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デジタルTV~期待と戸惑い~

某家電テレビ売場

先日9月24日(日)の中国新聞に
デジタルテレビに関する記事がありました。

「見るテレビ」から「使うテレビ」へ。

と言う事で、テレビの歴史の転換期だという。

見出しに「期待と戸惑い」と記されており、
私自身も、「期待と戸惑い」を感じます。
どちらかというと、

期待よりも戸惑いの方が大きいかも。

新聞紙面の指摘では、
デジタル放送のPRに画像や音声の鮮明さは大々的にPRしているが、
機能についてのPRが足りてないと釘を刺す。


確かに、私もデジタル放送に切り替わって、
どんなメリットがあるのか?
そして従来の放送と何が違うのか?ハッキリと理解は出来ていない。


本当に「画像や音声の鮮明さ」しかPRされていない気がする。

そのデジタル放送のメリット1つのPRに対して、
デジタル放送になって起こりうるデメリットは複数も考えられる。

新聞紙面でも指摘があるように、
デジタル放送は大雨に弱く高画質がパッと消えたり、
電波が乱れると画面全体が乱れる事はないが、
画像がブロック状で欠けてしまったりと、
アナログのチラツキの方が良さそうな面もある。

また、番組録画をする際に、
デジタル機器(DVDやデジタルビデオ等)で録画になると、

制限が設けられ複製を制作は作れない。

一度録画したらそれまでで、その後CMをカットし編集して
保存版とするような編集作業も出来なくなる。
そんな事だったら、アナログ放送のままで良い。

また、デジタルの恐ろしさが進歩です。

進歩する事は悪い事ではないが、
短いサイクルで常に買い替えを要求されるような
進歩であると考えものです。


パソコンを想像してもらえれば分かりやすいと思うのですが、
送信される側のバージョンと受ける側のバージョンが、
イコールの関係で初めて便利さが成り立つ。
放送局側のバージョンが上がり、
受ける側である家庭のテレビが対応出来ないと、
壊れてなくてもテレビの買い替えを迫られる。


某電気屋さんの話では
衛生を通じてテレビに内蔵されたソフトウエアを
自動的にアップデートするような仕組みが出来上がってるとの事。

果たして本当にソフトウエアのアップデートだけで対応出来るのか謎です。

うちにある古いパソコン(7年前の機種)では、
パソコンの基本設計が古く最新のOSに
バージョンアップさせる事は出来ません。

従って、ソフトも新しいバージョンを入れる事は出来ません。
壊れてないけど、何も出来ない単なる箱状態で、
置き場の困る邪魔な存在となっています。
当然、買い替えを余儀なく迫られ、
新しいパソコンを買う運命になってしまった。

デジタル放送に対応したテレビも同じ事が考えられそう。

携帯電話だってそうですよね。
古い携帯電話で、最新のサービスを受ける事が出来なかったり…。

テレビも1年2年で機種変更の時代になるのか…?

高額商品の機種変更なんて洒落にならん!
今の時点では、メリットを感じるよりも
デメリットを感じる方が強い。


関連記事
壊れたテレビ そして更に…(クリック)



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コメント


許せます・許せません

アナログで許せたことが、
デジタルでは許せないと言うことはありますよね。

例えば、レコードのノイズは“味”ですが、
CD等のデジタル再生機のノイズは、
耳障り以外のなんでもなかったり・・・・。

TVにしても、今は多少のゴーストに目をつぶれても、
デジタルハイビジョンでの、再生ノイズは許せない!!なんて事になりそうですね。

話は少し変わりますが、個人的な憶測で、
今回のデジタル放送化って、景気回復のための政策なんじゃないかと思ってるんです。
『とりあえず、家電メーカーから潤していこう』的な。

実際、デジタル放送に変わると言うことで、
ウハウハの状況って家電メーカーだけなんですよね。
局の方も、多チャンネル化によって、
CM放送料金が崩壊する可能性が高いというのに、
わざわざそこに、経費を払ってハードを導入しなくてはいけないとか、
家庭の方も、壊れてもないテレビを、わざわざ買い換える必要があります。
(チューナーという選択もありますが)


放送/視聴以外に、製作側にも問題が出てきます。
今の勤務先で、映像コンテンツも作ってますが、
ハイビジョン対応の映像製作って、最終的なマスターを作るのに、
今までの10倍ぐらい時間がかかるんですが、
いくらなんでも、クライアントが10倍の経費を払ってくれるとも思えません。
また、編集する機械も、ハイビジョン対応にしなければなりません。
ちなみに、ウチの会社は、まだハイビジョン対応編集機は導入してなかったりします。

正直、辛いんですよね、経費的に・・・・・。

デジタル怖い

>アナログで許せたことが、
>デジタルでは許せないと言うことはありますよね。


そういうのあります。
レコードのノイズが“味”なのかどうかは、
私には分からないですが、当時レコード聴いてて、
パチパチとノイズが発生すると、
必死でクリーナー使ってレコードの掃除してましたから、
ノイズはやっぱり嫌なものだったのかも知れないです。(^_^;)
しかし、アナログの場合、
「ノイズがあって当然…むしろあるものだ!」と
潜在意識の中で認めてるんじゃないでしょうか?
それがデジタルになるとノイズは無いものとして
潜在意識の中に決めつけられてるような気がします。
ノイズが無いと信じてるところに変なノイズが出ると
気になって気になって仕方ない状態になる気もします。

>ハイビジョン対応の映像製作って、最終的なマスターを作るのに、
>今までの10倍ぐらい時間がかかるんですが、
>いくらなんでも、クライアントが10倍の経費を払ってくれるとも思えません。


今のデザイン制作のDTPと同じような現状かも…。
デジタルになって楽になると言われてたDTPですが、
版下使ってアナログで作業してた時より、
確実に忙しく雑になってる気がします。
本当は時間がかかるところをデジタルを導入し
他社と違うという事をアピールする為に
無理矢理予定を縮めて力技で突っ切って
定着したのが現在のDTPのような気がします。
制作費もDTPになった分、写植等要らないから
安く出来るなんていう話があったものだから
実際に蓋をあけてみたら原価割れしてる物も
少なくないですよね。

極端に言えば、ペン1本があればデザイン出来ていたのに、
現在はパソコンがないとデザイン出来ませんよね。
当然ソフトやフォント等、更にはバージョンアップと
経費ばかり出て行きます。
それなのに、デザイン費は下がる一方ですから。
今まで、写植代・版下代など
クライアントが支払ってた部分を、
パソコンという機械に置き換えデザイナーが
払ってるような物ですからねぇ。

だから、何でもそうだけど、
蓋をあけてみるまで判断出来ません。
今、うちのテレビが壊れて買い替えを考えてるけど、
デジタル放送に対応したテレビは踏ん切りがつきません。
結局、繋ぎに20年前の14型テレビを
引っ張りだしてそれで観てます。(笑)

デジタルにできないもの。

DTPの件は、なんだか良くわかります。
私が、業界に足を踏み入れたのは、ちょうど転換期の頃でした。

これは、極論なんでしょうけど、
『昔、写植等でかかっていた時間を、今はPCのメンテナンスに使っている』
そんな話を聞いたことがあります。

実際、一人のデザイナーにかかる負担が増え、納期を短縮されるのは良いが、
DTPになっても、デザインの時間が短縮されるわけではないんですよね。
結果、デザインと呼べないような雑なものが町中に溢れかえる・・・。

こういうのは、最初にDTPが普及した頃の、
クライアントに対するアピールの仕方に
問題があったんじゃないかと考えています。

マックだから直ぐ出来ますよ、
マックだから安くなりますよ、
マックだから簡単ですよ・・・・・

アナログからデジタルに変わっても、
発想そのものが、簡単にできるようになったわけじゃないですし、
デザインの価値は、デジタルでもアナログでも変わらないはずなんですけどね。

猫にパソコン、ブタにパソコン!

>DTPになっても、デザインの時間が短縮されるわけではないんですよね。

そうですね。
実際にはデザイン側に時間の短縮は一切ありません。
短縮されてるのは、製版作業ですから。

DTPでデザインするという事は、
組版中に同時に製版してる感覚なのですよね。
昔の版下からの製版と違い、写植などの段差による
影やゴミ・ホコリによるフィルムのキズなどの
修正作業が全く必要なくなります。
更に現在はセッター出力で
フィルムすら使わないですからねぇ。

伝統的な写真製版(アナログ製版)では、
組版部分以外での網掛けや、写真の張り込みを、
製版の過程において行なってましたし、
また、それに先立って、貼り込む写真を分解して、
網目とする作業が含まれるてました。
しかし、この作業も必要なくなりました。

製版は凄く楽になってるのに、製版から印刷までの時間、
料金は版下時代とあまり変わってないように思います。
何故かデザインする時間や料金が必要以上に
削られているように感じてならないです。

だから、私はDTPの仕事を
あまり承けなくなったのですけどね。(^_^;)

>デザインの価値は、デジタルでもアナログでも変わらないはずなんですけどね。

いくら最新の高価なMacを導入しても、
考えるのは人の頭ですから。
いくらソフトのバージョンがUPしても
Macが良いアイディアを出してくれるなんて事は
絶対にないですから。
所詮、道具に過ぎないですからねぇ。

道具の性能が上がってるのに
つまらないデザインが増えたと感じるのは、
「道具に踊らされてる人が増えたからなのかなぁ~」
なんて感じる事もあります。

自分のイラストを見せても、まず返ってくる言葉は、
「ソフト何使ってるの?バージョンはいくら?」
という質問ばかりですからねぇ~。(^_^;)

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