
昨年5月に発売された、アルパ奏者、上松美香の「上松美香ベスト Arco iris ~虹~」初回限定版です。初回限定版と通常版でジャケットの写真が違うのですね。通常版は横顔となってるみたいです。やっぱり同じ買うなら、通常版よりボーナストラックが3曲も多く収録された限定盤でなきゃね。…って、まだ限定盤って手に入るのかな?…ってアマゾンで確認したら、まだ買えそうですね。販売開始から1年が経っても限定盤が残ってるなんて…、日本ってJ-POP以外はほとんど聴かれていない幼稚な音楽後進国って事を認めざるを得ないですね。
アルパ(盾琴)というハープの小型版の楽器は、ポロン、ポロンって優しい可愛らしい感じの楽器だと思ってたら、思ったよりも情熱的で想像もつかない力強さを秘めた楽器なのですね。聴いて驚いてしまいました。曲を聴いた感じではラテン系の音楽といった印象を受けたのですが、私の中でのラテン系と言ったらラテン・アメリカを想像してしまうのですが、どちらかというとアメリカではなく、ヨーロッパ…地中海の街並が浮かんできました。それで、ラテン・アメリカをちょっと調べてみたら、「中南米で、スペイン・ポルトガル等の文化を背景とする国々の総称」とありました。
なるほどなぁ~。ラテン系(中南米)を思い描きながら地中海の街並が想像出来たのかぁ。地中海の青い海に白壁の街並…。そんな風が薫る音楽という私の印象でした。CDのタイトルには「虹」とつけられてますが、私の思い描いた上松美香の奏でるアルパの世界は七色ではなく「白」一色でした。しかし、純白ってわけでもなく白の中に情熱さが秘められてる白…。情熱的な白って一体どんな色なんだ?
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