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MAZDA RX-500(1970)

MAZDA RX-500

1970年、第17回東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「MAZDA RX-500」。当時、日本にやっと高速道路が出来始めた頃で、来る高速社会に対応すべく、時速200kmでの巡航が可能な車をコンセプトに時期コスモ・スポーツとしての位置付けで製作されました。

パワーユニットには、ベルギーのスパ・フランコルシャン24時間レースで使用されていたレース用エンジンの10A型アルミ製ペリフェラルポートのロータリーエンジンをミッドシップに搭載され、また、レースでもまだ使われる事の少なかった4ポッドのベンチレートディスクを4輪とも装着されています。しかし、オイルショックにより市販化には至りませんでした。

それから8年の歳月が流れ1978年…。
スーパーカーブームが冷めやらぬこの年に、マツダから画期的なスポーツカーが発表されました。SA22C型、初代「RX-7」です。この車のプロモーションにRX-500が活用される事になります。

ボディカラーはシルバーに塗り替えられ、精悍さが一層増しました。洗練されたデザインは現在にも十分対応出来そうですし古さを全く感じさせません。
東京モーターショーでは黄色のボディカラーで登場し、それからグリーンに、そして、シルバーへと塗り替えられています。
3色のカラーが存在する事からRX-500は複数台存在するという噂が出ましたが、実は世界でたった1台の車です。

初代RX-7のプロモーションの活動で各地のディーラー等を忙しく巡った後、RX-500は人知れずマツダ本社にある広大なガレージの片隅でひっそりと長い眠りにつく事になります。一部の関係者を除いてRX-500の行方は知られる事がなく消息不明となり、人々の記憶からも忘れ去られていきました…。

生みの親の1人である福田成徳 氏は、ガレージで朽ちてゆくRX-500を見る度に…「いつかこの車を昔のような美しい姿に復活させたい。」と秘かに想っていたそうです。その想いは、2007年になって叶えられる事になります。

「昔のコンセプトカーがマツダ本社のガレージの何処かにスクラップ同然で放置されてるらしい…。」
このような噂を耳にした広島市交通科学館の方が「夏の企画展の目玉として、是非とも復元して展示したい。」とマツダに交渉しました。あまり乗り気ではなかったマツダ本社と何度も交渉した結果、マツダの協力のもと1年という非常に短い期間でエンジン以外の復元を完了させ、2008年の企画展「幻のスーパーカー展」のメインとして展示されました。

参照:まぼろしのスーパーカー展(その1)(当Blog内リンク)



そして今年2009年、機関各部の復元が終了し、気持ちよくエンジンサウンドを轟かせてくれました。

参照:カーレース~日本からの挑戦~(当Blog内リンク)

●サイズ:全長4330mm/全幅1720mm/全高1065mm
●車輌重量:850kg
●エンジン:491cc×2ロータリー
●最高出力:250ps以上
●最高速度:250km/h



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