
大量買いされた『AKBのCD』のヒドい末路
第4回選抜総選挙の投票券が封入されたAKB48のシングル『真夏のSounds good!』が発売され、初回出荷枚数は200万枚を突破、初日の売り上げは117万枚を超えた。“CDが売れない”といわれて久しいこの時代に、爆発的なセールスを繰り返すAKB48。
虚しい…。非常に虚しい…。これが売れてる音楽、これがミリオンセラーのあり方?
さっき近所のゴミ集積所にゴミ出しに行ったらCDがパッと見で150枚位捨てられてたんだけど、よく見たら昨日発売されたAKB48のやつだった件…。(2012.05.26 09:22 twitter)
最新CD売りにいったら1枚5円だった、ガソリン代のほうが高い(出典 twitter)
図書館に寄付すると、いつも迷惑そうな顔で受けとられる(出典 web R25)
先日、景品法違反じゃないのか?(当Blog内リンク)AKB総選挙の選挙権を得る為にCDの大量買いについて書きましたが…、総選挙後に問題となっているのは、町のゴミ収集場所に捨てられたCDや不法投棄された大量のCD…。
伝えられる報道で、AKBメンバーが「センターを得る為に自力でのし上がれ!」だの、更に言われたメンバー達が「宣戦布告」だの、総選挙をネタが加熱してるようですが、メディアもAKBの総選挙を報道するなら、最後の最後、このような問題点もキッチリ報道するべきでしょう。
視聴率が取れそうな話題だけの報道なんて必要ない!ニュースのあり方は何なのかメディアも考えるべきだろうと思います。
また、このような販売戦略というのはAKBの総選挙に限った事ではないと思います。ペットボトル飲料や缶飲料に付けられたオマケもそう。本が売れないから付録を付ける事も同じ。結局は何を売りたいのか、何を買ってもらいたいのか…。焦点がボケまくってしまってる。これを販売戦略と言ってるようではつまらない。結局は、このAKBの総選挙にしても、日本の幼稚な社会としての総合的な問題の1つでしょうね。
