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技術の日本

システムコンポ

20年ぶりに実家で眠ってたシステムコンポに電源を入れてみました。システムコンポと言ってもレコードプレーヤは針が無く、今となっては針は何処で売ってるのやらで聴けない状態ですし、チューナーは購入したかったがいつしか店頭から消えて無くなり購入出来ずじまいだし、KENWOODのカセットデッキとONKYOのアンプだけが現役です。そして、スピーカーは自作!当時はスピーカーを作るキットなんかも普通に販売されていました。

そんなシステムコンポに電源を入れて聴いてみました。当時、音が悪いなぁ〜と嘆いてた安物のノーマルカセットテープなのに、今の音源よりも音が全然イイ!当時のシステムコンポは高額だった為に一度に全てを買いそろえるなんて私には無理でした。一度に全部は買えないので、ボーナスが出る毎にアンプを買ったり、カセットデッキを買い足したりとボーナス事に1つ1つコツコツ組み上げてきたシステムコンポです。アンプだけで10万円、カセットデッキだけで6〜7万円と、今の音響事情から考えれば高いのなんのって…。アンプだけでも現在のコンポ等、音響製品が何台買えるやら…。今の若い人達に言わせれば『マニぃ〜!(マニアの域に達している)』なんて驚かれるでしょうね。(笑)

でも、当時はその高額な価格が当たり前でしたし、別に音響マニアというわけでもなく、誰もが当たり前に購入してました。そんな環境でしたから、我々消費者は当たり前に耳が肥えてメーカーに求める声も高かったのだろうと思います。その結果、今の製品と比べ物にならない質の良さだったと、今、改めて実感してます。

技術の日本…。これは今思えば当時の言葉ですね。現在の技術は、価格競争等でまず値段ありきで、海外の人件費等の安い場所で生産の拠点が置かれ、純国産というものは無くなり、また、消費者もそこまでの拘りがなくなり、使い捨て感覚で質の高い物を求めなくなってしまった。メーカーもそこまでの技術を必要としなくなったんじゃないかなぁ?海外に肩を並べられ、とても技術の日本とは言え無いと思うなぁ。
そして、海外が技術を付けて日本に並んできたのではなく、日本の技術が衰えて海外に並ばれてしまったようにも感じます。価格競争の末の結末かなぁ〜。…なんて思って見たり…。




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劇的に進化したもの しないもの

カメラマンが現地に出向いて写真撮影をし、撮影したフィルムを現像、プリントして、或いはネガシートやポジシートをそのまま郵送して、版下作業に取りかかれるまで数日を要していました。また同様にデザイン、レイアウトに必要な原稿もクライアント様から用紙にペンで記入された書類が郵送され、それを綺麗に清書し書体指示や級数指示を加えて写植屋さんに依頼し、出来上がってきた写植を貼り込んでいく版下作業に取りかかるまで数日を要していました。
そして、校了を経て完成した版下は、厳重に梱包し宅配便で数日かけて製版所(印刷屋)に送り届けられていました。

現在…、写真はデジタルカメラで撮影され現像の手間が無くなり、写真データをメール添付で瞬時に送り届ける事が出来ます。また、クライアント様から頂く原稿は文字データとしてメールで瞬時に送り届ける事が出来ます。更には、版下もDTPとなりパソコン内でデザイン、レイアウトする事により完全データ化されてる為に、校了を経て完成したデジタルデータは、瞬時に世界中に送り届ける事が出来るようになりました。
当たり前のようにその恩恵にあやかり活用させてもらっているけれど、冷静に考えるととてつも無く凄い事だよなぁ。当時のアナログで作業してた頃に比べると、どれだけの時間短縮になっているか…。

しかし、印刷屋に送り込んだデジタルデータは、最終的に印刷という形で紙に印刷され、ダンボールで梱包された荷物となって、数日かけトラックで配送されて戻ってきます。…あれ?…データ化出来ない荷物だけが、何も代り映えせず、未だトラックによる集配なんだなぁ〜。

このデータ化出来ない荷物が、瞬時に送り届けられるようになったならば、時代が劇的に変わってしまうでしょうね。そうなると、ドラえもんの道具『どこでもドア』の実現だよね。
それにしても、この年になると、子供の頃にマンガの世界でしか登場出来なかった夢の道具が幾つか現実になっているのを目の当たりにして驚く事もあります。

凄いよね、ドラえもんの四次元ポケットから取り出された、『オコノミボックス(当Blog内リンク)』というのは、現在の携帯電話(スマートフォン&タブレット)の世界だもんね。

もの凄く時代の進化を感じるものもあれば、トラックで荷物を集配する物流のように時代の進化を感じる事の出来ないものもある。そして、デザインを考えアイデアをひねり出すという事は、トラックで荷物を集配する物流と同じく今も昔も変わらない…。

頭に脳波を読み取る器具を取付け、思い描いたデザインのアイデアが瞬時にパソコンへと取り込まれデジタルデータになってくれたら、どんなに素晴らしい事か…。そんな間抜けな事も考えたりしますが、脳波を読み取り、思い描いたデザインのアイデアをデジタルデータ化する際に、雑念を持ってたら別の意味で凄い事になってしまいそうだ。…ん〜、やっぱり、この分野は進化させる事は無理そうだなぁ。(爆)



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下手くそ過ぎ

実家の自分の部屋から「カーバンク」という25年程前の中古車情報誌が出てきました。現在は廃刊され無くなってしまった懐かしい中古車情報誌です。その中古車情報誌のページ中程に読者投稿ページがあるのですが、そのページを見ると、様々な方が寄せた投稿記事やイラストがズラリ…。そして、その投稿ページに私の投稿したイラストが掲載されていました。そう言えば、毎号、毎号、飽きもせず送ってたっけ…。そんな私のイラストは毎号必ず最低1点は掲載されてました。

デザイン学校でイラストを専攻してた事もあり、当時からイラストを描く事に自信があったし、自分でもイケてるじゃんって思ってたから毎号懲りずに投稿してたわけです。そして、常連的にイラストが掲載され、編集者から一目置かれる存在のヘビー投稿者になっていました。掲載されたイラストに毎回編集者から添えられる、お褒めのコメントに気を良くしていました。イラストを投稿し、ステッカーやオリジナルTシャツ等、様々な賞品を頂いた事も思い出しました。

しかし、しかしです…。その掲載されたイラストを今見ると…下手くそ過ぎなのです。とても恥ずかしくて皆さんに、とても、とても、お見せする事が出来ません。当時は自慢げに見せてたイラストなのに、今は、とても恥ずかしのです。素直に考えれば、25年程前から比べると自分が成長し現在描くイラストが当時よりも磨きがかかり進化している。…と喜ばしい事なのかも知れません。
でも、そう考えちゃうと、今、自信満々に描いて発表してるイラストも、更に20年後くらいになると再び下手くそ過ぎに感じてしまうのだろうか…?




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スポーツカー復活の兆し

TOYOTA FT1

【デトロイトモーターショー14】トヨタ、FT-1 初公開…将来のスポーツカーの方向性を提示
トヨタ自動車は1月13日、米国で開幕したデトロイトモーターショー14において、コンセプトカーの『FT-1』を初公開した。
同車は、トヨタの将来のスポーツカーの方向性を提示したコンセプトカー。ソニー・コンピュータエンタテインメントが2013年12月に発売し「PlayStation3」用ゲームソフト『グランツーリスモ6』のコラボプロジェクト、「ビジョン・グランツーリスモ」の一環として開発。『グランツーリスモ6』のハイライトの一つが、コラボレーションプロジェクト「ビジョン・グランツーリスモ」。これは、世界的な自動車メーカーやブランドが、グランツーリスモの為に車をデザインするという夢のコラボ企画。
参加ブランドは、アルファロメオ、アルピーヌ、アストンマーチン、アウディ、ベルトーネ、BMW、ダイハツ、フォード、GM、ヒュンダイ、ホンダ、インフィニティ、イタルデザイン、ジョーダン、ランボルギーニ、レクサス、マツダ、メルセデスベンツ、三菱、ナイキ、日産、プジョー、スバル、SRT(クライスラー)、テスラ、トヨタ、フォルクスワーゲン、ザガート。『グランツーリスモ6』内では、これらの車のバーチャル走行が楽しめる。
トヨタはバーチャルの世界だけでなく、FT-1の実車を製作し、デトロイトモーターショー14で初公開。FT-1の設計は、米国カリフォルニア州に拠点を置くトヨタのデザイン部門、CALTY(キャルティ)が担当した。キャルティの設立40周年を記念したコンセプトカーでもある。
車名のFTとは、「フューチャー・トヨタ」を、1は「ナンバーワン」を意味する。『2000GT』、『セリカ』、『スープラ』、『MR2』、サイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)と続く、トヨタのスポーツクーペの伝統を、最新のデザイン手法で表現したコンセプトカーがFT-1。
そのデザインは、非常にエモーショナルなもの。パワートレインの詳細は公表されていないが、フロントにエンジンを積み、後輪を駆動するFR車。高性能なエンジンに、最新のテクノロジーを組み合わせているという。 《レスポンス 森脇稔》

(レスポンス 2014年01月13日23時30分)



いよいよ、スポーツカー復活の兆し!…と言った感じでしょうか。先日の記事でも紹介したように、力強さをアピールしたCM(当Blog内リンク)といい、エコロジーや低燃費と言ったエコカーで我慢から、ようやく開放される兆しが見えてきたって感じかな。
そもそも、エコカーなんて本来アピールするポイントなんかじゃないですよ。自動車メーカーは常に開発をして次々に新型車を登場させてるのですから、エコロジーな路線に向かっていくのは当たり前の事だと思います。それは必然の事。
本来は、エコロジーを踏まえた上で、様々な自動車の楽しみ方を提案すべき事だったのだろうと思います。
車なのだから、どんなに技術が進んでも基本的にはエコロジーであるわけが無い。比べる対象を徒歩にしてしまえば、どんなエコカーだってエコロジーではなくなってしまいます。
今までのエコカーアピールは、比べる対象を明確にせずエコカーなんて言ってたわけで、凄くナンセンスだと思います。これまでの自動車ファンはそう言うナンセンスなアピールで本当に自動車がつまらなく感じ、自動車好きでも車離れしてたように感じます。

これから登場するであろうスポーツカーは、従来のスポーツカーと比べれば、かなりのエコカーになって仕上がってくるでしょう。これからの車はエコカーなのは当然の事として、スポーツカーやRV等といった、それぞれのユーザーが求める選択肢のあるエコカーの時代となるでしょうね。

それにしても、話は変わって、この手のコンセプトカーというのは、毎回思うのだけど、市販された場合、何処にナンバープレートを付けるのだろうか?
ナンバープレートを付けると完全にデザインが損なわれてしまう。やっぱり、コンセプトカーであってもナンバープレートを付ける事を前提でデザインしてもらいたいと思うのは私だけだろうか?


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脂肪遊戯

脂肪細胞の数は20歳までの体型で決まるそうな。
私が20歳の頃は身長175cmで体重56kgという超痩せ形だった為に脂肪細胞の数が少ないのだそうです。つまり、私の体には脂肪を蓄える場所がほとんど無い状態なのです。だから、ちょっとでもカロリーオーバーしちゃうとすぐに脂肪細胞の容量オーバーとなってしまい、脂肪を蓄える場所を失なってしまうのだ。

脂肪を蓄える場所がなくなっても溢れた脂肪は消えてはくれません。何処かに蓄えられる場所は無いかと無理から蓄えられそうな場所を探し、その結果、内臓へと貯まっていきます。この内臓脂肪が厄介で、ある日突然ポックリ逝っちゃう原因となるんだそうです。

ちなみに、同じ太っちょ体型でも20歳前からずっと太っちょだった人は脂肪細胞の数が多く、脂肪を蓄える場所がしっかりあるので大丈夫なんですと。こりゃ、ヤベェ〜なぁ〜。

あっ、でも私…、この冬で5kg痩せたんですよ。5kgって言っても私の体型じゃ誤差レベルですけどね。今年の冬は暖かいのか知らないけど、寒い日でも凄く汗をかいてたんですよね。新陳代謝が良いのか、単なる更年期か…。えっ…?



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MT車の奥深さ

6速マニュアルシフトレバー

18歳で免許証を取得し空白の時間を2年経て、20歳になって初めて所有した車は迷わずマニュアルトランスミッション車(MT車)でした。それからMT車ばかり乗り続ける事、早20数年…。未だにMT車の奥深さに驚いてます。まだまだ極める事が出来ません。

ノッキングしないでスタート&不快な振動を押さえてのシフトチャンジ、坂道発進等、教習所で習う技術は勿論の事、それら1つ1つが出来るようになると、新たに次の課題が見えてくる。その次の課題が出来るようになると更に次の課題が見えてくる。全く終わりが見えてきません。

20数年間MT車を乗り続けてるけど次々に習得しなければならない課題がやって来るので全然飽きる事がない。毎日仕事に出かける嫌な通勤路も楽しい通勤路に変えてくれる。そして、何より自分の技量がその都度目に見えて変化してくる過程を楽しめるのもMT車の面白いところですね!

現在の車はスポーツタイプか極端な廉価版しかMT車が用意されてなく、ほとんどがオートマティックトランスミッション車(AT車)しかありませんが、運転技量の向上を喜びとし運転を楽しむ為にはやっぱりMT車だなとつくづく思います。そうなるときっと安全面でも大きく変化が生まれて来るんじゃないかと思うんだなぁ〜。



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見方が違ってくると結果は180度変化する

昨年末からずっとバタバタして新年の挨拶すら出来ていません。申し訳ございません。1月早々からお詫びスタートとなってしまいました。
皆様、あけましておめでとうございます。
ずっと放置のままではいけないと思い、少しの時間を見つけて、今頃新年のご挨拶です。また、年賀状をくださった皆様、未だお返事を書く事が出来ていない事、申し訳ありません。

という事で、話はガラリと変わっちゃうのですが…、昨年末ぐらいから景気が回復傾向にあるのでしょうかね?車のCMを観てると、ちょっとした変化を感じました。
車の永い永い低燃費&エコロジー時代に終止符か?と感じさせる表現が車のCMに見受けられるのですよね。

低燃費、ハイブリッド、電気自動車とエコロジーを極端にアピールする時代に突入してから、人は欲求というバネを我慢という力に押し縮められてこれまで過ごしてきたように思います。押し縮められ、限界点に達したバネは物凄いエネルギーで反発しようとします。
そう、ケンメリスカイラインGT-Rを代表するように第一次オイルショックで数々のスポーツカーが姿を消し、後に、やって来たのはオイルショックでガマンを強いられて来た時の真反対…、スーパーカーブームです。

その後、1980年代から1990年代前半と国産車もパワー競争&スポーツカーブームとなりました。オイルショックはどこ吹く風…。パワー競争が始まり、力の強いターボ車も次々に登場しました。その結果、ターボ車は同排気量同士のターボ無し車と比べられ、燃費の悪い車というレッテルが貼られました。

私が景気回復傾向か?と車のCMを観て感じたのは、最近、車のCMが力強さをアピールしてきたからなんだよね。スズキのスペーシア カスタム XSでエネチャージというエコロジーをアピールしつつも、ターボでグーンダーン!と力強さをアピール。ダイハツのタント カスタムでは、急勾配の坂道「ベタ踏み坂」をベタ踏みじゃなくてもラクラク上れるとか、「アクセル踏まなくても」というエコロジー的なニュアンスを残しつつ力強さをアピールしています。

しかし、力強さをアピールするという点では過去のパワー競争と同じ事でも、言い回しによって、エコロジー的な印象を与える言葉のマジック!

エコターボ搭載とかなんとか言ってるげど、元々ターボやスーパーチャージャー等の過給器は第一次オイルショック時代に、力強い大排気量車を生産する事が出来なくなり、小排気量車で何とか大排気量車並のパワーを得る事が出来ないかとエコロジーな目的で開発された物です。

1980年代から1990年代前半パワー競争時代には、諸悪の根源までとは言わないが、燃費の悪いパーツの代名詞にされてしまったターボ。しかし、同じ事なのに、その時々の世情で言い方を変えて今度はエコロジーの代名詞にしようとアピールしてるわけで、同じパーツで同じ効果であっても、方やエコロジーではないと言われ、自動車税の増税とされ、方やエコロジーとされて、減税の対象にされてるわけで、消費者はいろんな意味で「騙されてる」って言う事になっちゃうのかなぁ。



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