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タッチ(スタイル)

鈴木英人のイラスト

こちらのイラストは、イラストレーター鈴木英人 氏の作品です。
私が高校生の頃に、音楽雑誌FMステーションの表紙、或いは、山下達郎のレコードジャケットを切っ掛けに知り、衝撃を受けたイラストレーターです。

新 鈴木英人のイラスト

こちらも同じく鈴木英人 氏のイラストですが、これまで主として使われてきた画材のパントーンの廃止により、新たに生み出された技法のEMグラフによる作品です。

永井博のイラスト

こちらは大滝英一のLP、ナイアガラトライアングルで美しい絵だと感じ、好きになった永井博 氏のイラストです。

ヒロ ヤマガタのイラスト

色彩の魔術師、ヒロ ヤマガタ 氏。

松下進のイラスト

キャラクターイラストでお馴染みの松下 進 氏。

佐々木悟郎のイラスト

そして、水彩画を得意とする佐々木悟郎 氏。

他にも私が影響を受けた好きなイラストレーターさんは数多くいます。ここで紹介したイラストレーターさんの作品を見ても分かるように、彼等には独特のタッチというかスタイルを持っています。

私はデザイン学校でイラストレーション科を専攻し学んでる時に、私も諸先輩方のような独特のスタイルが欲しいと、必死になって見つけようとしていた時期があります。
その時に私が陥ったのが、スランプというものでした。いくら絵を描いても満足な絵が描けず、凄くもがいてた時期がありました。

そんな時にフラ~っと立ち寄った1軒の小さなギャラリーで、小学生と幼稚園児の兄弟が描いた作品展がありました。どの絵も描きたい物を素直に表現されていて衝撃が走りました。小学生と幼稚園児だからタッチとかそんな表面的な小手先の拘りなんてありません。そこで、私は吹っ切れたのです。
自分のスタイルにこだわり過ぎるあまり、何を表現したいのか、何を描きたいのか?一番ベースになる事を見失っていたのです。スタイルこだわらず描きたい物を描きたいように描く…!
そしたら、不思議と自分のスタイルというのも自然と付いてきました。

スタイルって、いわば個性です。
どんな作品を描いても、人の作風に影響されても、自分の個性は自然とにじみ出てくるものです。作風やタッチを意図的に意識して無理して作り上げてる以上、それはその人の個性でも何でもなく、作り上げられた虚像となり魅力を感じる事は出来ない。だから、私の絵には目に見える特定のタッチはない。
画風もその時々に応じて表現したい作風に変えてる。しかし、そのどれを見ても私の作風というのは自然とにじみ出てると思います。

ここ最近、私は、鈴木英人 氏のような作風のイラストを描いてます。
車:世界の名車(当Blog内リンク)参照
しかし、今までずっと鈴木英人 氏の真似と思われる事が嫌で、好きな作風だけど、その作風のイラストを描かないでいました。

岡本三紀夫のイラスト

しかし、こちらの岡本三紀夫 氏の描くスーパーリアルなカーイラストですけど、

渡邊アキラのイラスト

同じくスーパーリアルなカーイラストを描く渡邊アキラ氏のイラストは真似になるのか?…って、そんな事は全く無いわけで、同じようなスーパーリアル画ですけど、それぞれに個性は違ってますもんね。

パシフィックブルーの12SR

もちろん、私が車をモチーフにスーパーリアル画を描いたからと言って、渡邊アキラ氏や岡本三紀夫 氏の真似になっているわけでもありません。
多くの画家達も様々な画家の作風に影響されていたりと、影響されていながらもその画家独特の手法と認められています。その人しかかもし出す事の出来ないその人の空気感が、その人のスタイルとして確立されるのでしょう。

ちなみに、もし私がスランプの時に、ギャラリーで出会った小学生と幼稚園の兄弟の絵に感銘を受けて、子供の絵が素晴らしいと作風だけ真似て描いていたなら、きっとスランプはずっと続いていたでしょうね。



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