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安い買い物って何だろう?

懐かしいラジカセ

私が中学の時に買ってもらったラジカセと同型品です。確か、定価は79,800円だったと思います。当時、ラジカセに7~8万円なんて当たり前だったし、勿論、価格の安いラジカセもあったけどハッキリ言って眼中に無かったです。価格が安いと言う事は価格也の商品でしたから。

実はこのラジカセを買う時に、雑誌の広告に出てた定価59,800円のラジカセが欲しかったのです。デザインが良かったから。そして、親に連れられて電気屋さんに行ったのですけど、そこに、上記写真のラジカセが展示されてまして、音にそれほど詳しくない父が音を聞き比べて、同じ買うならコッチの方が良いのじゃないか?と薦めてきました。

最終的には、このラジカセにレコードプレーヤーを繋ぎ、ダビング用にカセットデッキを繋ぎ、3Wayの外部スピーカーを繋ぎ、屋外に立派なFMアンテナをかかげ、ちょっとしたコンポ状態にまで拡張させました。そして、社会人になってAVアンプとチューナー、CDプレーヤーを購入して、それまでアンプ代わりになってた、このラジカセは購入から10数年使用して引退しました。そこまでマニアックな事に対応出来るラジカセが今ありますか?(笑)

オーディオマニアじゃないけど、いろいろ拡張して凄く楽しめました。最終的な3Wayの外部スピーカーに至るまではお金が無いから、ゴミ捨て場に捨てられてるテレビからスピーカーだけを分解して、自作でスピーカーBOXを創ってました。スピーカーの製作キットなんかも普通にホームセンターで販売されてたし…。今だと完全にマニア扱いだよね。でも、当時はそれが普通の事でした。一般の人がマニアの域でした。マニアはもっと凄い事やってたしね。

でね、最初に私が欲しがってた定価59,800円のラジカセでは、ここまでの拡張は出来ませんでした。父の一言が無ければ、レコードプレーヤーが欲しいから、コンポ(当時は最低でも10万円してた)を買ってと強請ってたかも知れません。結果的には2万円高いラジカセを選んだ事でコンポを買わずに済んだし、拡張させて行く事で最低限のお金を注ぎ込む事で満足出来てました。ラジカセ単体で考えると高価な品ですけど、トータルで考えると非常に安上がりだったと言えるでしょう。

高い物に憧れない時代の背景
「4000円のシャツが高い」と感じる、イマの世の中はヘン?

「いつかはクラウン」―。今の若者でこのキャッチコピーを知っている人はどのくらいいるのだろうか。かつて車といえば「経済力を示すステータスシンボル」であった。しかし今は“憧れ”といった思いは徐々に薄れ、車は単なる移動手段という意味合いが強くなりつつある。
高い物にこだわらず、むしろ安くていい物にこだわる。こうした消費者は増えてきており、いわゆる“富裕層”と呼ばれる人にまで広がってきているのではないだろうか。高い物に憧れない背景に、一体何があるのか。

【城繁幸×赤木智弘「低年収時代よ、こんにちは」:「4000円のシャツが高い」と感じる、イマの世の中はヘン?】(外部リンク)

(Business Media 誠 - 08月16日 17:00)


引用の記事に『高い物に憧れない背景』というように、『憧れ』と表現する事に私は違和感を覚えます。そもそも、高い物を買うという事は『憧れ』でも何でもなく物の価値を見極め良いと感じたら、他を我慢してでも買う。…そういうもんだと思うからです。誰もステータスという事だけで高い物を選ぼうとしてるわけではないと思います。

「いつかはクラウン」というキャッチコピーも、クラウンという車が大衆車よりも良い物だと知るからこそ、いつかは手に入れたいと思うわけで、引用のリンク先の記事を読んでみても、物の対価に関する記述は何処にも無い。その価値観が私には異常に思えました。

私が買ってもらったラジカセも父が選んでくれた物だけど、私が欲しがってた59,800円の物より2万円高かったけど、それは2万円高くても買うだけの価値を見出したからであって、ただ闇雲に高い物に憧れて買ったわけじゃない。

なんだか、近年の価値基準って凄く変だと私は感じています。ハッキリ言えば、物の価値が理解出来てない世の中とでも言うか、何でもかんでも安いが良いという風潮に感じます。


バブル前は価値基準がマニアの基準だったように思います。『大は小を兼ねる』と同じ概念で、マニアの基準で物を作って販売すれば、その良さは、一般の人も満足出来るレベルの商品が出来る。と言った具合です。

写真のラジカセを見て下さい。レバーやツマミが沢山!スピーカーの左右バランスに低音調節、高音調節。今のラジカセには無くなってしまった調節ばかりです。もっと凄いラジカセにはイコライザーまでついてましたし…。音も今のラジカセどころじゃなく良いです。

だから、必然的に消費者もマニアに準ずるような物を見る目が育てられてたと思うし、店員さんもマニアに太刀打ち出来る知識を普通に持ち合わせてたように思います。

しかし、バブルが崩壊した頃から基準が値段の高いマニアの基準じゃなくて、少数しかいないマニアに基準を合わせるのではなく、マニア以外の大勢に向けられた「安くて、そこそこのレベルで良い。」という人向けの商品にシフトされてきたように思います。いわゆる売れ筋基準ですね。

その結果の弊害として、マニアのような人は満足が出来ないし、一般の人は見る目が肥えず、兎に角、安さのみを追いかけ、どんどん価格は下げられ、挙げ句に、安物ユッケのような食中毒や安物買いの銭失い。店員は無知になりちょっとマニアのような深い質問をすると、お客様はたらい回し…。



車の修理で騙されてる人おおすぎ~車の改造と修理で騙されてる人多すぎで嫌になっちゃう~(外部リンク)
危険な激安インプラント(外部リンク)
うちだったら安くしてあげたのに…(当Blog内リンク)

それでも、相場よりも遥かに安いものが好まれる。そして、忘れた頃にまた事故が起こり社会問題になる。その繰り返しで学習が無い。物には対価があるって事を社会全体が忘れてしまってる気がします。そして、目先の事しか見れなくなってると思います。私も含め、いろんな分野で専門の人達が問題視してるようですが、なかなか響かないみたいですね。




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