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TRUST GRACER AERO STYLE シルビア

TRUST GRACER AERO STYLE シルビア

空気を味方にする事で秘められたパワーを引き出す。
TRUSTの挑戦。「機能」と「美」を融合させたエアロダイナミックフォルム。

TRUST GRACER AERO STYLE シルビア

S13がデビューして7年目の1993年、シルビアがS14型にフルモデルチェンジを迎えたのと同時期ぐらいに発表されたのが、このトラスト・グレーサー・エアロ・スタイル・シルビアだ。

シルビアはS14に移行されてしまったけど、S13シルビアはトランスフォーマー達にとっては、まだまだこれからの現行車であると言い切れる車でした。パフォーマンスの高いエンジンに、走る喜びを教えてくれるFRの駆動方式、スタイリッシュなボディパーツの豊富さ、加えて手頃なベース車輌価格に人気は過熱。

それを見越してか、マフラーを始め足回りやその他の機能パーツを手掛けるトータルチューンナップメーカーであるTRUSTが1台のシルビアを完成させました。このシルビアは見ての通り外装パーツとしてスタイリッシュなエアロを身にまとっています。

TRUSTの開発陣がこのエアロに求めたものは、機能するエアロパーツとして2つの効果をうまくバランスさせる事にありました。その2つの効果とは、ひとつにダウンフォースを高めるという効果であり、もうひとつは、整流させるという意味での効果です。しかし、この2つの特性は、全く相反する特性になる。整流というのは如何に空気を流すかにポイントを絞り、ダウンフォースを高めるというのは、単純に言えば、空気抵抗を増やすという事である。この全く違う特性をどちらか一方に片寄るのではなく、上手くバランスさせることがエアロをデザイン、製作する上での重要なポイントとなったようです。

外観上ですぐさまそれを知る事ができるのは、やはり巨大なリアウイングである。
単にデザインだけを突き詰めれば、こんなにハイトの高いウイングにしなくてもいいが、機能として考えた場合、ハイトが低くボディに近いウイングは本来の役割を果さないのである。というのも、車の速度が高速になればなるほど車の後部、ちょうどトランクの上あたりは空気の密度が低くなり気圧が低下します。極端に言えば負圧の状態になる為、ハイトが低くボディ側に装着されているウイングは空気抵抗にはなるが、ダウンフォース及び整流効果を得る事が出来ないというわけである。

この一番良い例としてフォーミュラーカーを思い浮かべて欲しい。整流効果はボディで補えるので、ウイングはボディよりも遥かに上に装着されている。これは明らかにダウンフォース効果だけを狙ったものなのです。ダウンフォースを求めるのであればボディからできるだけ離すやり方が有効的であり、このシルビアのリアウイングもそういったことからデザインされています。

また、エアダム部の曲面が美しいフロントスポイラーも機能するエアロとしてのパフォーマンスの高いデザインが採用され、それはフロントスポイラーに開けられた開口部とリップの突き出し方からも伺い知ることができます。5分割のエアイントレットは大幅な冷却効果が得られるよう、折込が設けられており、多くのフレッシュエアを取り入れられるように製作されたもので、これは同時に車を仕上げていく上でも大いに役立つようにデザインされています。

例えば、それがタービン交換を行った際にインタークーラーの冷却ダクトであり、オイルクーラーを追加した時に必要となるエアダクトにもなる。こうした後の事まで考えたエアロデザインはトータルチューンナップメーカーならではの配慮だといえるでしょう。

もちろん、この車にはこのエアロの機能を十分に活かしたチューンが施されており、TRUSTがかねてより開発を進めてきた新システム、MKL(メカニカル・コンプレッサー)が組み付けられていました。ベースとなったユニットはCA18DEのノンターボ、いわゆるQ'sですが、このシステムはCA18系・SR20系を始めその他の車種にもEXマニホールドさえ交換すれば装着可能となっています。

このMKLシステムを詳しく説明すると、厳密に言えば遠心式スーパーチャージャーと呼ばれているもので、コンプレッサーハウジングは従来のターボと同じものを使用し、プーリーの入ったメカニカルコンプレッサーをこれにジョイント、クランクプーリーから引いてきたベルトによって駆動する方式を採用しています。しかも、このMKLに使われているプーリーはクランクプーリーからの回転を13倍に増幅できるように作られている為に、アイドリング時でもMKLのプーリーは13000rpm近くまで達します。

この事がどういう効果をもたらすのかといえば、今までのターボ車のネックでもあった低回転域下でのトルクを引き出す事ができるようになりました。また、MKLのプーリーはターボが効き始めても回転し続けている為に、タービンブレードの惰性状態。いわゆるターボラグが起こらないレスポンスの良さが大きな特徴であり、このシステムの優れてる点でもあります。
このシルビアに装着された仕様は、TD06S-20G+メカニカルコンプレッサーの組み合わせで、レスポンス+トルク重視となっています。

TRUST GRACER AERO STYLE シルビア

(写真:左)5分割のエアイントレットはブレーキの冷却効率を高めるだけでなく、大型のインタークラーやオイルクーラーを装着した際にも役立つように設計されている。
(写真:中)ダウンフォースを求めると、このくらいハイトの高いウイングでないと効果はでない。このウイング形状は空力性能を極限まで利用する為の現れである。
(写真:右)MKLがボルトオンされたCA18DE。スーパーチャージャー+ターボのMKLシステムは全域トルクフルという言葉がピッタリ当てはまる。


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