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2023 081234567891011121314151617181920212223242526272829302023 10

目の錯覚と思いきや

赤味の強い写真

難問だ!別々に撮影された写真を合成して1枚のビジュアルへと加工してるのですが、校正で2人の肌の色を揃えて欲しいとの要望がありました。

撮影場所も違うし撮影時のメイクも照明等の機材も全然違う写真なのに肌の色を揃えるなんて…。いや、肌の色を同じように近付ける事は可能です。しかし、それに伴って服や背景等、肌以外の色もバランスが崩れて、妙な写真になっちゃうんですよ。肌の赤味が強いから赤味を抜くと背景の赤味も無くなってしまう。マスク処理という方法もあるがマスクとの境で違和感が強くなるし…。
まぁ、本音を言えば、基本的に写真は「撮影された時の色に合わせる」というのがデザインのルールです。だから写真には写真を撮るプロのカメラマンが存在してるのです。下手にパソコンで色身とか弄れるようになったものだから、その辺のルールみたいなものが曖昧になってしまってますけど、キッチリした仕事はそこの部分は絶対に曖昧にはしないのでしょう。

そうは言っても、地方のコンサート企画です。プロダクションから試供された写真を使ってますので、その仕事の為に撮影されてるのとはわけが違います。色身を合わせる事がどうしても不可能ならば、人の目のいい加減さを利用して誤魔化す方法をとってみようか…。そう、目の錯覚というやつです。

木住野佳子さんの肌色から赤味を消し藤原道山の肌色に合わせる

赤味の強い肌から視線を紛らわす為に、バックに赤い花弁を散らしてみました。ちょっとは顔が白っぽく見えるかなぁ~?
あぁ、でもこうやって見比べるとかなり赤味が消えてたんだなぁ~。全然、目の錯覚じゃないじゃん!



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まとめtyaiました【目の錯覚と思いきや】

難問だ!別々に撮影された写真を合成して1枚のビジュアルへと加工してるのですが、校正で2人の肌の色を揃えて欲しいとの要望がありました。撮影場所も違うし撮影時のメイクも照明等の機材も全然違う写真なのに肌の色を揃えるなんて…。いや、肌の色を同じように近付ける事...