FC2ブログ
2020 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312020 08

効果的な広告作りのコツ

売れるデザインで検索

人からアドバイスを頂く時に、成果を出してきた方から学ぶ事と、出してきていない方から学ぶ事と、どちらが良いですか?「売れるデザイン」をキーワードに検索すると、出てくる、出てくる、セオリーどおりの売れる為のデザイナー理論…。きっと、これらのデザイン会社さんはさぞかし売れて売れてという嬉しい悲鳴なのでしょう。こんな理論で簡単に売れるようになるのだったら誰も困らないちゅうねん!(^_^;)
先日、こちらの記事(クリック)で、クリエイティブ業界は詐欺みたいな営業方法が多い。と言いましたが、この記事の例も詐欺みたいな営業方法の一例だと私は思います。

売れるサイトの数々

このような売る為のデザイン論を語るところに共通して言えるのが、自分、或は自社の創った作品を絶対に発表してないのです…。全く、どうして猫も杓子も同じように、売れるデザインって言いたがるのかなぁ?中には、デザイン会社でありながら、自身の売り物であるデザインを否定してまで「売れる事」について語っているのです。下記の文章が、デザインを否定してまで「売れる事」について語っている記事です。以下、枠内は引用です。

デザインによって高価に見せたり安心感を与えたり、購買欲を煽ったり購入者に与える商品イメージが凄い重要なんですけど、あまりデザインに懲りすぎても、それは自己満足以外の何ものでもありません。
ホームページだけの話でもなく、新聞折込のチラシなんかもそう。「わー、お金掛けてるなァ~」と思うチラシ多くありませんか?でも、残念ながらゴミ箱へ直行なんですよね。(笑)
しかし、実は、売れてる商品やサービスの広告デザインって、結構シンプルなんです。それは、その商品やサービスの購買者の心をグッと掴み込むエッセンスがデザインに込められているからだと思います。
もはや美しいのは当たり前の時代になってきているので、デザイン会社も「もっとキレイなものを!」と技術やセンスを自慢するかのように、美しいもの、格好いいもの、を追求してしまうんだと思います。

(引用ここまで)


この文章自体、矛盾してますよね。最初に「売れてる商品やサービスの広告デザインって、結構シンプルなんです。」現在のデザインのあり方に対し問題点を挙げていながら、「もはや美しいのは当たり前の時代になってきている」ってどう言う事なの???美しさを求め過ぎてシンプルさが無くなってるって事?美しいものは基本的にシンプルだから美しいのじゃないの?「美」とは無駄を省いたところに多く存在してると、私は思うけど…。
売れるデザインを語るところには、矛盾がいつも付きまとってくる。そんな矛盾にも気がつけないでいるのに、どうして人様の売り上げについてアドバイスが出来ようか…。

私が、以前仕事をさせてもらってた印刷会社もそうですが、その印刷会社のホームページ上で、「効果的な広告作りのコツ」という事が記載されています。広告作りの蘊蓄(うんちく)からセールスに至るまでの蘊蓄がこれでもかと…。まぁ~、私がデザイン会社に勤めてた頃の、マニュアル通りの説明がこれでもかと掲載されてます。

チラシの鉄則
(1)何を優先するか (2)知名度を上げるには (3)新規客が増えない (4)住所・電話・営業時間 (5)セール期間について

チラシの種類
(1)イメージチラシ (2)商品本位のチラシ (3)不況期の鉄則のチラシ (4)メッセージチラシ (5)帯チラシ (6)売り尽くしチラシ

チラシのポイント
(1)安さを演出  (2)お客さまの動向を探る (3)女性に受けるチラシ (4)納得なくしては… (5)自社ならではのもの (6)自社オリジナル商品 (7)固定客を大事に (8)チラシのスケジュール


aidma(アイドマ)の法則とか、デザイン学校での教科になってる事までこれでもかと…。いかにもというような一般の方に馴染みの無いような言葉で語ると、それっぽく感じるのかも知れないが、その言葉のほとんどは矛盾だらけで、実はその言葉を使ってる本人たちも理解で来てない感じです。(呆)

私は過去にこの印刷会社から、外注先(下請)としてデザインの仕事を承けてた訳ですが、安く値切られたデザイン料と必要以上に削られた時間の中で過酷な作業を強いられていました。こういう事はこの業界では当たり前となり、問題にも感じてない人の方が多いのではと思います。しかし、この行為は上記の効果的な広告作りのセオリーに相反する行為となってるわけでして私が外注先(下請)として手掛けたデザインですけど、ハッキリ言って、クライアント様のお店が何処にあるのかも知りませんでした。クライアント様のお店の事について、全く何も知らない状態で紙面上の広告の図面だけ創ってました。それがホームページ状で「効果的な広告作りのコツ」が掲載されてる会社の仕事でした。

クライアント様の事を何も知らないから、まともなデザインなんて出来るはずもなく、図面引きのセオリーに基づき単なる作業をする作業マンですね。そういう人の創る広告が効果的な広告であるはずがないのだけど、平気で効果ある広告という事をお客に謳ってるのです。そういうのって人を騙して儲けてるから詐欺じだよね。効果ある広告、売れる広告。平気でこういう言葉が飛び交ってます…。

グラフィック・アーティストの鈴木盛人 氏のBlog「鳥獣遊画」に、「馬鹿が治る薬」(クリック)と言う面白い記事がありましてブランディングについて語られてます。

一度、クリエイターは自分達の仕事を外から見る為に自分達の創る広告の消費者になってみたらどうだろうか?自分が買いたくもない品物を一般消費者に買って下さい。…という広告を創ってるクリエイターって数多く居ると思うなぁ。それこそ、効果的な広告作りに相反する精神じゃないだろうか?




●関連記事
イラストはイメージです…って?(クリック)
日本のブランド意識(クリック)
売れるデザインの矛盾(クリック)
売れるデザイン?売れる広告?(クリック)
時代にそぐわないロゴマーク…(クリック)
「デザイン」でヒット商品をつくる為の戦略(クリック)





Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー
スポンサーサイト



コメント


コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://kbrand.blog9.fc2.com/tb.php/1324-db2f5f89