FC2ブログ
2020 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312020 08

本当に車離れなのか?

カー雑誌広告(リーザ・ミラージュ・パルサー)

自動車業界が元気のよかった頃の雑誌広告。

カー雑誌広告(カプチーノ・パジェロ・ムーヴ)

こちらも、まだまだ元気のあった頃の雑誌広告…。

深刻な若者の車離れ、国内新車販売25年ぶり低水準。車が売れない、若者の車離れ…。今、自動車雑誌等でも車離れの記事をよく見ますが、正直な所、私にはいまいちピンと来ないのですよね。数字だけを見ると、2007年の国内新車販売は前年比6.7%減だの、3年連続で減少だのと、25年ぶりの低水準なんだそうです。しかし、だからと言って、単純に、車離れと結論付けて良いのかぁ?

東京のような政令指定都市基準で考えると、車が無くても移動手段に困る事はないのでしょう。事実、私の身近な政令指定都市と言えば、広島市ですが、広島市内は車があると非常に邪魔でしょうがない。いつも広島市内まで遊びに行くと車は駐車場に入れて、後は公共の乗り物での移動がメインです。逆に私の住んでる地域のような地方都市は車が無いと身動きが取れません。

自動車売り上げ低迷の背景に日本自動車販売協会連合会は、消費者の嗜好多様化・賃金の伸び悩み・人口の高齢化・ガソリン価格の高騰…と分析しているみたいですが、地方都市はどんな理由が挙げられようが、車が無いと困るので必要不可欠です。

良く「車は道楽」なんて言われちゃいますが、地方都市では道楽でも何でもなく、日常の足として必要不可欠な存在なのですよ。我が家も、私の実家も含め、更にはご近所さんを例に上げても車は一家に1台ではなく1人1台の世界です。車離れしてると言われる若者だって、足が必要なので車を所有してます。

迷惑駐車

そして、車が売れない原因の1つにも挙げられてる「人口の高齢化」ですが、これも地方都市では、高齢化であっても無理をして車に乗らなければならない理由もあります。大きな駐車場を構える郊外型店舗が増え、街の小売店は縮小。車が無いと買い物にも行けない。会社にも行けない。変な話、車が無いと死を宣告されるようなものです。

余談ですが、我が街では1人暮らしのお年寄りが、車が無い為にスーパーに買い物に行くことも出来ず、自宅近くにあるコンビニで日常の買い物をしてる人が多くいます。公共の乗り物も無く、自分で車を運転する事も出来ず、不便な生活を強いられてます。
私も健康なうちは車に乗る事が出来るから良いですが、年をとり車に乗る事が出来なくなる事を考えると、この先凄く不安です。車が無いとそれだけ困る社会なのですよ。だから地方では車離れしたいと思っても出来ないのです。こちら(クリック)のような事故が増えてるのもその為です。

とりわけ深刻なのは若者の車離れだ。若い世代は新車よりも携帯電話やインターネットへの出費を優先する傾向が続いている。


…日本自動車販売協会連合会の見解では、このように言われてますが、私の目には、まるっきり現場を見てない机上の空論に感じます。

確かに、昔のように新車は売れなくなったのでしょう。しかし、車離れになったわけじゃないと思うよぉ。新車を買わず中古車を買う。或は、新車買換えサイクルが長くなり1台をとことん乗り潰す。そういう人が増えただけじゃないのかなぁ?現在の若者はスポーツカーのようなところには興味が無くなってるのかも知れませんが、そんな若者も日常の足としての車は所有してますもん。

スバル アルシオーネ 1800VR TURBO

私は免許を取得してから約20年経ちます。写真は初めてのマイカーで中古車を購入しました。社会人に成りたてのお金のない状況だったけど、車は絶対に必要不可欠な足ですので購入しないわけにいかなかったです。そして、私はたまたま車が好きでしたので、同じ購入するならプラス付加価値を求めたにすぎない。更に、これまでに、乗り継いだ車は全部で3台。おそらく車買換えのサイクルはかなり少ないと思います。好景気だろうが不景気だろうが買い替える人は買い替えるだろうし、買い替えない人は買い替えませんよ。私はバブル景気の後半から車に乗り始めたし車が好きだったけど、ホイホイと買い替えなかったもん。ただ、日常の足として車の無い生活は考えられないので、20年間、車が無いと言う時期は一度も有りません。政令指定都市よりも地方都市の方が圧倒的に多いでしょ?それなのに、車離れ、車離れと言われると、凄く違和感をおぼえます。

このような本質的な事がちゃんと見れると、何か打開策が見えてくるんじゃないのかなぁ~?今の車業界って、車が好きな私が見ても、あまり魅力を感じる事ができないのですよね。でも、過去の車、中古車では欲しい車が結構あります。過去の車にあって、今の車に無い魅力…一体何でしょう?



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー
スポンサーサイト



コメント


確かに、新車が売れないからといって直ちに車離れが起こっているとは言えません。強いていえばそれは道楽としての車離れに過ぎません。
現に私も、今の車に乗り始めて丸6年が経ちましたが、当分買い換えるつもりはありません。もし買い換えるにしても、今より上のクラスにはしないでしょう。要は移動のための手段と割り切っているのです。

かつては車にもメーカーによって明確な個性があったように思います。今時は売れ筋を追い求めるあまり没個性となってしまった嫌いがあるようです。

待ち

♪うみがめ さん

確かに、道楽としての車離れはあるかもしれません。
私の車も9年目に突入しました。
しかし、買い替えるつもりは全く無いですね。

>かつては車にもメーカーによって明確な個性があったように思います。

まさに、コレなんですよね。
今の車って、右向いても左向いても同じような車ばかり。
OEM車も、かなり増えてますしね。
『過去の車にあって、今の車に無い魅力…一体何でしょう? 』
…とエントリー記事は締めくくりましたが、
これは、記事の最初に
雑誌広告を紹介しましたが、
車種の豊富さを見せたかったのですよ。

売れ筋を追い求めラインの縮小や
OEM等はメーカー側の都合でしかなく、
ユーザー側を全く無視してるようにも思えます。

今、ミニバンみたいな車ばかりで、
2000cc以下のスポーティカーは無くなるは、
サニーやカローラみたいな大衆セダンすら無くなったし、
軽自動車にしても背の高い車ばかり。

そりゃ売れませんよ。
ミニバンのような車が悪いというのではなく、
そればっかりだから、
ユーザーは車を選ぶ事が出来なくなってると思います。

たぶん、ユーザーは欲しい車が、
出るまで無駄な出費を抑えて待ってるんじゃないかな?

こんにちは、僕も地方在住なので車保有が生活の前提。
公共交通のみで生活が成り立つのは一つの県で数箇所程度です。
独断ですけど
①年功序列の賃金制度がなくなり、大多数は普通の評価なので収入は上がらない。抑えられた収入を車の買い替えには使えない。家族世帯の場合、住宅ローン、教育費が最優先。
収入が上がらないのに余分な物が買えますか?
②労働者がちょっと無理して買えるまでのクラスには魅力のある車が無くなった。
例えば、R32型GTRは買おうと思えば買える金額であったが、新型GTRは普通の労働者には縁のない乗り物と化した。
③車検を受けて乗る続けるのが「常識化」した。車検を受けずに買い換えるのが当たり前の世代は高齢化。
④ミニバンに乗せられて育った世代が増えた。
バスみたいな車に乗って車に興味が沸くのか?

つまり、③以外は、自動車メーカーが自ら招いた事態で責任転嫁の余地はあまりないと思います。
①は一見関係ないようですが経団連はトヨタの強い影響にある。

自動車メーカーの視線の先

♪kumakuma さん

はじめまして。
そうですよね。
やはり、地方の人には車は必要不可欠ですよね。
確かにkumakuma さんの上げられた理由は当てはまってると思います。
そして、最近特に80年代の
絶版車を特集した本が出回ってるのが気になります。

>労働者がちょっと無理して買えるまでのクラスには魅力のある車が無くなった。
これは、私も強く感じます。
GT-Rは良い車でしょうが、
庶民の手の届かない所に行きましたよね。(^_^;)
そして、
>ミニバンに乗せられて育った世代が増えた。
と言われる事に繋がると思いますが、
車の選択肢が極端に無くなっていると言う事も上げられると思います。
ウミガメさんへのコメントに返した、
>売れ筋を追い求めラインの縮小や
>OEM等はメーカー側の都合でしかなく、
>ユーザー側を全く無視してるようにも思えます。

と言う事になろうかと思いますが、
同じ車なのに名前を変えて別のメーカーで売るというのも、
ユーザーから見れば結局は同じ車ですからねぇ。
昔からOEMはありましたが、最近はやたらと多い。
そんな事するんだったら、
メーカーも合併して1つにしてしまえばって感じです。(^_^;)

本当にメーカーはユーザーを見つめているのだろうか?

多くの若者は

車買えるほど所得に余裕は無いです。
安定した雇用も無い現状で車の購入なんて出来ません。
先行きを考えると貯蓄にお金を回す人も多いかもしれません。
都市部は交通機関も発達してる分、基本的な生活費は高い。
給料の半分近くはそれらに費やされる現状です。
そんなものに手を出せば生活がままならなくなる人も多いです。
興味は有っても我慢してる人は多いと思います。
20,30代のワーキングプアは同年代の統計の4割を超えてます。
最もアピールしたい購買層の4割はそんな物には手を出せない状況です。
企業利益優先の雇用政策を後押ししたのは経団連です。
その親玉に居たのは皮肉にもトヨタの会長さんです。
結論を言ってしまえば自業自得、因果応報です。
私かすれば「何を今更」です。

よく読んでからコメント下さい(^_^;)

♪スミヤ さん

はじめまして。

はい、スミヤさんの言われてる
多くの若者というのは都心の話ですよね。

そして、スミヤさん自身、
「都心では交通機関も発達してる分…」と言われてる通り、
都心では車は無くても生活に困る事は無いでしょう。
それは私も承知の事で本文の記事でも私は述べてます。

スミヤさんの話もそうですが、
交通機関の発達した政令指定都市基準で考えを述べられる方は、
地方都市の実情に目を向けられていない。
…という事が私には気になると本文中で私は述べています。

>そんなものに手を出せば生活がままならなくなる人も多いです。

政令指定都市基準では交通機関が発達し
無くても困る事の無い車でしょうが、
地方都市では日常の足として必用不可欠なのです。
それは道楽でもなんでもありません。
生活の為に必用な足なのです。
その状況にも目を向けて欲しいと思っています。

一部地域(交通機関の発達した都心、すなわち自分の身の回り)の
狭い実情のみで日本の全てがそうであると結論付ける事が、
私には乱暴に感じ、その事について疑問視しています。

経団連のせいとか、トヨタの会長さんのせいとか、
地方都市ではそういう事は関係ありません。

どんな事情があれど、
地方都市では車が無いと生活出来ないのです。
車に興味があっても我慢するとか
そう言うレベルでもないのです。
興味が有る無い関係なく、
地方都市では無くてはならないものなのです。
生活の為に…。
若者だろうが年寄りだろうが生活の足なのです。

人口密度で考えれば都心に住んでる人の割合が多いでしょうが、
実際の人口は都心よりも
地方都市に住まわれてる人達の方が多いですよ。
日本全国で交通機関の発達した都市って、
国土のどのくらいの比率でしょうか?
そういう事を踏まえた上で考えると、
車から離れた生活をしようとしても、
出来ない地域の方が遥かに多いのです。

私のBlog記事のタイトルのみしか目を通されず、
コメント入れられたとしたら、もう一度読み返して下さい。
交通機関の発達した都心では車の必用のない事、
そして、地方都市での車所有は単なる道楽でない事も記しています。
その事を踏まえた上でコメントをくださるとありがたいです。

私は京都のド田舎にすんでます。
車、必要不可欠っていいますが、本当ですか?
自転車で半径15キロ動けませんか?
いい自転車(5万円以上)を買えばまったく問題ありません。

車がなくて困ったことは、女の子をデートに誘いにくいことですが(泣)
そのときは1日4万円でBMWを借りてます。
超お得だと思ってます。

広い視野

♪GELDE さん

はじめまして。

>自転車で半径15キロ動けませんか?

私も若い頃は自転車で毎日15km以上移動していました。
しかし、今はその体力はありません。(^_^;)
また、独身や1人暮らしなら兎も角、
家族を持ち買物等も自分だけの物じゃなく
家族の分までと考えると車は必用ですね。

更に、香川に住む私の叔母が電動アシスト付き自転車で
十数キロ離れたお店に買物に行ってますが、
電動アシスト付きではあるけど平坦な道だから
自転車での移動が可能だと言ってますが、
ある程度年をとってからアップダウンのあるような場所で、
自転車を乗るというのは無茶な話ですよ。

更に、
レンタカーや今話題のカーシェアリングがつかえる時点で
私には田舎とは思えません。

ちなみに私は大阪に住んでいた事があり、
京都にもよく遊びに行ってました。
鞍馬とか大原とか、京都のド田舎と言っても
その田舎具合が簡単に想像がつくのですけど、
ド田舎と言っても京都の場合、
まだまだ便利が良いように感じられます。
観光地として栄えている為に
田舎でも公共の乗物が充実していますよね。

多くの田舎ではレンタカーを借りる為に、
車が必用な距離を移動しなきゃならない地域
というのがほとんどです。

ちなみに、レンタカーは車を所有してなくても
不便のない街だからこそ成り立つ商売です。

こんばんは

突然失礼します。
この度、卒論で「スポーツカーの衰退」という問題を扱っておりまして
色んなページを巡っていたらここに辿り着きました。
車をテーマとして扱っている私として、非常に関心深い、丁寧な内容でした。
引用とまではいきませんが、参考とさせて頂きました。

以上です。

経験して感じるからこそ分かる

♪ある大学生 さん

卒論で“スポーツカーの衰退”というテーマですか。
面白いテーマですね。
卒論にしても世の中の評論にしても一番説得力があるのは、
実際に自分がその当事者になり経験してこそ
適切な真実を論じる事が出来るものと思います。

本文中で取り上げた日本自動車販売協会連合会の見解というのは、
言わば「卒論」のような論文が実際の現場(社会の中)で
提出されたようなものです。
しかし、机上論で考えられた論文と
実際に車を利用し肌で感じてる私からすると、
その見解は大きくかけ離れている気がしてなりません。

不況という事で大きく影響を受ける自動車業界ですが、
当事者である日本自動車販売協会連合会としては、
何処かに車が売れないという責任を持っていきたいのでしょう。
その責任が若者の自動車離れや人口の高齢化という事なのでしょう。
しかし、現在の車には、車好きな私が見ても、
あまり魅力を感じらる車はないのです。
本当の責任は自動車業界の中にあると思うのですが、
自動車業界は本丸を見ようとはしてない気がします。

最後になりましたが、卒論頑張って下さい。

地方見向きしませんねぇ。百貨店のチラシ見ても地方特産物のイベントは見向きしません。
整備新幹線開通しても都会の人間は地方行かない。政府は地方に高速道路・新幹線・大型開発の予算を回すべきではない。

縁の下の力持ち

♪不要不急な地方 さん

ごめんなさい。
不要不急な地方さんのコメントに主語がない為、
このコメントの意味が私には理解しかねます。

>政府は地方に高速道路・新幹線・大型開発の予算を回すべきではない。
というところだけが、
不要不急な地方さんの考えだと理解出来るのですが…。

その言葉から“不要不急な地方”というのは
不要不急な地方さんの思いなのですね?
「無駄な予算を使うべきではない」
というのなら理解出来ますが、
地方が「不要不急」という意味だとすれば、
それは凄く乱暴な見解だと思いますし、
地方がないと東京等の都会も壊滅しますよ。

「縁の下の力持ち」って言葉がお解りなら
理解出来る事でしょう。
脇役が居るから主役が引き立つって事でもあるのです。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://kbrand.blog9.fc2.com/tb.php/1098-5e439555