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1995年の規制緩和

改造車検

非常に懐かしい本が出てきました。
約13~4年前に公認改造車検を受けようとして買った
改造申請車検についての本です。

この本を手に入れたのは1994年(平成6年)の事です。

当時は、まだまだ“改造=悪”という印象が強かったと思います。
保安基準適合スポーツマフラーというのが
ようやく世間に認められ浸透してきた頃でした。

それまでは保安基準適合であっても、浸透していないが為に
警察に止められたりというような話もチラホラと聞きました。

今では当たり前のローダウンも当時は違法改造でした。
そして、私は1995年6月に見事公認改造車検を取る事が出来、
晴れて堂々と改造車を乗る事が出来るようになりました。

苦労の甲斐あって、もう警察も怖くありません。(笑)

しかし、しかしですよ、それから3~4カ月。
1995年の9月だったか10月だったかに、

自動車業界に“規制緩和”ちゅうもんが起こったのです。

今まで違法とされていた改造の一部に限っておとがめなし。
ローダウンも最低地上高の9cmを守っていて、
取り付けがしっかりしてれば申請がなくてもOK。


私が苦労して改造申請を行ったパーツの全てが、
おとがめなしのパーツという事になったんですよ。
それまでは違法改造パーツで、
それが急に認められたからと言って
全く問題のないパーツと言われてもピンとこない。


何の為に、手間と時間をかけて、
またお金もかけて公認改造車検を受けたのか…。
しかし、今日、自由にパーツを選んで自分の車をいじれるのは
この規制緩和のおかげでもある。


こういう規制緩和のはじまりは、いつも外圧。

「日米包括会議」というのがあり、
この会議が規制緩和の直接な原因でした。

当時のアメリカ通商代表のカンター氏が
「日本はもっとアメリカの車やパーツを買って
黒字を減らせ!そうしないと、(アメリカが輸入している)日本車には
100%の関税をかけてやる。」

というような脅迫ともとれるような話し合いが行われました。
100%の関税でピンとこない人もいるかも知れませんが、
簡単な話は、日本での車輌価格500万円の車が、
アメリカに渡ると100%の税がプラスされ
1,000万円の販売価格の車になってしまうのです。


それで、当時の通産大臣(橋本龍太郎元首相)が、
「それは困る。そんな事をされたら、日本は潰れてしまう。
…、分かりました。
日本の自動車メーカーにアメリカ工場を作るよう対応します。
そして、日本でのアメリカ製のパーツのつけやすい環境を整えます。
だから100%の関税は止めて下さい。」

という風に答えたそうです。
この「日本でのアメリカ製のパーツのつけやすい環境を整えます。」
という約束の結果が規制緩和に繋がったわけです。
だからといって、アメリカ製のパーツをつける義務はない。
選択はユーザーの自由。
そして、法律を変えるのは、いつも外国からの圧力。

自衛隊の海外覇権だってそうですよね。
日本人が日本の意志で自衛隊の海外覇権を決めた訳じゃない。
日本の国の事なのに、
いつも外国の圧力で変わるのは悔しい事だが、

この規制緩和には

素直にアメリカに「ありがとう」と言いたい。

規制緩和のおかげでメーカー直結の
コンプリートチューニングカーというのも
当たり前に販売されるようになった。

私の愛車、S15シルビアAutechVersionも
規制緩和がなければ誕生してなかった車でしょう。





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コメント


復旧コメント

結構、懐かしいですね。

規制緩和のときは、車好きの友人がえらい喜んでいたのを覚えています。

車というのは人が運転するものですから、
ドライバーに合わせて車が歩み寄る部分も、
やっぱり必要なんでしょうね。
なんだか、ギター改造に似ていますね。
2006/10/16(月) 22:34:45 | URL | しま #-

プラス アルファ

人の欲求って、不思議ですね。
規制緩和前は、今、認められてる事のレベルを、
必死で違法改造していたり…。
規制緩和後は、その違法改造が認められ、
普通に車を購入した段階でそれらの装備が備わっていたり。
しかし、それでは足らず、更にプラス アルファの
違法改造する車が出てきたり…。
規制緩和前から考えると、もの凄い車になっていたり。
結局、認められても、人の欲求って、
止まるところを知らないのかなと思います。

しかし、欲求は無限大のようですが、
本質を見る目というのは乏しいのかな?

改造も人と違うという事にあこがれを抱いて、
車の性能の事に関して言えば無頓着だったりね。(^_^;)

最初のうちは、サスペンションを交換しても、
その運動性能の事は理解してなく、
交換したという優越感だけだったりするんですよね。

ノーマルを乗り尽くして、そのノーマルの動きに不満を感じ、
改善する為の改造をしてる人は、きっとほんの一握りでしょうね。
そういう理にかなった改造をしようとすると、
不用意に改造出来なくなるものです。(笑)

ギターなど楽器の改造って、
まず改造前のものをしっかり弾いて、
そのギターの音の本質を理解した上で改造しますよね。
そうしないと、元の音より悪くなったりするから。
車も同じなんですよね。

でも、車の場合、ノーマルという事だけで毛嫌いして、
不用意に改造して、ノーマルの良さまで殺してしまってる、
車ってゴロゴロしてるんですよね。(^_^;)
2006/10/17(火) 08:21:02 | URL | KOJI #XebSq9g6

そっくりですね。

なんだか、ますますもってギターの改造にそっくりですね。
ギターの改造に大切なのは目的とバランスです。
どうやら、車も同じようですね。

なんの為にサスを変えるのかとか、
エンジン周りをいじる目的はとか。

>改造も人と違うという事にあこがれを抱いて、
>車の性能の事に関して言えば無頓着だったりね。(^_^;)

若い頃は、私もそういう理由でギターを改造したりしてましたから、
すごく気持ちはわかるんですけどね。
でも、まぁ、車はギターと違って命を運びますから、
その分、神経質になる必要があるでしょうね。
kojiさんから見ると、自殺行為な改造なんてのも、
あるのかなって思います。
自分が死ぬだけならまだしも、他人を巻き添えになんてなったら・・・。

そうは言っても、詳しくはありませんが、
私もチューニングカーって好きだったりします。
なんか、内に秘めた性能って、ひかれるものがあるんですよね。
車持ってませんから、自分では出来ないぶんだけ、
羨ましかったりして・・・・。(普段、バイクなんです。)
2006/10/17(火) 22:11:29 | URL | しま #-

調律

>若い頃は、私もそういう理由でギターを改造したりしてましたから、
>すごく気持ちはわかるんですけどね。


私も同じです。
若い頃、知人から譲り承けた中古パーツを
使ったりして改造してましたが、
実は賞味期限が過ぎたような
使い物にならないパーツばかりで、
良いとこなんて全然ないのに、
交換した事で優越感でした。(笑)

車の場合、一歩間違えれば命に関わる事ですが、
当時は若かったんでしょうね。(^_^;)
モータースポーツ(ジムカーナ)を始めてから、
安全や改造に関する意識が多きく変わりました。

改造も「改造」から「チューニング(調律)」に変わりました。
ハンドルを交換するのも、
自分の握りにあった太さのハンドルを選ぶとか、
シートにしても、私は腰痛持ちなので
腰痛を起こしにくいシートを選ぶとか、
自分をサポートしてもらえるような、
自分に合わせた調整の為の改造が今のスタンスです。

昔からキャンプもよくしてたので、
最近では、軽トラックを改造したキャンピングカー
(軽キャンカー)というのも気になる存在です。(笑)

http://www.az-max.co.jp/lakunn001.html
2006/10/18(水) 08:57:19 | URL | KOJI #XebSq9g6

改造とチューニング

改造とチューニングの違いって、良い表現ですね。
すごく、解りやすかったです。

リンク先のキャンピングカーも、
あまりそっち系は気にしてみる事もなかったんですが、
これは、なかなか面白いですね。
ちょっと、欲しいかもって思ってしまいました。
なんか新しい世界を見せていただいたような気がします。
2006/10/18(水) 22:50:17 | URL | しま #-

チューニング

車業界では、改造の事全般でチューニングと呼ばれ、
改造車はチューニングカーなんて言われてるけど、
チューニングの本当の意味は調整とか、調律ですよね。
だから、本当は自分に合うように調整された車が
チューニングカーであるべきだと思っています。

ファッションでも、
私は典型的な胴長短足の日本人体型なので、
既製品のズボンを買うと、必ず足が長く、
裾を切ってもらわなければなりません。
これも、言い方を変えればチューニングですよね。(^_^;)

車だって、万人向けに作られた既製品ですので、
こだわれば、それが必ずしも
自分にピッタリって訳じゃないと思うんですよ。
だから、「ズボンの裾を切る感覚で自分に合わせていく」
というのが私の車へのチューニングのこだわりかな。(笑)

軽キャンカーは、いいでしょ~。(笑)
以前、バニング(ファッション的なキャンピングカー)
という車を買おうと思ってたんだけど、
結局、高過ぎて買う事が出来ませんでした。(汗)

でも、この軽キャンカーなら、230万円~250万円ですから、
なんとか射程距離内かなって思います。
今の愛車も、このぐらいの価格帯の車ですから。(^_^;)
2006/10/19(木) 09:29:52 | URL | KOJI #XebSq9g6

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