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北田康広デビューCD『ことりがそらを』

ことりがそらを

北田康広 氏のコンサートの仕事が決まってから、
色んなところから北田康広 氏の情報を得ようとしました。

しかし、
情報を得ようとすればする程、
音楽性の事はあまり語られる事なく、

『全盲のピアニスト&バリトン歌手』であると言う
『全盲』という障害への事、そして今まで苦労して来た事しか
情報が出てこない状況でした。


一度、北田康広 氏の歌を聴いてみたいと
サイトで見つけた曲は、名古屋で流されてる
人権のCM(差別を撲滅するという内容)かなにかで歌われてた曲で

非常に重く感じられました。

その時、私は…、
「これは、私自身楽しめるコンサートじゃないなぁ~。」
という印象でした。正直、頭抱えました。

私が楽しめない。

『ポスターを創る側が楽しめてないのに、
そのポスターを見るお客さんに楽しんでください。』って、
そんな事、完全に嘘のポスターになってしまう。


それで、本当に北田康広 氏の音楽を知る為にCDを手に入れて、
障害者という前振り抜きで

『純粋に北田康広 氏の音楽としてどうなのか?』

聴いてみる事にしました。

そしたら、最初に色んなとこから情報を集めてた

マイナスの要素が嘘のように晴れ渡りました。

音楽が物凄く澄みきっていて、それでいて奥深いのです。
なんだか、周りのメディアや関係者が、
強いマイナスのイメージをもたれてるのかな?
そんな印象さへ感じました。

彼の音楽性の良さはあまり語られず、
『障害』と『辛い生い立ち』の事ばかりが伝えられ、
1人の音楽家として凄く勿体無い気がします。


CDのジャケットデザインも、その関係者のマイナスのイメージが
全面に押し出されてる気がします。

名古屋の人権のCMも
差別を無くそうと言いながら、CMを創ってる側が
無意識に差別してるようにも感じ取れた。


何故、障害を持っている事を、

北田康広 氏の音楽性よりもアピールしなきゃならないのか?

このCD…というか、北田康広 氏の音楽を聴けば、
必然的に彼がどれだけ努力をして
ここまでの存在になったのかは理解できると思います。
純粋に彼の音楽でアピールすれば良い事なのに、
なんで障害を全面に押し出すんだろうね。

メディアからすれば、その方がドラマチックに演出でき
多くの人の共感を得やすいと考えてるのかも知れないけれど、
逆にそれが彼の事を差別してると思うし、
彼の活動の悪影響となってる気がします。

実際にCDを聴いてから、CDを聴く前に思い描いてた
自分のイメージが180度変わった事に、


ある意味ショックを受けました。

案の練り直しが必要になった。(^_^;)






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コメント


その昔、スティーヴィー・ワンダーの歌を、いいなぁと思って聴いていましたが、彼が全盲だと知ったのは、わりと後のことでした。

大江光さんでしたっけ?(大江健三郎さんの息子さん)の音楽も、知的障がい者であることとセットで語られていて、なんだかなぁと思ったことがありまして、日本独特の売り方なのかな?とも思ったり・・・
「作品」がよければ、付加的な情報なんて必要ないのに、J-POPなんかでも、中身よりもイメージ優先で売れてるような気がしてしょうがないです。
それだけ日本人に、見る目がないってことなのかなぁ・・・

視野の狭さ

私も、スティービー・ワンダーを知った時、
全盲だとは知りませんでした。
全盲と知ったのは、chobiさんと同じように
随分後の事でした。

それだけ、彼の優れた音楽性が先行して、
才能が優先され、障害という事は、
2の次、3の次って感じですよね。

moritoさんから教えて頂いた、
http://artshrine.blog9.fc2.com/blog-entry-238.html
http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD17362/index.html

アンドレア・ボッチェリやダイアン・シューアも
障害を抱えてるけど、スティービー・ワンダーを含め、
彼らは障害ではなく純粋に音楽で勝負してるし、
音楽で純粋に認められてます。

世界に目を向ければ、そうやって頑張ってる人は多くいて、
北田康広氏だけが特別なんじゃないのだけど、
何故か日本の売り込みには、
人の『情』を利用した形をとってるんだよね。
『情』で聴いてもらっても、
北田康広氏は、きっと嬉しくはないでしょう。

それに私は、『情』で訴えかけなくても
北田康広氏の音楽は優れた才能であると思います。
その優れた才能を周りの人が見出せてないから、
彼の音楽性をそっちのけで、全盲いう障害の事だけ
宣伝してるんだろうなと思います。

北田康広氏の存在を始めて知り、
どういう人なのか、どういう音楽をする人なのか、
調べた時に、障害の事しか宣伝されてなかったので、
音楽家としての北田康広氏の事が全然見えてこなかった。
『障害の事は分かったので、肝心の音楽は?』…、
それは何処にも語られていない。

これって、1人の音楽家として
最悪な宣伝じゃないですか?

正直、北田康広氏の音楽に対して
『重苦しい』というイメージしか持てなかったのです。

その業界に携わり発信する側の人が、
どれだけ、自分達の業界の事を知らな過ぎるのか、
cnobiさんの言われるように
見る目が無さ過ぎるのかって事ですよね。

スティーヴィーの事を「盲目」などと呼ぶ人はほとんど居ないですよね。レビューにも「盲目」なんて言葉は無いし、必要もありません。

「情のどこがいけないの」とか言われそうだけど、そういう人には「盲目じゃなくても聴きに行ってましたか?」と訊いてみたいですね。NOならその人が観に行ってるのは何なのか。YESなら盲目について触れる必要も無い。

ボニー・タイラーの最新CDのオビに「女ロッド・スチュワート」なんて書いてあってビックリしました。デビュー当時は確かに言われてたけど、30年近いキャリアを積んでる人に対して、まだそんな風に言うかなぁ?と。すでにボニー・タイラーとして知られてるし、ボニー・タイラーを知らない人はロッド・スチュワートに例えてもロッド・スチュワートを知らないのでは?って思うんだけど(笑)
ボニーを知らない人にも聴いてもらうために「女ロッド・スチュワート」って書いてるんだろうけど、それって誰をターゲットに売ってるの?ってすごく疑問。当然買ってくれる長年のファンには全く無意味な(というか失礼な)コピーです。有名音楽ライターがそういう事するかなぁって思う。
十数年前のライナーには「女性版ポール・ヤング」って書いてボニーの歌唱力を讃えてました・・・ポール・ヤングのほうがボニー・タイラーより後輩だっちゅーの!(笑)

見出せない本当の価値

本当に伝えなければならない事が伝えられていない。
まるで、知らない人が、知らない人に向けて、
訳の分からない寝言を伝えてる感じです。

私は、今回の北田康広氏の件で、
物凄く考えさせられました。
それと同時に、日本人の「物事を見極める目の疎さ」を、
まざまざと思い知らされました。

こんな状態で正しい価値判断が出来てるのだろうか?

身内の盛り上がりによる
「裸の王様ごっこ」でしかない気がします。
これじゃ、本当に良いものが発信されないし、
良いものも悪いものも同じような扱いにしかならない
って感じました。

コメント入れさせて戴きます。
私は今年の2月に神辺で北田康広さんのコンサートを主催した者です。
北田さんを話す上で、確かに障害のことは切り離せないかもしれません。
全盲でピアニストの方は全国にも、もちろん海外にも多くいらっしゃいます。
しかし、9月のサンパルさんのコンサートをご覧になれば、北田さんの素晴らしさに感動されることと思います。それは、一級のピアニストとしての確かな技術、そして心の奥に語りかけるようなやさしいバリトンの歌声に表れていますよ。

素晴らしいコンサートになります

♪kazさん

どうも、はじめまして。

>しかし、9月のサンパルさんのコンサートをご覧になれば、北田さんの素晴らしさに感動されることと思います。

はい。
私も素晴らしいコンサートになると思います。
北田氏の音楽は、CDを聴いてみて、
初めて、その良さを知りました。

ただ、その“良さ”を関係者だけが知っててもダメなのです。

お金を支払いチケットを買い、
会場まで足を運んでくださるのは、お客さんなのです。
そのお客さんに、
北田氏の音楽は素晴らしい
と知ってもらえなければ、
お金を支払ってまでチケットを買ってくれないのです。

私が、この仕事に取り組み始め、
いろんな場で情報を調べたとき、障害の情報ばかりで、
私自身、客の立場として、
北田氏の良さを感じることが出来なかったのです。

仕事の為、半信半疑でこのCDを手に入れ聴いてみて、
初めて良さを知ることが出来ました。

でも、一般の人は、こんな半信半疑な気持ちで
CDなんか買ってくれないし、
広報が障害の事ばかりで音楽性が語られてないと、
なおさら足が遠のいてしまいますよね。

そういうところで、
素晴らしい方なのに凄く広報で
損をしてるように感じました。

ここで、私の思っていた気持ちを包み隠さず語り、
最初のイメージと実際にCDを聴いた後の
イメージの変化を知っていただくことで、
北田氏の音楽性のアピールになればと思っています。

そして、
サンパルのコンサートポスターでも、障害の事は、
ついでの情報として、北田氏の良さの部分が
アピール出来たのではないかと思っています。

今の私は、素晴らしいコンサートになると
自信を持って薦められます。

KOJIさんの書かれているとおりです。
主催スタッフでも、実際に北田康広さんご夫妻のコンサートに触れたことがあるのは私だけ。
協力してくれる一人一人に北田康広さんの素晴らしさを訴えました。
その時に、障害の話は不要です。北田康広さんのCDを聞いてもらい、そのピアノの音色、歌声、そして実際のコンサートのハートウォームな内容を積極的に伝えました。
誰も見たことがないのに、ステージの北田さんの熱いトークを思い浮かべてもらいました。
そう、北田康広さんのコンサートは北田康広さん一人のコンサートではないのです。
大変仲の良いご夫妻の暖かいコンサートなんです。

チケット販売は大変でした。
我々のコンサートは有志で主催しましたので、満席にならなければ発起人の私個人に出費を強いられます。
お客さんが入らなければ何十万もの持ち出しを覚悟しました。
赤字にはしたくない、義理でお願いしてチケットを販売すれば机上では成功するでしょう。
しかし、当日のコンサートで空席ばかりだと、それはコンサートが成功したことになりません。
そんな収支だけ合ったコンサートはプロに任せて、
北田さんの素晴らしさを広めたいと願う私は、「行きたい」「行こう」と言ってくださる方にのみチケットを販売することに徹することにしました。
(家に戻れば女房に預金を減らすことになるかもしれないと説明しながら)
一人、また一人と説明する時に「障害を持たれているのに」とか「全盲でも」という言葉を発する必要はありませんでした。
目の前でCDを聞いてもらい、私が捕捉的にステージの様子を説明するだけです。
ご夫婦の仲の良さ、奥様のピアノ、北田さんのおやじギャグ、そのギャグを後でクスッと微笑んで聞いている奥様、素晴らしいお二人のピアノ、歌、トークとコンサートの模様を伝えるのに苦労は有りません。
そして、本当に「行きたい」という方にだけチケットを販売しました。私の持ち分130枚完売。
他のスタッフも完売してしまいました。

結果は、チケット販売268枚、当日用意した神辺文化会館の260席が満席となりました。

そして、このコンサートを機会に多くの方達の協力や励ましを受け成功を収めました。
このコンサートで多くの友人が出来たことも、達成した感動を味わったのも、きっと北田康広さんご夫妻のパワーなんですよ。

サンパルさんのコンサート、応援しております。
当日、会場でKOJIさんとお会い出来れば幸いですね。
KOJIさんが思いを描かれたポスター、早く拝見したいですね。楽しみにしています。

ありがとうございます

>「チケット販売は大変でした。」

これは、私たちも同じように感じます。
いくら素晴らしいと知っていても、
お客さんは「知名度」というところでしか判断されないし、
毎回毎回、
「どうやったら満席に出来るか?」
という事ばかり考えてます。(^_^;)

もちろん、コンサートは素晴らしい物を用意する
ということは前提での
「どうやったら満席に出来るか?」なのですが…。

来てくれたお客さんは、
必ず「良かった」と言って帰ってもらてるのですが、
その前の足を運んでもらうまでがホント大変ですよね。

>当日、会場でKOJIさんとお会い出来れば幸いですね。

そうですね。
おそらく当日、私は、
首から名札をぶら下げて駐車場整理とかの
お手伝いをしてると思います。

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