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ケーニッヒ512BBi

ケーニッヒ512BB

懐かしい写真が出て来たので…。
このクルマは、子供の時に流行ったスーパーカーで
ランボルギーニカウンタックと人気を分けた
フェラーリ512BBをベースに
ドイツ(当時は西ドイツ)のチューニングメーカー「ケーニッヒ」が手掛けた

超ド級のスポーツカーです。

ベース車のフェラーリ512BBとは、最高速は302km/h、
リトラクタブルヘッドライト(隠しライト)をノーズに持ち、
エンジンはミッドシップマウントというものであった。

その最たるものが、先ほど出てきたランボルギーニカウンタックですが、
そのルーツをたどると、このフェラーリにたどり着く。

フェラーリは、車の事詳しくない人でも一度は聞いた事のある、

有名な自動車メーカーです。

元々がレーシングカーメーカーであったフェラーリは、
そのクルマ作りはレースシーンからの技術が市販車へと生かされています。

フェラーリ512BBは12気筒水平対向5リッターエンジンを搭載する
古き良き時代のスーパーカーです。

512の「5」はエンジン排気量5リッターを、
「12」は12気筒エンジンを表しています。
「BB」は、ベルリネッタボクサーの略で、
ベルリネッタはイタリア語でクーペを意味し、
ボクサーは水平対向エンジンの
ピストンの動きから名付けられています。


そのピストンの動きが、

ボクサーのくり出すパンチに似ていることに由来しています。

水平対向エンジンは、ピストンの往復運動が水平な為、
エンジンを薄く作ることができます。
その薄さを利用しギヤボックスをその下にレイアウトする事で
メカニズムをコンパクトにまとめることができるのです。

その分、室内空間にゆとりが生まれるなど
居住性を重視していることも見逃せない。

更にボクサーエンジンであるピストンは、
互いに力を打ち消し合いエンジンの
振動を少なくする事にも一役買っています。

その為フェラーリは快適に移動する為の
ツールとしても考えられるクルマ作りをしているのです。

ケーニッヒは、そんな洗練されたフェラーリの512BBを

限り無くモンスターに仕上げてしまった。

チューニングメーカーであるケーニッヒ。
本来チューニングと言えば、調律とか調整という意味です。
クルマの用語では多少ニュアンスが違うものの、
お金をかけてパーツを取り付けるだけではなく、
セッティングが出来て初めてこう呼べるものなのだが、
このケーニッヒはセッティングはもちろんの事、
それ以上の手を施し、


全く別の車へと生まれ変わらせている。

そして、クルマのボディラインから計算され尽くし
芸術品と言わんばかりの美しさも同時に手に入れている。

ベース車である512BBは、
洗練されたフェラーリのクラフトマンが、
こだわって作ったと言えど、
今見ると流石に古さを感じてしまう。

しかし、同じ512BBでありながら、
別物に仕上がったケーニッヒ512BBiは

今見ても全く古さを感じさせないのが凄い。

アバウトで陽気なイタリアのクラフトマンが作り上げる芸術品を
勤勉さと完璧さを持つドイツのクラフトマンの調律が合わさった、
見事な造型美だと思う。


バブル期には、このケーニッヒを真似て、
日本車にボディメイクを施したニセモノが多く出回っていたが、

最近は全く見なくなりましたねぇ~。

というか、本家本元のケーニッヒ自体聞かなくなった。

今、ケーニッヒは今どうなってるんだろう?



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コメント


元カークラフト代表者より

初めまして、ネットを見ていたらケーニッヒの画像を見つけました。
この車の画像は私がドイツより1987年12月に輸入した、フェラーリ512BBのツインターボです。写真は私の会社の室内で撮影されたものです。とても懐かしくて思わず書き込みしました。こうしてこの車を愛してくれている方がいらっしゃってとてもうれしく思います。現在512BBは私の友人の所に当時のまま保管されています。
とても綺麗ですべてのコンデションも最高の状態で展示されています。何かケーニッヒで知りたいことがありましたらお答えできますので、頑張ってこのブログを続けてください。

はじめまして。

まさか、この写真のケーニッヒを輸入された方が私のBlogに来られたとは驚きです。しかも、当時の憧れのようなショップの元代表さんとコミュニケーションが取れるのは何とも光栄なことです。ネット様様ですね。

実はこの写真は、1988年の「モーターファン別冊チューニングスペシャル」という本からの写真です。その中にあるカークラフトさんの記事に使用されていた写真です。

当時、私はチューニングカー、得にボディメイクされた車に強い憧れを抱いていまして、その憧れの中でも頂点に位置してたのが「ケーニッヒ」でした。いくら憧れても私には手に入れることが出来ない非常に高価な車なので、本やビデオなどで画像を眺めるだけでした。今も、その状況は変わることはないのですが…。(笑)

ボディメイクされた車というのは、大量生産を目的とされた機械によるプレスでは絶対に出せないラインを職人さんがじっくりと手塩にかけて創り出すので、何とも言えない美しさがありますよね。私は、その美しさに引かれました。今も、その美しさに憧れています。

しかし、時代なのか、職人の技よりも機械による大量生産の合理化がもてはやされてるのか、いつしかそういうボディメイクされた車を見る事がなくなった気がします。ただ見てるだけでワクワクできる車というのが減ってきたのは、凄く残念な気がします。

これは、私の仕事であるイラストでも言えることなんですけど…。スピード・安価がもてはやされ、純粋に見てワクワクできるイラストが減っているので、せめて私だけでもという感じで、今の時代にウケない純粋に見てワクワクできるイラストを目標に描いてます。(笑)

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