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プロの警告に耳を傾けない素人

原発
米衛生撮影

「想定を超えた」と伝えられる東京電力福島第一原子力発電所の事故ですが、実はこの事故、14年も前に想定されていたそうです。地震学の権威、石橋克彦氏は、何度も警鐘を鳴らし続けたが、国や電力会社、メディアは「あり得ない」として、相手にしてこなかったようです。そして素人が何年も危ない事をやってきた結果がこの惨事です。

最大の水位上昇がおこっても敷地の地盤高(海抜6m以上)を越える事はないというが、1605年東海・南海巨大津波地震のような断層運動が併発すれば、それを越える大津波もありうる。

外部電源が止まり、ディーゼル発電機が動かず、バッテリーも機能しないというような事態がおこりかねない。

炉心溶融が生ずる恐れは強い。そうなると、さらに水蒸気爆発や水素爆発がおこって格納容器や原子炉建屋が破壊される。

4基すべてが同時に事故を起す事もありうるし(中略)、爆発事故が使用済み燃料貯蔵プールに波及すれば、ジルコニウム火災などを通じて放出放射能がいっそう莫大になるという推測もある。


枠内の文は、全て岩波書店の雑誌「科学」で1997年10月号に載った論文「原発震災~破滅を避けるために」から引用された記事です。筆者は地震学の権威、神戸大の石橋克彦氏によるもので、今回の原発事故は碩学によって14年も前に恐ろしい程の正確さで想定されていたと言う事になります。石橋氏は常に警鐘を鳴らし続け2005年には、衆院の公聴会でも同様の警告を発していたようですが、「あり得ない」という言葉で全く相手にされなかったそうです。

そう言えば、このようなシーンって、映画「The Day After Tomorrow」で研究者達が政府に温暖化による海流の急変が将来的に氷河期を引き起こす可能性を考え、危機を訴え警告を促した時も研究者の事を『頭が狂ってる』として聞き入れようとはしなかったシーンがありましたが、現実も映画と同じように聞き入れてもらえないのだなと理解出来ました。

それにしても、何故、素人は専門家やプロの言葉を聞き入れないのでしょうか?素人が中途半端にプロの真似事をして、自分達の考えは正しいと思い上がってるとしか思えません。日本の芸能界にしても本当にプロと言える芸能人は居ません。素人がプロの真似事してるようなレベルで一端のプロだと思い込んでるし、我々のクリエイティブ業界も、素人がプロ気取りで仕事をしてるのが現状だし、誤った仕事運びしててもお構い無しだし、その誤りを注意しようものなら、逆ギレ状態で反発されてしまう。

私が常日頃、このBlogで語ってる事は、本当に危機を感じて語ってる事なのですが、やはり、ほとんど業界の方に相手にされない。仕事の事も何も分かってない素人のような人達が牛耳って、本当のプロの話等全く聞く耳を持たない状態です。いい加減、目を覚まして欲しいと願います。…という私の願いは空しく、今回の原発事故のように行く事まで行っても気が付かないものなのかも知れません。

私も、こうしてBlogに綴ってますので、事が起こったらハッキリ分かる事だろうと思いますが、きっと、そうなった時は取り返しのつかない時でしょうね。寝言だと思われてる時が華かも知れませんが、それは知らぬが仏という事なのでしょう。

教育現場で働くプロの声を聞かない政府や一部のモンスターペアレント。医療現場で働くプロの声を聞かない政府や一部のモンスターな患者!色んな場所でプロの声を聞こうとしない素人増殖中!



そうそう、2005年の公聴会で石橋氏はこうも警告しています。日本列島のほぼ全域が大地震の静穏期を終えて活動期に入りつつあり、西日本でも今世紀半ばまでに大津波を伴う巨大地震がほぼ確実に起こる。…と。

阪神の震災以降、日本は大きな地震ばかりです。私が0歳から20歳ぐらいまでは地震と言えば大きくても震度3までで、震度5だの、6だのというのは、実際に体験してない関東大震災のような歴史的物語にしか感じてませんでした。それが、神戸の震災以降…こちらでも山陰沖地震だの芸予地震だのと、更には新潟や東北等今や日本全体で大きな地震ばかりです。なんだか、日本沈没という物語が現実のように感じます。…という私の感じてた事が石橋克彦氏の言葉で妙に納得させられました。



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コメント


自分も DayAfterTomorrowは文庫本で読みました。
専門家や学者さんがあれほどまでに警告しているのに無視をする。これってある意味自分の首を自分で締めているのと同じ行為ですよね・・・
日本の政府がこれほどまでに信用の置けない人達ばかりでは16歳の自分ですらも残念でなりません。
本当に映画のような大惨事が実際に起きていて、これからの将来いつまた同じ様な事が起きるかわからない。けど学者の事を信用しない。そんな国ではいけないと自分も思います。

人命よりも自分達の責任問題

♪Mr.T さん

専門家が発表する事は、あくまでも予測ですからね。確実に『いつの何時頃そのような事になる!』と断言出来れば対応が違うのでしょうが、石橋克彦氏の警告も14年前に想定された事だけど、14年後にそうなると当時は断言出来ないわけで、いつ起こるか分からない事に対しての警告ですから、現実味を感じないのでしょう。

また、そうなると想定して、膨大な予算を注ぎ込んで対策しても、そうならなかった時に、『予算の無駄遣いだ』とかで、今度は別の責任問題に発展してしまいます。危険を知りつつも身動きのできない金縛りのような状態になってしまうのでしょう。全ては自分達の地位を守る為という事なのかも知れません。

計画されてた停電が実施されなかっただけでも、世間ではクレームをつける人が出ますからね。予定されてた停電が無くなったのは良かった事なのに文句言う人は居ますから、大変だとは思います。

でも、プロや専門家は、いつ起こるかは分からないが、危険がハッキリ見えるから警告を促してるわけで、もし対策をして何も無ければラッキー。と言う考えで、人命を第一に考えて欲しいものです。
『事故を必ず起す』と断言して保険をかける人は居ません。いざという時の為の保険です。掛け金が無駄に終わる事は悪い事じゃないのですが…。

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