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前回と同じじゃつまらないので見せ方を変えて…

死の淵からマツダを復活させた1本のビデオ
新型デミオの主査は「もう八方美人で誰にでも好かれようと思って車を作るのは止めます」と言った。アテンザとCX-5のマイナーチェンジで取材した主査は「50%の人に好かれたら、50%の人に嫌われてもいいです」と言った。
二つの取材はほぼ半年間が空いていて、主査という肩書こそ同じだが、全く別の人物の発言だ。にも関わらず奇妙に同じニュアンスが漂い、言わんとすることは同じに思えた。「Zoom-Zoom」のようなスローガンなら共有されていてもおかしくないが、内容は同じでも表現方法はまるで違う。それらの発言からは、どうも何かの理念が共有されているように感じられた。

2人の主査から出た「同じ言葉」
例えば、アテンザはマイナーチェンジで外観がほとんど変わっていない。普通なら販売サイドから突き上げられる。「もっと違いが分かるようにしてくれ。」筆者が販売担当でも当然そう言う。そして「そりゃ他の部署にも都合はあるよな」と大人の事情を飲み込んで、デザインを一目で分かるように変えるわけだ。組織と言うのはそういうものだ。多くの部署が、それぞれの都合を綱引きする事で着地点が決まる。
しかし「変えるために変えることはもうしない。それはメーカーの都合でしかないから。」と主査ははっきり言った。もちろんそれは理屈として正しい。
何か不具合がある。或いは、より性能を上げる為に変える。改良とはそういう事だし、本当にユーザーの為に商品を作ろうと思えばそうなるはずだ。必然性もなく、ただ新型を分かりやすくアピールする為に変える必要は確かにない。

そこまでは、物を作る立場の人なら誰もが考える事だろうが、その正論を組織の中で実現するとなると話は別だ。あなたが何かの組織に属しているなら「こういうの無意味だよな」という事に日々直面するだろう。そういう無駄に気付く事は、そんなに難しい事ではない。大人として真面目に仕事をしていればみんな気付く。だが、社内を改革して「無意味な事を止めさせる」ことが果たして出来るだろうか?

THE PAGE 2月8日(日)14時30分配信より抜粋)


この言葉、凄く分かるなぁ。サラリーマンデザイナー時代に、シリーズ物のデザインをしていて、第2弾、第3弾と企画される時は、必ずと言っていい程、前弾より明らかに変えたと一目で分かるデザインを要求されたっけ。

でも、コンセプトワークであるデザインは1つのコンセプトで最良のデザインは1つしか無いわけです。その最良の1つを創る為に、じっくり時間をかけてアイデアを沢山出し、徐々に1つに絞り込んで完成させてるわけだから、不具合を修正するといった理由でもない限り、違うパターンのデザインなんてあり得ないのですよ。

同じコンセプトのものなのに違うパターンのデザインを創ると言うのは「色々考えてますよ」とクライアントにアピールする為のパフォーマンスに過ぎません。現実には単なる無駄な行為でしか無いだけじゃなく、時間をかけて最良のデザインを導き出した完成品を壊し悪くしてる愚行でしかないのです。

「前回と同じじゃつまらないので、見せ方を変えて。」って安易に言うような人は単なる素人だと思う。



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