施したコンテストで、過去最多の964人、1379点の参加があったようです。本コンテストでは「若いクリエイターの方々に新聞広告の可能性を広げるような独創的で斬新な作品を創って欲しい」という趣旨で実施されているようです。

でもね、こういうイベントの趣旨って、お約束のように「若いクリエイターの方々に…の可能性を広げるような…」という趣旨なんですよね。呆れるくらい何処も同じような趣旨…。
若いクリエイターに頑張ってもらうのは良いけれど、では、現在のベテランはどうなんだろう?こういう審査は現在のベテランが審査するんだよね?…っで、今回のこの最優秀賞の作品の何処が最優秀賞に選ばれる理由があるのか、私には謎です。

アイキャッチの左下のコピー…。読みにくいのでここに書き出します。

自宅の冷蔵庫に新しい牛乳と古い牛乳があれば、どちらから飲みますか?
古い牛乳からですよね。賞味期限が過ぎて、棄ててしまうのはもったいないですから。しかし、スーパーでは新しい牛乳を選んで買っていませんか?
新しい牛乳から売れていくと、そのぶん古い牛乳は売れ残ってしまいます。日本では毎日約2000万人分の食料が、賞味期限切れなどの理由で棄てられています。
できるだけ、売場手前にある古い牛乳を買いましょう。飽食や贅沢を見直すことで、食料輸送や焼却処分時の環境負荷を減らすことができます。ムダを減らして、CO2排出量を減らしましょう。


…と、このように記載されています。

この最優秀賞作品の各審査員のコメントは、視点の良さを評価している。…との事ですけど、本当に視点が良い?
私は消費者の立場で、この新聞広告を見た時に、非常に怒りを覚えました。確かに、環境の事は考えなければならない問題です。しかし、この問題って、消費者だけの問題だろうか?

まず、比較する対象に無理がある。自宅の冷蔵庫に新しい牛乳と古い牛乳があれば、どちらから飲みますか?古い牛乳からですよね。というフレーズと、しかし、スーパーでは新しい牛乳を選んで買っていませんか?というフレーズ…。お金を払って買った商品と、これから買う商品。選び方が違うのは当たり前です。

消費者がお金を支払うという事が全く配慮されていない。
当然、お金を払ってこれから買う場合、新しいのを選ぼうとする消費者は自然の行動です。また、既に買った商品なら、無駄を出さないように古いのから使っていく、これも当たり前の行動です。なんで、お金を支払い買う時に、わざわざ古いのを選ばなきゃならないの?消費者をバカにしすぎてます。
そして、その作品が、最優秀賞ですから呆れたものです。この広告は、消費者に視線が全く向けられてない。

消費者がお店で買う時に、新しい物を選ぶ事が分かっているのなら、何故、お店で商品陳列する時の工夫をしようと考えないのか?いくらでも、方法はあるはずだ。
そのお店の努力を差し置いて、消費者に、「古いのから買え」という心理が考えられない。消費者の立場に立てない広告業界。私がいつも言ってる事です…。

これが、クリエイターの多くが、バカの一つ覚えのように口にする「エンドユーザーの立場に立って…」の結果なのだろうか?


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