fc2ブログ
2011 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312011 11

ほんの少しの感動

オリジナルキーホルダー

またまた、オリジナルキーホルダーの試作です。「満足出来ないオリジナルキーホルダー(当Blog内リンク)」ずっと、1つからの注文でも承けてくれる印刷屋さんを探してまして、良い感じのキーホルダーを見つけたので試しに作ってみました。

結論から言いますと、作ってみた感想はイマイチ!感動と喜びが得られないのです。キーホルダーのベース素材はメタル製で質感が有り申し分無いのですけど、肝心の印刷がダメ!折角の素材の良さを印刷が壊してしまってる状態です。私の目では合格が出せません…。

ベースキーホルダーの写真
(c)オリジナルプリント.jp

その印刷屋さんのホームページで紹介されるキーホルダーはこのような状態で、6cm×3cmサイズとサイズ表示が有りました。しかし、このサイズが印刷面を意味するものか、キーホルダー全体を意味するものか、注文しようとする私にはサッパリ分からなかったです。キーホルダー全体のサイズだと、どう考えても比率が合わないし、印刷面なのかと考えてみるとキーホルダーが巨大になり過ぎる…。何とも分かり難い無責任なホームページなんだ!

まぁ、ハッキリ言って、キーホルダーを注文しようとする私には全体の大きさなんて然程気にはなりません。…というのも、キーホルダーなんていう物は大体『手の平に収まるサイズ』でしょ。ここで注文する時に私が気になるのは印刷面積です。その印刷面積によって「何処まで細かな印刷表現が可能になるのか?」という事が分かるのですから。

キーホルダーは1つからの製作が可能のと言う事で、印刷方法はオンデマンド印刷なのですが、オンデマンド印刷でキーホルダーのサイズが6cm×3cmで、その半分程度の印刷面積で考えると、まともな印刷画質は得られないという事は容易に想像出来ました。しかし、オリジナル印刷のキーホルダーという商品として登場してるって事は、私の知ってるオンデマンド印刷の常識を覆してくれてるかも…という淡い期待を抱きつつ注文してみたわけですが、結果は、私が想像するオンデマンド印刷のそれ以上でも、それ以下でもなかったです。『まぁ、こんなものか!』っていう想像通りのレベルです。

印刷面の大きさ

そして、こちらが実際の印刷面のサイズです。オンデマンド印刷で使うにはスペースが小さ過ぎでしょう!これじゃ、ほとんどの印刷がダメなんじゃないの?そして、6cm×3cmというサイズもキーホルダーのリングを除いた部分の大きさでした。注文しないと分からないサイズなんて、サイズ載せる意味ないじゃん!

それに、印刷屋なのですから印刷出来る事は当たり前です!その当たり前の事をして喜んでちゃダメだよ。ってのが私の思いです。オンデマンド印刷は1つからの印刷が可能だけど、オフセット印刷より質が落ちるというデメリットがあります。その為に、オンデマンド印刷で堪えうる最低限のサイズというのがあるでしょう。

私はこのキーホルダーを注文しなくても、この印刷サイズではマトモな品質は得られないと思ってました。そして、今回注文してみて、正直予想通りの結果に終わったけど、私の感覚なら、この程度の結果だと商品にしない!出来ない!

今回は得にえげつなく印刷面積が小さくなる事を想定して、オンデマンド印刷では更に表現が難しくなる黒っぽい色のイラストを選んで試作しました。もしも、これで印刷表現が問題なく出来れば大したものだ!…という事で感動が得られ、私の眼鏡にも叶ってたと思います。微かな望みで、印刷屋さんが努力されて私の想像を裏切ってくれる事を期待してたのですが…。

絵柄が大きい完成見本
(c)オリジナルプリント.jp

きっと、この事を印刷屋さんにクレームとして伝えたら、『オンデマンド印刷にそこまでの精度を求められても困ります。見本にあるワンポイント印刷が限界です!』って言われちゃいそうです。私のオンデマンド印刷に対する常識もそのレベルだから。(笑)

だけど、現実問題として印刷を注文する場合、ワンポイント印刷程度のデザインばかりが集まってくるとは思えないし、オンデマンド印刷に対する知識の無い方も当然注文されると思います。そうなると、いろんなデザインで注文される事を想定してないとダメだと思うのです。

印刷屋ならば、オンデマンド印刷で何処まで堪えうるのか?最低限の品質をキープする為に印刷面積はどの程度の大きさが必要なのか、そこまで考えてもらいたい!と思いました。オリジナルの印刷が1つから可能なのだから印刷出来たら何でも良かろうではダメだよ!
印刷屋さんは、このレベルで商品として販売してるけど、私の元にオリジナルのキーホルダーを作って欲しいと依頼が来た場合、とても商品としてお渡しする事が出来ないので、その依頼はお断りするしかありません。

「オンデマンドだから、この程度までしか出来ません!」ではなくて、『オンデマンドだけど、ここまで出来ます!』っていう部分を見せて欲しかった。「オンデマンドだから、この程度までしか出来ません!」という事は私にも想定出来た事です。『オンデマンドだけど、ここまで出来ます!』になると、きっと私の想定を少し超えると思うので、そこに感動が生まれると思います。私が求めるのは、そんな少しの感動なのです。

でも、その少しの感動を感動を求めると、口煩いと言われ、業界から干されてパリパリになっちゃうんです! by トシちゃん!



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー
スポンサーサイト



プロの現場が変!

「歌がうまい王座決定戦」だとさ、畑違いの素人を競わせなくていいからプロの歌手の歌を聴かせて下さい。

数日前の某局で放送されたテレビ番組で「オールスター歌がうまい王座決定戦」なる番組がありました。まったく素人以下な芸能人のお遊び的番組ばかりで嫌になります。他にも「カラオケで歌詞を見ずに歌いきったら…」という番組にしてもそうだけど、歌手でもない畑違いの芸能人が歌う下手くそな歌を聴いて何が面白いの?…って、感じなのですが。

俳優が歌を歌うくらいなら素人参加番組にした方が見応えのある番組が出来る

歌を聴かせたい&歌が聴きたいという事なら、ちゃんとプロの歌手が歌える歌番組を創ったらどうなんだ?歌のプロが居てるのに、そのプロを差し置いて、歌手でもない畑違いの芸能人で誰の歌がうまいか?…なんて、そんなものはプライベートのカラオケで楽しんでくれ!公共の電波に乗せて放送するんじゃない!って、毎度毎度テレビを付ける度にプロの技と言うのが何なのか?という事を考えてしまう。

それこそ、歌手でもない芸能人の素人同然な歌を聴かされるくらいなら、素直に日本全国から歌自慢の素人さんを募り、素人参加型としての番組にした方が遥かに面白い番組になるでしょう。その方が歌の上手い人も多く集まりますし、プロと素人の明確な違いを意識するようになるでしょうから、プロはプロとして切磋琢磨しなければという意識の改善も出来るでしょう。

歌手なのに「歌がうまい王座決定戦」に出るの?

現在のプロの現場はグダグダ過ぎる!「歌がうまい王座決定戦」にCDを出してるプロの歌手が登場してくるし、あまりにも視聴者をバカにしすぎている。このような状態では、本気でその世界で頑張ろうとしてる人、あるいは、頑張ってる人が浮かばれないですよね。
更に毎度気になるのは、ステージ上なのに出演者に上下関係が存在してる点です。大御所と呼ばれる人が早々に脱落して雛壇に座ってると、司会がその大御所に気を使う事ったらありゃしない。舞台裏では上下関係があるのは当然だけど、ステージに上では大御所も新人も無い!そんな事は視聴者には関係ないのだから…。凄く、甘い世界だよね!番組内で大御所をヨイショする姿勢にお茶の間では引きまくりです。「裸の王様」も大概にしろ!って感じですよ。

小林舞香
(c)小林舞香

そして変なのは芸能だけに止まらず、芸術・クリエイティブの世界でも変だと感じます!先日、小林舞香さんの描くイラストを見て衝撃を受けました。多少の荒さは感じられますがイラストがプリントされたiPhone用ケースが紹介されていましたが、私はiPhone持ってないけど…、iPhone持とうなんて思ってなかったけど…、このiPhone用ケースが使いたくてiPhoneを持ちたくなる、そんな風に思える素晴らしいパワーのある絵だと思いました。

私が絵を描く切っ掛けとなった、80年代に活躍してた目標となるイラストレーター達の絵(当Blog内リンク)を見た時のような、ドキドキワクワクした新鮮な感動を蘇らせてくれました。このような感動って理屈じゃないんだよね。

AC楽しい仲間

しかし、悲しいかな…。この日本においては、画力のある絵が日の目を見る事はほとんどありません。なかなか日の目を見る事の出来ない才能ある人達は沢山居るのにも関わらず、一時期話題になったACのCMに登場するようなイラストがプロの現場ではもてはやされています。

緩キャラのように、早く描く事が出来て、制作コストが安くおさえる事が出来れば何だって良い!…という、人をバカにしたようなクリエイティブ業界の体質が問題なのだろうなぁ~。ってつくづく感じます。
実力ある本当のプロが排除され、素人がお遊びでのさばる現場!本物のプロなんて一握りだから、素人のお遊びがのさばってしまった中に入れば、いくらプロと言えど多勢に無勢。

以前、twitterで見た「変なルールだな」と思ったら、それで誰かが得をしてるんですよ。きっと。という言葉が木霊します。




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

KOJIのブイ!ブイ!車遊び~プロフィール~

ランボルギーニカウンタックLP400
KOJI児童が、衝撃をうけたランボルギーニカウンタックLP400!

衝撃的な出会い!
あれは忘れもしない小学校4年生?あれ?5年生だったかな?忘れてるやないかい…。時代は、この日本にスーパーカーブームが来たか来ないかぐらいの時である。
友達との間で「カウンタックがかっこいい」だの、「ポルシェがかっこいい」だの、話してた時、KOJI児童は話の内容がチンプンカンプンで全くついていけてなかったのでした。そう、KOJI児童は、スーパーカーブームが来てる事すら知らなかったのである。
しかし、そんなKOJI児童にも、転機がやってきたのでした。ある日、小学校の廊下にある掲示板で、何気なく貼り出されていた学校新聞に目を向けると、ある記事が飛び込んできました。
それは、スーパーカーブームの記事でした。そして、そこには、【ランボルギーニ カウンタックLP400】の写真が…。KOJI児童は、その写真に小学生ながらにも、衝撃を受けてしまったのです。「カッコいい!」今まで見た事も無いような車は、その、一言につきました。
当時は、外車なんてまだ珍しい時代で町中で外車を見る事なんてほとんどありませんでした。しかも、車というものは、横から見ると「凸の字」の形をしているのが、KOJI児童にとっての常識でした。だが、その車は、なんと横から見ると「流線形」です。世の中には、凄い車があるもんなんだな~。この衝撃的な事件により、KOJI児童は車にのめり込んだのでありました。
スーパーカーの記事や写真を集めるようになり、また読んでいたマンガも当時爆発的にヒットした池沢さとし先生の「サーキットの狼」。このマンガには、有りと有らゆるスーパーカーが登場していました。また、車が欲しくて…でも買えず。当たり前なのですが、少しでも車に近付きたく、スーパーカーのプラモデルにはまっていったのでした。よく無駄遣いをすると親に怒られたものでした。

マツダ サバンナRX-7
日本車もスーパーカーの影響を受けてデビューしたマツダ サバンナRX-7!

そんなスーパーカーブームは、日本車にも変化を与え始めてきました。【マツダ サバンナRX-7】が鮮烈なデビューをはたしたのです。当時は【ポルシェ924】と見間違うほどのスタイルでした。ヘッドライトにリトラクタブル「かくしライトの事ね。」を採用しているところが、スーパーカーしていましたねぇ~。
KOJI児童にとっては、日本車でリトラクタブルなんて初めてのことでしたから…。厳密には、スーパーカーブームのもっと前に【トヨタ2000GT】という車で、リトラクタブルを採用していたのですがKOJI児童は現車を見た事もなく、幻の車ということで、いろんなところで紹介されていましたから、いまいち、ピンときていませんでした。

童夢-零
日本のスーパーカー童夢-零!

時を同じに、日本のスーパーカー【童夢-零】という車を本で知る事になる。しかし、この【童夢-零】という車は、何処のメーカーなのか当時は全く分からなかったのでした。今では、ル・マン24時間レースなど各レースの世界でおなじみな会社なのですが、当時は無名?(私だけが知っていなかったのかも。)でしたから…。それからブームとは、寂しいもので次第に下火になっていきました。KOJI児童が中学に入学するかしないかの時でした。

ポルシェ930ターボ
KOJI少年が欲しがってたポルシェ930ターボ!

車の夢(少年期)!
そして、KOJI児童は目出たく中学生となりKOJI少年となりました。スーパーカーブームはとっくに消え去ってしまっていましたが、KOJI少年の心の中では、地味にメラメラと燃えておりました。中学期では、車に対してそれほど目立った行動はとらず、心の中で車の憧れを温存しておりました。大人になって絶対にポルシェ930ターボを買ってやる!ってね。当時はポルシェに凄く憧れてました。
そして、時は高校時代に移り過ぎ、自動車免許が取れる年に近付くにつれ、心の中で地味に燃えていた車への思いが次第に強くなっていきました。まだ、免許証も持っていないKOJI少年は、自動車ディーラーを巡りカタログ収集をし始めるのでありました。自動車ディーラーには迷惑な話で、車も買う事の出来ない16か17歳そこらのガキが、「カタログ下さい。」と言ってくるのだからさぞかし迷惑だっただろう。当時の営業マンさん、本当にごめんなさいです。m(__)m
その時のカタログは現在も大事にとっております。今となっては凄く貴重なカタログですね。マニアに高額売買が出来るかも。(笑)
そして、18歳。高校卒業と同時に待ちに待った免許証取得!…が、しか~~~し、大阪のデザイナー専門学校に進学のため2年間車に乗る事は出来ませんでした。乗るといえば、夏休みなど大きな休みの時、ちょろっと乗る程度でした。KOJI少年は、免許証取得後2年間ほとんど車に乗る事なく20歳を迎えるのでした。

スバル アルシオーネ VR ターボ
初めてのMy Car、スバル アルシオーネ VR ターボ 4WD。

念願のMy Car!
KOJI少年からKOJI青年(以降KOJI)に…。
KOJIは学生を終え、地元のデザイン会社に就職と同時に念願のMy Carを購入。しかし、まだKOJIは、車は好きであっても車の性能の事はよく分かっていないのでした。当時はカッコ良い車、「リトラクタブルヘッドランプで、あまり街を走っていない車」と言うのが、KOJIが思う、カッコいいスーパーカー的なイメージでした。そう、KOJIが初めて買った車は、ジャジャ~~ン!【スバル アルシオーネ4WD】なんだ、それって?
当時は、カー雑誌で生きた化石とまで言われた、超マイナーな車。4WDと言っても、今の車のように(フルタイム4WD)ではなく、(パートタイム4WD)なのです。(パートタイム4WD)なんって今は使ってないから死語ですね。知らない人の方が多いかも知れませんね。フルタイム4WDが出始めの頃は、必ずトランクなどに(FULL TIME4WD)ってステッカーが貼ってあったものです。ターボも同様にステッカー(TURBO)が貼ってありました。いつからでしょうね、これらのステッカーが消えたのは。
そんなことはさておき、【スバル アルシオーネ4WD】は、中古で購入しましたが壊れる壊れる、壊れたら修理代めちゃ高でした。修理代が払えないから最終的には壊れてもほったらかしで乗り続け、ついに車検の時が…。修理しないと車検に受からないから、修理代の見積もりをとってもらう事に…。はじき出された修理代は、なんと70万円オーバー!ここで、車の乗り換えを決意。アルシオーネ3年の命でした。


日産シルビアK'sダイヤセレクション (S13型)
2台目のMy Car、日産 シルビアK's。

あぁ、チューニング人生。
KOJIには妹がおりまして、都合よくこの時期、妹が日産サニー販売に就職。
このころ、KOJIはバニングに目覚めていました。バニングとは、1BOXのバンをキャンピング・カーに改造した車のことです。しかし、ビンボーな庶民のKOJIには、とても現実離れした車で、しかたなくあきらめることに。そして雑誌で日産S13シルビアの公認チューンドカー【トミーカイラM18Si-NA】の記事を見て、一発で惚れ込むのでありました。トミーカイラを買うぞ!しかしまだ世間ではチューニングの風当たりは強く、今では、日産のディーラで簡単に買う事のできるトミーカイラがまったく知られていなく、購入することがとても困難でありました。様々なトミーカイラの特約店を回り購入を試みましたが、何処の特約店もトミーカイラのパーツは販売しているものの、チューンドカーは販売した事がなく、特約店でも困難を極め【トミーカイラM18Si-NA】をあきらめざる得なくなりました。そして、日産のディーラーにて「チューニングしたシルビアのNAよりも、ターボモデルの方が面白いで。」との言葉につられ【日産S13-シルビアK's】を購入することに、確かにディーラーの方が言われたように面白い車でした。
数年がたち、中古だがGABのショックアブソーバーとタナベのHS200というスプリングを手に入れる。サスペンションのパーツです。車高は変わらないけど、バネレートが堅くなっていてスポーツ走行にはもってこいのパーツです。当時はこのパーツで車がよくなったのか、悪くなったのか分からないまま、スポーツ用の足にしている事が優越感でした。
これが、KOJIのチューニングの始まりでした。車の動きが多少分かるようになってきたKOJIは、更に良い足を求め、同ショックアブソーバーの新品を入れてみました。フィーリングが全く違う、そう最初のショックアブソーバーは抜けていたのです。と言う事は、今まではスポーツ用と言って喜んでいましたがノーマルよりも悪い状態で乗っていたのでした。チャン、チャン!
そして更に時がたち、車検の時期がやってきました。シルビアに乗り換え2度目の車検が…。
しかし、今のチューニングは…、国に認めらておらず違法改造でした。ショクアブソーバーとバネを変えているだけなのに…。今ではオプションでローダウンなんて当たり前ですけどね。当時は…。KOJIは決断しました。(車検費用+ノーマルに戻す費用)なら(車検費用+公認車検費用)だと、KOJIは初めて公認車検という行動に出たのでした。公認車検とは、改造した部分を申請し安全な部品を使い一般の運用で支障をきたさない改造という事を国に認めてもらう車検の事です。以後この車の車検は、普通の車と同様に車検が受けられるようになるのです。しかし、元の状態に戻すと車検が受からなくなるという矛盾した点も…。かくして、堂々とチューニングした車を町中で乗れるようになったのでした。

S15 NISSAN SILVIA Autech Version
3台目(現在)のMy Car、日産 シルビア オーテックバージョン。

あぁ無情、安全ってなんやねん。
公認車検取れて喜んでいたのも、つかの間、なんと規制緩和が…。3ヶ月後のことです。そう、今までしていた改造の部分が大幅に認められるようになったのです。足周りをいじる事は、別に違法でもなんでもなくなった。
KOJIが苦労して、バネを製造しているメーカーから強度検討書を取り寄せ、車検に通す為の書類を作成し、手間ひま予算をかけ改造が安全であると言う事を国に認めてもらうのに、とてつもなく苦労したのに、なんなんだ?これは。ひとつ前の段落でも言ったように、【元の状態に戻すと車検が受からなくなるという矛盾】。こういった規則は、安全の為でなく取り締まる為の規則だったんだと思えるようになってきました。更にこの後、32歳になったKOJIはモータースポーツ(ジムカーナ)と出会う事になるのでした。この時、【シルビア】は、ほぼ10年目16万kmを迎えようとしていました。ジムカーナをしていると、シビアに安全について考えるようになってきました。今ある交通規則って本当に安全の為に存在している規則なのだろうか?交通安全週間になるとスピードを守り安全運転しましょう。と当たり前のように言われていますが、はたして、どれだけの人が、守る守らないは別として交通規則を把握しているのだろうか?交通法規を調べると、これが出てくる出てくる、知らなかった交通ルール。やはり今の交通規則って安全の為でなく、取り締まる為の交通規則だったと確信しました。そして、ほとんどの人が、安全運転や交通ルールを守っているつもりで、知らずに違反している現状にあると言う事が分かりました。本当に安全を語るなら、この知られざる交通ルールを守る守らないは別として理解する必要があると言う事を。歩行者や自転車などにも反則キップを切られる違反が存在する事を、クローズアップされているスピードだけが違反の対象でない事を…。そして、現在も安全とは何かを考え模索しているKOJIでした。

追伸!
【S13シルビア】ですけど、16万km越えた時点で寿命が来て廃車になっちゃいました。今は【S15シルビア-オーテックバージョン】に乗り換え、月1回の広島スポーツランドTAMADAにてジムカーナに燃えております。KOJIの車人生まだまだ現在進行形です。

KOJIのブイ!ブイ!車遊びのTOPページに戻る
(当Blog内リンク)



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

「美」の意識が高い一鶴

一鶴土器川店:店舗
(c)一鶴

先日記事にした薬王寺(当Blog内リンク)からの帰り道に、骨付鳥をお土産に買って帰ろうと、一鶴(外部リンク)土器川店に立ち寄りました。昨年10月にリニューアルされた店舗は白壁の美しい丸亀城城下にふさわしい外観です。って、私達がこのお店に着いた時は、すっかり日が暮れて真っ暗でしたけど。その為に写真は一鶴のホームページからお借りしました。

夜は夜でまた、駐車場からの入口までの通路に下から照らすロウソクの炎の如く優しい光の誘導灯が和の雰囲気を醸し出し何と言えない情緒が漂っています。それ以上でも、それ以下でもない自然体の照明とでも言ったら良いのかな。人を呼び込み為の明かりではなく、落ち着きを与えてくれる明かりです。

一鶴土器川店の店内:カウンター
(c)一鶴

一鶴の骨付鳥(メニュー)に関しては、過去記事(当Blog内リンク)で何度か紹介してますので、今回はお店についての気付きをちょこっと紹介してみますね。

今回はお店の写真を撮り忘れたので、こちらの写真もお店のホームページから拝借しています。その為に店員さんとお客さんが写ってませんけど、店内は私が行った時と全く変わりないです。今回、お店に足を運んで気が付いたのは、店内に美を損ねる無駄な広告が一切無いのです。
レジカウンターの上には、お持ち帰り用のメニュー表やパンフレットが置いてありましたが、それ以外のお客から見える店内の何処にも広告がありません。

一鶴土器川店の店内:テーブル席
(c)一鶴

こちらも、お店のホームページからお借りしたテーブル席の写真ですが、宣伝に繋がる広告は一番奥に貼られてるポスターのみです。そして、ポスターは額装されています。まるで美術装飾扱いです。この写真では一番奥の壁面に1ヶ所のみです。
更に、テーブルの上にも無駄な広告は一切無しです。

一鶴土器川店の店内:座敷
(c)一鶴

お座敷もこの通りです。額装されポスターが壁に1ヶ所のみです。庶民的なお店なんだけど素晴らしいね。こちらの写真もホームページからお借りしました。

一鶴土器川店店内

写真が全部ホームページからお借りしたわけですので、店舗に広告が無くスッキリしてるのはホームページ用に撮られた写真だからだろう?って思われそうですけど、こちらの写真は、丁度1年前のリニューアルした直後に私が撮った店内の写真です。改めて写真で確認してみたのですけど、この時も、壁面にメニュー等の広告に関係する印刷物や貼り紙は全く無いのです。それが1年経った今日でも同じだったわけです。

今回、お店に足を運び、この事に気が付いたのですが、家に帰るまでBlogの事はスッカリ忘れてまして、帰ってからこの事はBlogに書かなきゃって急に思いついたものですから、お店の全体的な写真を撮ってなかったのでした。それで急遽一鶴にお問い合わせメールして写真を借るようお願いをしたら快諾してくださったわけです。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。
またこのたびは当店への暖かいお言葉をいただきましたこと重ねてお礼申し上げます。土器川店は派手な造作もなく、シンプルな設計となっておりますが、上野様のお言葉にあるように、お客様がお食事を楽しんでいただく姿や従業員がテキパキと働く姿こそが飲食店としての賑いだと思っております。


これは、私が画像の使用のお願いメールに対する返事の一部です。

食事をしにレストランに行けば、店内壁面には五月蝿いぐらいの広告やメニュー表。テーブルにメニュー表が1つあれば充分なのに顔を上げれば否応無しに壁面から広告が飛び込んでくる。テーブルに目を背けると、これまたご親切にテーブルにメニューが貼付けられていたり、三角の筒状の広告が置かれてあったり…。それでいて、お店側は寛ぎの空間を…なんて言ってたりするわけですけど、それが当たり前に常習化して寛ぎが何なのか気が付けないでいるのですよね。


日本の場合、広告を作るデザイナー達も、広告効果という事にばかり拘り、見てもらう為には何でも有りな状態です。その為に、街の景観を損ねる多くの原因が、デザイナー達が細部の1つ1つに拘り見易さ等を考えて、美くレイアウトされて創られた商業広告だったりする。これは、今までずっと感じてた事です。
屋外広告に至っては、デザインによって街が汚されています。(当Blog内リンク)他にも駅の構内等もデザイン物の乱立によって酷いものです。(当Blog内リンク)

多くのデザイナーは、自分がデザインするという作業的な事には関心があっても、他人がデザインしたものとか、自分がデザインしたものにしても、その後どのような環境で発表され、それがどのような影響を社会に与えているのか?という事には、全く無関心です。

私は、職業柄、ついつい広告に目がいってしまうのですが、広告が街の景観を損ねていたり(看板等)、店内の景観を損ねていたり(メニューポップ等)が、普段から気になっていました。
デザインをする側の人間がデザインを否定するような話をしてるようにも思われますでしょうが、そうじゃなくて、本当に生きたデザインを考えるならば、何が無駄で何が必要かを考えなければならないという、その答えを一鶴土器川店で見た気がしました。一般的なお店に当たり前に置いてある、お勧めメニューのポップにしてもそうですが、デザイン物は「コミュニケーション・ツール」なんてデザイナーの間では言われてたりします。しかし、本当にコミュニケーションを大切にすれば、必要なのは店内ポップなんかじゃなく直接店員さんに聞くって事になるのだろうし、直接聞かれるからこそ、店員さんからのサービスも親身なサービスに繋がるのだろうと思います。店内に無駄な広告が無いというところから、私にはサービスの本質という事まで感じ取る事が出来ました。

そんな、デザイナー達も関心が薄い事を、この一鶴というお店は気が付いているって事なんですよね。
ちなみに、デザインはアートじゃないと多くのデザイナーさんは口を揃えるけど、本質を考えられた接客やサービス、それに伴う必要最小限の広告は、機能美という美しいアートじゃないでしょうかね?
そりゃね、デザイン物が乱立して景観を損ねてしまってる結果になってるデザインはアートになり得ないと思いますよ。


とりめし

ちなみに、今回は、「とりめし」と「ひな」を買って帰りました!何故か「とりめし」の写真は撮っていた…。





Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

クララちゃんは実在しません

グリー:ドリランドのクララちゃん

ドッ・ドッ・ドリランド!でお馴染みのグリーのCMに登場するクララちゃんです!

いやぁ~、それにしても、「※クララちゃんは実在しません。」ってコピーですけど、このCMは私への挑発でしょうか?…なんちゃって!
私のような、ちっぽけな個人クリエイターなんてCM制作をするような大手広告代理店は相手にもしてないでしょうけど、何故、「挑発でしょうか?」って言ったかといえば、過去にこのBlogで「イラストはイメージです(当Blog内リンク)」とか「写真はイメージです(当Blog内リンク)」「危険ですので真似をしないで下さい(当Blog内リンク)」と言ったような、消費者をバカにしてるのか?と思わざるを得ない注意コピーを取り上げ記事にした事がありましたので、きっと、これらの事に精通してる業界関係者は面白くないだろうなぁ~って思うわけです。

だから、ホレホレ、このCMをまたネタにしてみろ!っていう挑発をしてるのかなぁ~なんてな。(笑)

でも、もしもですよ、もしも、このCMが本当に「私への当てつけ」だったとしたら嬉しいなぁ。だって、ちっぽけな私が大手に意識されてるって事になるでしょ。まさか、クライアント様のお金を使って一個人への当てつけ的な事をするわけはないですけど…。(笑)

私の書くこのBlogは、結構いろんな企業様も足を運ばれていまして、その企業様の中にはCMを制作されてる大手広告代理店さんも頻繁に足跡を残されています。ありがたい事です。
しかし、クリエイティブ関係の方には、私がこれまでにクリエイターとして活動して来ての疑問や業界麻痺についての記事が多い為に面白く思われてない事も事実だろうと思います。面白くなかったら見なきゃいいだろうけど、
でも、柳原可奈子風に言えば「このBlog、なんか気になっちゃう感じですかぁ?」…みたいな。(笑)


それにしても、実際の注意コピーよりも目立つ大きさでウケ狙い的に表示してしまうという事は、普段、当たり前に入れられてる注意コピーが、とても不自然で変な事であると思われたから「※クララちゃんは実在しません。」っていうコピーが入れたのだろうと思います。変だと思わなければ、ギャグにはしないでしょう。

業界はそれが変な事と気付きながらも改善しようとはしないで「イラストはイメージです」や「写真はイメージです」等の注意コピーを入れてるのが実情なんだろうなって思いました。

「※クララちゃんは実在しません。」っていう、このコピーはギャグのつもりで入れられてるのか知れませんけど、私はこのCMを見る度に意味のない変なルールが改善出来ない足掻きに思えて空しく感じてしまいます。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

KOJIのブイ!ブイ!車遊び~今だから言えるマル秘 恥ずかしい話~

今だから言えるマル秘 恥ずかしい話

今まで、免許証を取得してから、あるいは取得する前、とにかく車にまつわる、今だから言える恥ずかしい出来事の紹介。誰もが一度は経験してるんじゃないかな?…と思われる恥ずかしい出来事の投稿された自慢話です。
「免許をもらい、初めて自分の運転で入るガソリンスタンド、緊張感のあまりの失敗。」や「土禁の車に乗り込んで出発した後に、靴を忘れた事に気がついた。」など様々な失敗談があると思います。ぜひ、ここで発表してみませんか?恥ずかしい話を自分の心にしまっておかず、皆さんで共に分かち合い笑いに変えて楽しみましょうというコーナーでした。

【001】広島県福山市 あさPi 様(30代)
随分前の話になるのですけど、ある日車を運転中に、急に車から異音がしたんですよ。エンジンの方から「ブゥ~~ン」って感じで、今までに聞いた事のない大きな音でエンジンがうなりを上げたようで、怖くなり次の日に、自動車屋さんに見てもらいに行ったんですよ。しばらくして、整備士の方からの説明が…、「異常ありません、車は、いたって正常ですよ。」とのこと、私は耳を疑いました。「そんなはずはない。確かに昨日、エンジン付近から変な音が…。」サービスの方も困ってしまい、「とりあえず、これで乗ってみてまた様子がおかしいようでしたら持ってきて下さい。」と言われ、その日は、現状でそのまま帰る事にしました。
そして、次の日の通勤の時、またしてもあの音が…、「ブゥ~~ン」!やっぱり何処か壊れてる。そう確信した私は、再度自動車屋さんにいきました。ちょっと、怒った口調で「やっぱり、変な音が出るのですが。異常がないって言ってましたよね!」と強気に言いました。「整備士ならちゃんと見て下さい。」「素人だと思ってバカにしないで下さい。」もう、ほとんどケンカごしです。そして、「きっちりとバラして整備してみますので数日車を預からせて欲しい。」とのことで、車を預け代車を借りで帰る事にしました。
また、次の日の通勤の時に、今度は代車で「ブゥ~~ン」…、「えっ?」「何で、代車で音が????」そして、場所を確認すると、いつも通る度にエンジン付近から音が出てた場所です。そう、音はいつも同じ道路の場所で出ていたのでした。
もしかして…、そうセンターラインをよく見るとイボイボが…。踏んでいたのでした。タイヤがセンターラインのイボイボを踏んだ時にタイヤから音が出ていたのでした。その瞬間、いままでの整備士さんとのやり取りが走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。
そして、車屋さんに行き、顔を真っ赤にし平謝りしたのは言うまでもありません。あぁ~、恥ずかしかったですぅ~。


【002】広島県呉市 ta-ka 様(20代)
ある日のお昼のこと。いつもどおり愛車で近所のスーパーへお買い物に行きました。「今日は天気も良いし、窓開けて走ろう♪」とパワーウィンドウのスイッチをポチッ。・・・・・窓が下がりません・・・・・(T_T)
モーターの音も全くナシ。壊れたのかと思い「叩けば直るかも(笑)」とドアをバンバン叩いたけどやっぱりダメ。仕方ないからディーラーさんへ行って「すみません、窓が降りなくなったんですが。」と店員に修理をお願いしようと車を降りようとしたら。「コレじゃないですかね?」ポチッ、うぃ~~~ん・・・(窓の降りる音)
へっ!?なに!?なんで窓降りてんの???
・・・そう、パワーウインドウスイッチの最前方にある「ウィンドウロックスイッチ」。
先日車をイジっている時に、何かの拍子でスイッチが入ってしまっていたのでしょう。「あ、あぅ、ありがとうございました・・・。」恥ずかしくて顔から火が出そうでした。私は逃げるようにディーラーを去り、しばらく自分の中の話だけにしておこうと心に誓ったのでした。
だって・・・そんなスイッチ使ったことないんだもん・・・。


【003】広島県福山市 管理人 Koji
ついつい、やっちゃいました。顔面まっっかっか。この前、某家電ショップに行った時なんですけど。車を立体駐車場に入れたんですよ。その立体駐車場から某家電ショップとつながっていて入り口は何処も同じ作りなんですよね。一通り買い物が終わって帰ろうとしたら(ここまでの時点でピンとくる人はきたかな?)止めてた所に車が無いんですよ。散々駐車場内を探して回ったんだけど、私の車の止めてあった所に『ベンツのAクラス』が止まっているんです。ドアロックはしてたし…。もしかして盗難?って言葉が頭を過り、だんだん顔が青ざめ、これは店員さんに相談しなくては。
しかし、駐車場にはトラブルに関し一切の責任は負わないと書いてあるし。話をしてもムダだろうなと思い店員さんの元に…。店員さんを呼び止め話を切り出そうとした時、まてよ入ってきた時と店内の様子が違うと言う事に気がつきました。
そう、階を間違っていたのです。しかし、すでに店員さんは私の前でニコニコと『なんでしょう?』って言ってるじゃないですか。思わずとっさに目の前に有った掃除機の説明をしてもらい、『予算が合わないや~。』などと私は戯けた事を抜かして、店を後にしました。
そして、駐車場に戻ると、私のS-15は何事も無かったように綺麗に元の?枠内に止まってるではありませんか。
周りの人には、このミスがバレてませんが、私の心の中で凄く恥ずかしかったです。それにしても、何年も車乗っていてもボケ倒す時には思いっきりボケてしまうもんなんですね。(^_^;)


【004】広島県某市 まあき 様(30代)
「短足シルビア」
ある夜、娘を連れてビデオをレンタルして帰宅した時のこと… 時間は、深夜0:00頃だった。我が家の駐車場は、道路から、坂を下らないといけないのだが、お隣さんの駐車場は、更に急(歩いて降りるのもキツイぐらい)な下りを通っての車庫入れしなればならないという状況である。ちなみに上で紹介した坂は、車の長さ1台分くらいの道幅くらい。坂がきつすぎて、両サイドには、ガードレールが装備されている。普段なら、駐車場にフロント側から車庫向かって帰宅すると、そのまま前から突っ込むのだが、その日だけは、どうかしていた。「明日の為に向きを変えておこうと・・・」向きを変えるべく、車を90度反転、スーパー切り返しで、少し下がっては、切り返し、前に行っては切り返す。そして、切り返しが3回目の時!!若干お隣さんの宅へ入るための坂に、車が入り、坂道発進状態となった。ギアを1速に入れ、サイドを下ろしながら、クラッチをゆっくり切る、「ブゥゥ~~」という音と共に、車が坂を下りはじめた。なんと、左リアタイヤが空転している。「あっ…」そう、短足シルビアの、右足はフルバンプ状態。左足は背高するつま先立ち状態の家の前で、亀になってしまったのだ。「しまった」と思いつつ再度坂道発信にチャレンジ!が車は、また後ろに下がる。ガードレールまであと50cm… 。「もうダメだ…」と観念し、フットブレーキを目いっぱい踏んだまま、携帯を手にとった。家まで、わずか5mのところで走行不能になってしまったのだ。。自宅にいる弟に、携帯をかける。「ナッでない…。」風呂に入っているんだ。(T_T)

気を取り直して、嫁に電話を。「たっ 助けてくれ~」
その時、車中の娘(2歳)は、状況を把握していたのか、小さな手で、シートベルトと、イスを握り締めていた。嫁が、外に出てきて、「どしたん??」と状況を把握してない様子。とりあえずおびえる娘を社外へ連れ出してもらった。嫁に呼ばれた、弟が出てきたくれた。「なんしょんな~」とあきれ顔。そうしていると、家族全員が起きてきた。家族の口からは、「このバカが。。。やかましい車で近所迷惑な…」とまさに、ボロカス。
弟が、バンパーを押す体制を取り、サイドブレーキのワイヤーがちぎれるほど引っ張る。なんとか、車をおりることができたので、親父にドライブを変わってもらい、オイラもバンパーを押す。「せぇぇーのぉぉぉ!」深夜の、自宅前で、SR20が吼える、、「ぶぅぉぉぉ~ん」オイラと、弟はメイッパイのパワーでシルビアを押す・・・・・が車は、更に後ろへ。。
だめじゃ~~。なんと、2人力で押しても、びくともしないほどなのだ。。。人力では、無理だ…と判断した、オイラと弟は、車で引っ張ることに。弟は、愛車P12プリメーラ20V(SR20VE搭載)を持ち出した。おいらは、牽引ロープをトランクから引っ張りだし、フックへ装着させる…。そのとき、親父のブレーキを踏む足は、プルプルしたいたらしい。
車は、なんとか、蟻地獄のような坂から引っ張り出された。P12プリメーラのお陰で、15は外傷を負うことなく無事に、駐車場に。。事なきを得て、ほっと一息。が、家族からは、更に「普段せんことをするけーじゃーー」等と批難を浴びせられ、ブルーに…。だが、その横では、弟の愛車のP12プリメーラ20Vは、牽引にかかるちからがすごかったらしく、クラッチが焼けて、異臭を漂わせ、弟君は更にブルーになっていた…。(弟君、すいませんでした。)

ここで、感じたこと。
1.普段しない突飛な行動は、マイナスの効果を及ぼす。
2.ヘリカルLSDは、ピンチの時に役立たない。。(本物のLSDを装着しよう!)の2つのことだった。。


【005】広島県福山市 管理人 Koji
どうも、またまた管理人のKOJIです。
今日は可燃ゴミの日です。朝、出かける時に、ついでにゴミを出してくると。ゴミ袋を持ち家を出ました。家からゴミステーションまで30mぐらいかな?歩いてでも充分行ける距離なのですが、どうせ出かける事だし、またゴミステーションから歩いて家まで帰ってから車に乗り込むのもなんだし、車のトランクの上(トランクの中じゃなく、上ね。)にゴミ袋を乗っけて、車をスタートさせました。
そう、これが悪夢の始まり。なんと私はゴミステーションの30mの間にすっかりゴミの事を忘れてしまったのです。ボケが入ってきてるのか?ゴミは車のトランクの上。普通に車を運転してもゴミ袋は落ちません。リヤのウイングスポイラーが上手い具合にサクになりゴミ袋をしっかりガードしてるのです。何km走った事でしょう。私は歩道を通る人や街行く人の視線に気がつきました。皆して、私の方に注目してる感じでした。赤信号にかかれば得に視線を感じました。この時点で、私はまだ気が付いていないのです。「今日はやけに視線を感じるなぁ~。」その程度に思い、更に車を走らせ、田舎から街に出る為の交差点でルームミラーで後方確認。その時、ミラー越しに飛び込んできた物は…。思いきり大きなゴミ袋が後方視界を遮ってるではないですか。家からここまで既に十数km。30分の道のり。迷う事なくUターンを決め、私の地区のゴミステーションに向かったのですが、これが恥ずかしいのなんのって、生ゴミとかあるからゴミ袋をトランクの中には入れたくないし、結局トランクの上に置いたままかえる事に。
気が付かないでトランクの上に乗せて、そのまま走るのと、気が付いてから走るのとでは気分的に全然違います。とにかく恥ずかしい。帰り道も思いきり人に見られてるし、気が付いてから余計に視線を感じるように。急ぐとゴミ袋が落ちてしまわないかと、余計な気を使いスピードも上げられません。行きは普通に運転していたんですけど、気が付くと普通に運転出来なくなるもんですね。(笑)
そして、何とかゴミステーションまで、たどり付いたのですが、ゴミステーションの他の人のゴミが綺麗に無くなってるんですよ。そう。私がドジを踏んでるすきに、ゴミ収集車が来て、既にゴミを回収した後だったのです。
次のゴミの回収日まで、このゴミどうしたものか?
女房のカミナリが落ちたのは言うまでもありません。。(悲)


【006】愛知県岡崎市 子持ちのMIVEC乗り 様(20代)
家族で○イザラスに行った時、嫁さんは一足先に店内に入ってしまい、3歳の息子のチャイルドベストを脱がせ、9ヶ月の息子を抱きかかえ外に出ようとインナドアハンドルへ力をかけたそのとき、大音量でホーンが連射してしまいました。
「えっ??なんで???」30秒後キーレスのOPENボタンを押すまで散々鳴り響いていました。

…最近の車ってすごいですね。うちの車には防犯装置がついていたようです。
 さらに30秒後、車外に降りた時たくさんの人に注目されていたことはいうまでもありません。

中古車ばっかり乗り継いできた「子持ちのMIVEC乗り」の失敗談でした。



…と現在は幽霊サイトとなってしまい、募集もしていない全く投稿も届いてません。そして、12月に借りてるサーバのサービスが終わる事で【KOJIのブイ!ブイ!車遊び】は消滅してしまいますが、投稿して下さった皆様本当にありがとうございました。



KOJIのブイ!ブイ!車遊びのTOPページに戻る
(当Blog内リンク)



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

薬王寺のお礼参り

四国第23番霊場 厄除の寺 薬王寺

2007年のゴールデンウイークに厄払いしに薬王寺へ(当Blog内リンク)行きました。あれから4年前…厄除けのお礼参りという名目で、再び薬王寺にやって来ました。昨日の渦潮の記事で言ってた本当の目的はここだったのですよねぇ~。

厄除けうどん

今回も、厄除けとは関係ないのですが、昼を食べてなかったので、やくよけ うどん(当Blog内リンク)を頂きました。4年前のゴールデンウイークには賑わってたお店も、いつもは閑散としてるようで、寂しさが漂う感じでした。もちろん、日和佐の町並みも静かでした。

薬王寺の手水

うどんを食べた後、薬王寺に向かい、まず手水で清めてから境内へと進んで行きました。

薬王寺の参道
本堂に向かう参道も非常に寂しい感じです。時折、霊場巡りをするお遍路さんと出会うくらいです。

女厄坂

33段の女厄坂を上ります。

線香

女厄坂を登りきった所で、50円を支払い線香を買い求めお参りし、42段の男厄坂を登ります。4年前は厄落としの為に石段の1段づつ、1円玉を置き厄除しながら上りましたが、今回は一気に本堂まで向かいました。

瑜祇塔

何故か、今回は本堂の写真を撮り忘れてしまいましたが、厄落としのお礼と、図々しくも新たな運気向上のお祈りして来ました。また、何年か後にお礼参りに来る為の口実かな…。

薬王寺境内から太平洋を望む

薬王寺の瑜祇塔から観る、日和佐の風景です。日和佐川から広がる太平洋です。いつ来ても良い風景です。

日和佐の町並み-桜町通り商店街

ちょっと右側に視線をやると、日和佐川にそって、桜町通り商店街が400m程続きます。…が、活気はありません。昔はこの商店街もきっと賑わってたんだろうと思います。そして、正面の小高い山には日和佐城があります。1500年頃に当地の豪族であった日和佐肥前守が築城したとされています。

鐘付き堂前

一通りお礼&お願いごとをした後、薬王寺を後にしました。この場所は鐘付き堂の前です。

薬王寺前の国道55号線

薬王寺前の国道55号線です。車はバンバン走ってるのですが、車が途切れたところでシャッターを切ったら、非常にサミシィ~~~!ゴールデンウイークの時には開けられていてお土産屋さんも、ほとんどがお店を閉められてるしぃ~!

薬王寺温泉 湯本・醫王の湯

でもね、薬王寺温泉は新しくなってました。4年前は奥まったところに古い建物が地味にあったのですが、薬王寺のメイン駐車場の場所に移動されてました。

薬王寺温泉の由来
弘仁6年(815年)の昔、弘法大師42歳の厄年に、ここ日和佐の医王山薬王寺を開創せられた。その時、山腹より湧き出た霊水をみつけ諸病に卓効あることを試み病に苦しむ人々に温浴を教え薬水として、服用をすすめ多数の人々を救い、世人は大師のご 威徳に感涙したという。
なお当温泉は大正初期大阪衛生試験場でラジウムエマチオンの放射能の作用ある硫化水素泉であることが科学的に立証されている。湧出する泉源について徳島県衛生試験場に於いて分析の結果温泉法による硫化水素を含む良質の温泉として正式に認定せられ、徳島県温泉開発第一号として、企業化された温泉であります。
弘法大師のご威徳を永遠に讃える為に「薬王寺温泉」と名づけ、新しい形で世に出た訳であります。


今回は帰りの時間を考えて入浴しませんでしたけど、今度は入ってみたいなぁ~。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

大鳴門橋遊歩道渦の道

鳴門公園第一駐車場からエスカヒル鳴門チケット売場を望む

四国は徳島県の鳴門公園にやって来ました!…と言っても、目的地に向かう前の寄り道でして、折角だから鳴門の渦潮を見ようという事になりました。車を第一駐車場に停め、とりあえず分からないままにチケットが販売されてるであろう建物に向かいました。

鳴門の見所は、鳴門山の頂上にある展望台からの眺めと大鳴門橋に設けられた遊歩道「渦の道」からの眺め等沢山あります。おそらく一番の醍醐味は、船で直に渦潮を間近に見る観光船じゃないかと思うのですが、今回は時間の関係で観光船からの眺めは諦め、「鳴門山の頂上にある展望台」と「渦の道」からの眺望を楽しむ事にしました。

ちなみに、料金は鳴門山の頂上にある展望台に上がる為の全長68mのエスカレーター:エスカヒル鳴門代が300円。遊歩道「渦の道」代が500円。これがセットで700円になるという事でセットを選びました。

全長68mのエスカレーター:エスカヒル鳴門-上り

早速、全長68mのエスカレーター「エスカヒル鳴門」で高低差34mを一気に登ります。傾斜角もハンパじゃないです。写真では上手く表現しきれてませんが画面右の中央部にある赤丸部分の三角型の物体が水平を表しています。上を向いてると真上に登ってるような錯覚すら覚えます。

鳴門山展望台からの大鳴門橋

"鳴門山展望台からの観た大鳴門橋です。

渦の発生地点

人工的な構造物である大鳴門橋と瀬戸内側の播磨灘と太平洋側の紀伊水道の潮がぶつかり合う大自然の眺めは圧巻です。丁度、橋の下が潮目となっていて波のせめぎ合いが面白いです。これに潮の満ち引きが合わさると渦を巻くのです。

全長68mのエスカレーター:エスカヒル鳴門-下り

鳴門山展望台から再びエスカヒル鳴門で降りて来ます。下向きの方が駐車場が見えてるので、どれだけ傾斜が急なのかよく分かりますね。エスタレーターだから自分の立ち位置は水平なのに、何故か真下に落ちそうな錯覚になります。

神戸淡路鳴門自動車道-大鳴門橋

そして、今度は神戸淡路鳴門自動車道の上に設けられた陸橋を渡り反対側へ移動します。陸橋の上から大鳴門橋を写してみました。

大鳴門橋遊歩道-渦の道への入口

折角渡った神戸淡路鳴門自動車道ですが、今度は神戸淡路鳴門自動車道の下を潜り、元の位置側に移動して、渦の道への入口に向かいます。このルートでしか渦の道に行けないのですよね。これで、大鳴門橋の下を歩く事が出来るのです。

渦の出来る時間

しかし、残念!
この日の渦潮を観る事の出来る時間は朝9時と昼の3時20分です。私達がこの場所に着いた時は11時頃でして、渦が出来る時間帯ではなかったのでした。

大鳴門橋遊歩道-渦の道

それでも、折角だから全長450mの遊歩道「渦の道」を歩きます。この遊歩道は結構な迫力ですよ!大きな車が上を通る度に揺れるし…。

渦の道休憩ポイントに設けられたガラス床

100mおきかなぁ、休憩ポイントが設けられていて、そのポイントにはガラス床があり真下が眺められます。下まで45mだそうです。

大鳴門橋の骨組

遊歩道は途中で橋を横断するように設けられていて、橋の骨組みを観る事も出来ます。それにしても,人間は凄いね!よくまぁ~、こんな巨大な構造物を造れるもんだと感心します!

展望室のガラス床

そして450m歩ききった先端は、展望室になっています。そして、丁度、この真下が渦を巻く地点となっているようです。時間が良ければ、この真下に大きな渦が観れたのでしょうが、いやはや…残念!

それにしても、子供達は元気ですね。このガラス床に喜び、はしゃいで走る、走る!
私は、このガラス床が割れないと分かっていても上に乗るのは躊躇してしまいます。私の年齢では、子供の頃の経験等から、ガラスは割れる物という意識が植え付けられているのですよね。
でも、最近の小さな子供達は、ガラス技術の進歩等からガラスの割れる所をあまり見なくなってるのかも知れません。今の家で割れたガラス窓にセロテープで止めてるような家なんて観ないし、強化ガラスでないにしろ割れにくいサッシ戸が当たり前。そういう状態で、このような観光地での強化ガラス床に乗ってはしゃぎ回れば、ガラスが割れないものとしての認識が強くなっても当然なのかなと感じます。
そして、その結果が天窓に乗り割れて落下する(当Blog内リンク)という痛ましい事故に繋がってるのではないかと感じました。
こういう場でキチンとガラスの怖さを、大人(親)が子供に教えていけるかと言う事が大事なんだろうなぁ~。…なんて、子供達がはしゃぐ姿に天窓事故のニュースを重ね合わせてしまいました。

飛島

飛島と言えば鳴門海峡の太平洋の紀伊水道側、孫崎の南南東約1kmにある小さな無人島です。写真はシルエットで分かり難いですけど白い塔型の灯台が立っています。山形にも飛島灯台というのがあるようで、こちらでは山形の飛島灯台と区別する為に、鳴門飛島灯台と呼ばれています。

架橋記念館エディ前から見た大鳴門橋

渦の道を渡り終えて最後に、架橋記念館エディの前から見た大鳴門橋です。ちなみに、次の目的地へと移動する為に架橋記念館エディには立ち寄りませんでした。本当の目的地は次ですから。(笑)




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

KOJIのブイ!ブイ!車遊び~広島県の峠カタログ~

KOJIのブイ!ブイ!車遊び-広島県の峠

春夏秋冬、日本の峠で満喫出来る景色は自然は四季折々、いつ訪れてもベストドライブな季節です。さまざまなワインディングロードを軽快に走り、その時々の自然と触れ合うのも、またよろし…。

但し、運転中は景色に気をとられ過ぎない様に安全運転を心掛けてください。また、運転中の携帯電話、カーナビ等の凝視は危険ですので絶対にしないでください。交通ルールを守り安全運転を心掛けましょう。

※ここで紹介する道路は、ドライブを楽しむ為の紹介であり、決して暴走行為を推奨する為のものではありません。

CONTENT
(1)グリーンライン (2)園芸センター



KOJIのブイ!ブイ!車遊びのTOPページに戻る
(当Blog内リンク)



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

「つゆだくおでん」の蕎麦

ファミマのおでん蕎麦

某ファミリーマートの「つゆだくおでん」の麺シリーズ第3弾となる蕎麦です。
麺シリーズには蕎麦の他に饂飩、ラーメンとあるのですが、麺は伸びてしまうので、通常のおでんダネとは別に用意されて表に出ていません。更に某ファミリーマートの店員さんもこれらの麺シリーズを注文されると仕事量がかなり増えパニックってしまうのであまり注文されたくないとの事で大々的には宣伝してないそうで、案外知られていないのかも…。
また、お客様も麺を注文した場合、その場で食べる事が出来ず、持ち帰っている間に麺が伸びてしまうという理由等から意外と注文されません。大きな駐車場を完備してる店舗ではトラックドライバー等がよく注文し、トラックの中で食べられてるようです。

そんな、「つゆだくおでん」の麺シリーズの蕎麦を貯めしに買ってみました。トッピングは、おでんの具でもOKだし、ファストフフードの掻き揚げをトッピングしてもよし…。注文は普通のおでんを注文するように、おでんの具の感覚で「蕎麦」と言えば良い。すると、店員さんが蕎麦を温めおでんの容器の中に蕎麦を入れてくれます。更に、容器に移された、おでん汁に蕎麦用出汁を入れて蕎麦仕様の出汁へと変貌します。ちなみに、饂飩はおでん汁そのままを使用し、ラーメンは粉末のスープが入れられてコクが増します。

そして、トッピングにファストフードの掻き揚げを入れた場合、次のお客様の為に掻き揚げを揚げなければなりません。これで、1人の店員さんがおでんにつきっきりにさせられてしまうので、店員さんが嫌がる所以です。レジが混んでる時とか注文されると敵わないだろうなぁ~って、お客の私が見ても思います。更に、大勢で複数注文された日には…。洒落にならん。(笑)

でもね、味は凄く美味しかったよ!コンビニのおでんベースの蕎麦だから、全然味は期待してなかったのだけど、かなりイケてる方だと思いますよ。

ちなみに、私は普通におでんを注文して、「蕎麦と掻き揚げを自宅で温める」と告げて、蕎麦は開封前の物を頂き自宅に持ち帰り温めて食べました。この方が店員さんもパニックにならなくて良いでしょうし…。でも、掻き揚げを買ったから、掻き揚げは後で補充の為に揚げたんだろうなぁ~。




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

KOJIのブイ!ブイ!車遊び~マイカー~

K-BRAND S15シルビアAutechVersion

愛車S15シルビア AutechVersionの特徴
ターボとは違う、NA※ならではの鋭い吹け上がりと俊敏な反応。チューンドカーにありがちな気難しさはなく高回転ではじけるような伸びを主張する。そんな性格のエンジンが搭載されたシルビア…。
これが、爆発的なパワーを武器とするエンジン、すなわちSR20DET(ターボ)を備えるスペックRとは、別の方向を目指したシルビア・AutechVersionです。
デビュー以来30年以上にわたり、コンパクトFRスポーツクーペというスタイルを貫いてきたシルビア。この伝統を受け継ぐ最新モデル=S15。この車の高い走りの資質をより鮮烈に引き出すべく、エンジン/パワートレイン/ブレーキシステム/サスペンションからコクピットにいたるまで、AutechならではのNAチューンへのこだわりを注ぎ込み、『AutechVersion』を名乗れる領域にまで昇華させられました。
※NA=ナチュラルアスピレーション(自然吸気によるエンジン)


S15シルビアAutechVersionのインプレッション

まず、ドライバーズシートに腰をおろすと、7500rpmまで引き上げられたタコメーターが目に飛び込んでくる。静かにキーをひねりエンジンをかけた瞬間に、高圧縮比に高められたチューニングカーならではのエキゾーストサウンドが轟き、軽いエンジンの吹け上がりにも大きな期待を抱かせてくれます。

アクセルを2・3度あおりクラッチミート!走り始めると3000rpm以下の街乗り領域では「もう少し回転数を上げてくれ!」と言わんばかりにエンジンがストレスを感じているようにも思え、多少の乗りにくさを感じます。圧縮比を高められたエンジンに軽量化されたフライホイールの相乗効果による乗りにくさなのでしょう。この手のNAチューニングカーは、高回転領域で初めてエンジンが目覚めるように仕向けられているのでしょう。そんな訳で街乗り走行中の渋滞にハマると低回転が少々扱いにくい分、ちょっとした地獄を見ているようだ。

しかし、ステージをワインディングに変えて、ちょっと元気に走らせてみると、4500rpmから上でエキゾーストがNA独特の甲高い音質にかわり、トルク感と吹け上がりのよさを感じる。但し、一般道では、この4500rpm以上の回転領域は制限速度オーバーになってしまう。2速シフトの4500rpmで制限速度40km/hとなってしまいます。従って、一般道では、この車の一番美味しい回転領域が封印されている状態のように思えます。

やっぱり、この車が似合うのはサーキットかなぁ~。って事で、場所をミニサーキットに移して、ジムカーナコースを思いっきり走らせてみる。足まわりは、個人的な趣味でディーラーオプション設定のNISMOローダウンサスキットに変更しています。少し元気にパイロン目掛けて旋回に入ると、フロントがフルバンプして底付き感があるように思う。挙動が不安定になるようだ。まぁ、これはローダウン用の車高を下げる見た目だけの足といった所で、割り切ってしまった方が良いようです。
現在は、NISMOローダウンサスキットがへたった事により車高が下がり過ぎて車検を通す事が出来なくなった事から、nismo S-tune サスキットに交換していますが、NISMOローダウンサスキットよりも車高が1cm高くなった事でストローク量が確保出来るのか動きがしなやかに感じます。

タイヤは、現在アジアンメーカーのピンソータイヤを入れてます。17インチ215/45タイヤにしては滅茶苦茶安い1本5,000円ですが、通常の街乗りでは全く問題無しです。ただ、スポーツ走行となるとグリップ力には、やや不満が残ります。少し、踏み込むと簡単にリアが逃げてしまう。レッドゾーンギリギリの7500rpm付近では、まっすぐ走らせる事が難しいから、滑らせて遊ぶには非常に楽しいけど、純粋なタイム狙いになるとストレスになってしまうだろうなぁ。

私は個人的な好みでAutech純正のスポーツチューンドサスペンションからnismo製のサスペンションキットに交換し、アルミホイールも17インチへとインチアップさせていますが、トータル的な性能を評価すると、AutechJapanが提案する標準コンプリートのままで乗る方が非常に気持ちの良い走りが出来る1台だと思います。

【My シルビア主要諸元】
エンジンチューン
●圧縮比アップ(ノーマル10.0から11.7にUP)
●カムシャフト変更(IN側272-EX側256)
●可変バルブタイミングコントロールシステム追加
●ナトリウム封入バルブ変更
●コンピューターROM書換
 ※ノーマル165PS~チューン後200PS

駆動系チューン
●クラッチディスク大容量化
●強化クラッチカバー
●NISMO製 軽量フライホイール
●6速マニュアルミッション(アイシン製)(ノーマル:スペックR用流用)
●ファイナルギア(3.692~4.083)変更
●ヘリカルLSD

排気系チューン
●フジツボ技研ステンレス4in1等長マニホールド
●フジツボ技研フロントパイプ変更
●オーテック専用センターチューブ&メインマフラー交換

足まわり・ブレーキチューン
●フロント対向4ピストンブレーキ(ノーマル:スペックR用流用)
●nismo S-tuneサスキット
●OZレーシング-17インチアルミホイール
●215/45-17タイヤ(ピンソー)

ボディーチューン
●フロントクロスバー追加(ノーマル:スペックR用流用)
●トランクバー追加(ノーマル:スペックR用流用)
●リア/フロアステイ追加(ノーマル:スペックR用流用)
●リア/クロスバー追加(ノーマル:スペックR用流用)
●NISMOハイマウントリアスポイラー



KOJIのブイ!ブイ!車遊びのTOPページに戻る
(当Blog内リンク)




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

KOJIのブイ!ブイ!車遊び~モータースポーツ~

モータースポーツのタイトル

ジムカーナとは

モータースポーツの登竜門と言われるジムカーナは、舗装された広場にパイロン(工事現場ではコーンと呼ばれる)を複数置いて、スラローム(ジグザグ走行)やターンを組み合わせたコースをつくり、1台づつスタートしてゴールまでのタイムを競う競技です。

ジムカーナ集合写真

正式にはB級ライセンスを要しますが、B級ライセンスがなくても参加できるアマチュア向けの大会も各地で行われています。また、普通の街乗りで使っているナンバー付の車で、誰もが気軽に参加できるのが魅力です。

このような競技に参加して、自分の運転技術の向上や安全面の再認識等に役立ててみるのもいいかも。最初は、まわりの人達が物凄く上手そうで「自分のような素人は…」と思いがちですが、最初から上手な人はいないのです。凄く上手な人でも最初は自分の車に初心者マーク貼ってドキドキしながら車を運転していた人達なのですから、そう考えると気楽に参加できますよ。

それに、この競技の良いところは、戦う相手が他人ではなく自分自身です。自分の持ってる最高のドライビングを心掛け、自分のタイムと戦う競技です。1度参加されると、必ず次はと、目標が持て次第にとりこになっていくこと間違いなしです。


MOTOR SPORT CONTENT

2001.12.09/PD-cup ●2003.06.01/グリーンパーク弘楽園
2003.12.14/笠岡ふれあい空港 ●2004.08.29/笠岡ふれあい空港




KOJIのブイ!ブイ!車遊びのTOPページに戻る
(当Blog内リンク)



ちょっと一息!私が考案したNEW CAR!
オリジナルカーデザイン

●エンジン:1000~1300ccぐらいが丁度いいかな。
●ライバル車は、ミニクーパーあたりでしょうか。
●価格は200万円前後!(日産マーチぐらいの価格に仮装費プラスといったところでしょうか。生産ラインが出来れば、もう少しコストダウンが望めるかも。)

コンセプト:和
ヨーロピアンスタイル・アメリカンスタイルとある中で、日本車なのだから「和のスタイルがあってもいいじゃないか。」という事で好き勝手に考えた車です。(^_^)

●デザインポイント
1-屋根:日本的に屋根瓦をつけました。(ピラーまでいじってしまいますと、一昔前の霊柩車みたいになりそうだったので屋根瓦のみです。空気抵抗は悪いだろうなぁ。横風注意!)
2-リアサイドの丸形ベイウインド:日本の家みたいに、床の間風にアレンジ。
3-サイドプロテクションモール:竹槍風にアレンジ。
4-ドアノブ:襖をモチーフに。
5-ホイールキャップ:家紋をプリント。以上5点標準装備。

●オプション
1-家紋を削り出したアルミホイール
2-SRSエアバック付バンブーステアリング
3-畳表生地風セミバケットシート&後部座席専用座布団。



KOJIのブイ!ブイ!車遊びのTOPページに戻る
(当Blog内リンク)



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

KOJIのブイ!ブイ!車遊び

KOJIのブイ!ブイ!車遊びのタイトルロゴ
Sorry Japanese Only

ノーマルカーで兎に角走ってテク磨き!気軽に楽しむならやっぱジムカーナだね!!
Since 2001.10.17

S15でジムカーナのイラスト

CONTENTS
プロフィール ●マイカー ●モータースポーツ
日本のスペシャルカー ●雑誌のクルマ広告コレクション
ユーザー車検 ●広島県の峠道カタログ
密かに潜む危険性~安全について ●為になるのか?…知恵袋
今だから言えるマル秘話し ●お買物



KOJIのブイ!ブイ!車遊び

…って、この内容は2001年の10月17日に立ち上げた私のお遊びホームページでして、2006年の7月5日の更新を最後にずっと放置していた幽霊サイトです。掲示板も変なスパム書き込みでビッシリだし、開設当初はそれなりにアクセス数もありまして、現時点で…と言っても、いつからストップしてるのか分かりませんが、トータルアクセス数は、52651人をカウントしております。

今回、こちらのBlogとして取り上げたのは、私の元に届いた1通のメールによるものです。その内容とは…。

AAA!CAFE”無料ホームページサービス終了のお知らせ”

AAA!CAFEをご利用いただき誠にありがとうございます。AAA!CAFE サポートです。本日は、AAA!CAFE に関する重要なお知らせをお伝え致します。

2011年12月1日を持ってAAA!CAFEサービスを終了させて頂く事となりました。

大変残念ではありますが、2011年12月1日を持ってAAA!CAFEの全サービスの提供を終了させていただく事になりました。
新規申込の受付を終了してから6年が経過した事や、他のインターネットサービスの拡大と成長を見据えた上で、AAA!CAFEとしての役割を十分に終えたとの結論に至りました。
管理者様におかれましては、期日までにホームページの全データをダウンロードして、データのバックアップをお願いいたします。FTP接続にてローカルPCに保存していただければ、他のサービスに引っ越しが可能です。
以下のエントリーにて引越し先のサービスを紹介させていただいております。※(他社サービス含む)。

!!重要!!
2011年12月1日以降、ほぼ全てのホームページデータを消去します。終了日以降のデータの返還依頼には一切応じることができませんので、予めご了承願います。必ずデータのバックアップを保存してください。


…とまぁ、このような趣旨のメールなんです。お借りしてたサーバが無くなっちゃうんです。その為にずっと放置したままだと12月1日以降に綺麗さっぱり消えてしまうんです。その為に引っ越しというか、引っ越ししても放置は変わらないでしょうから、このBlogに移動させて形だけでも、残しておこうと思った訳です。

上記のコンテンツはその後の各ページの移動に伴い、きっちりリンクを貼って、ホームページと同様に観られるようにしようと思ってます。それにしても、結構ページ数があるから大変だ!12月1日までに間に合うのか?




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

雑誌の表紙

まっぷるベストドライブ中国-四国

某コンビニで何気なく手に取り中身を見る事なく、そのままレジに向かい購入した旅行ガイド雑誌です。休日に目的もなくフラ~っとドライブに出かける事が多いですからねぇ。でも、たまには明確な目的地を決めて出かけても良いかなと思いまして…。

雑誌のコーナーでこの雑誌を見つけ、表紙の写真が海岸ロードを気持ち良さそうに走るフェラーリだったので、自分のドライブしてる情景と思い重ねてしまいました。車好きはドライブ好きでもありますからねぇ。車好きが、カー雑誌ばかり読んでるって思っちゃ大間違いよぉ!


ところで、日本の雑誌って、どうして表紙に目次かとツッコミを入れたくなる程、文字だらけなんでしょうか?

私はこの本を選んだ時、ハッキリ言って表紙の文字は全く意識しませんでした。中四国のドライブ情報なのですから、別に表紙に目次が書かれていなくても、大体、内容の想像はつくだろうし、文字で地名が書かれていても、結局は中身を見ない事には分からないのだから、ドライブの気分を高めてくれるビジュアルだけで充分な気がしますが…。事実、私は表紙の写真に自分のドライブシーンを重ねて買った訳だし。

雑誌は表紙に文字を五月蝿いぐらい入れないとダメという決まりでもあるのかと思うくらい、どの雑誌も文字だらけですよね…。想像力を掻き立ててくれるような表現の表紙に出会うことが無いですね。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

便利になるという事は怠ける事

ホンダ フィットシャトル
(c)Response

ホンダ フィットシャトル、登り坂発進に不具合。
ホンダは14日、『フィットシャトル』の坂道発進補助システムに不具合があるとして、対策プログラムに書換えるサービスキャンペーンを実施すると発表した。対象となるのは、2011年2月24日~9月18日に制作された1万5267台。

不具合の内容は、坂道発進補助システムのブレーキ液圧設定が不適切なため、登り坂での発進の際に駐車ブレーキを使わずにブレーキペダルから足を離すと、車両が僅かに後退するおそれがある。

このため、VSA-ECU内にある坂道発進補助システムのプログラムを対策プログラムに書換える。対象モデルは、フィットシャトルが、2011年2月24日~3月30日に制作された2220台、ハイブリッド車が2011年5月25日~9月18日に制作された1万3014台。

レスポンス 2011年10月14日(金) 23時00分


AT車なのに坂道発進補助システムが必要ですか?AT車だろうがっ!AT車なのに何故補助機能が必要なんだ?

MT車でAT車よりも坂道発進には気を使わなきゃならない私の車には、そんな坂道発進補助システムなんて付いてないんだけど~!ちゅか、そんな補助シムテムなんて必要ないし…。むしろ邪魔です。
それって、いつまでも自転車に補助輪を付けて乗ってるようなもの。普通に自転車に乗れる人は補助輪なんて邪魔に感じるのと同じです。

以前は車と言えばMT車ばかりでした。最初は車と言えば男性の乗物という感じでしたが、女性ドライバーが増えるようになってから、坂道発進でのクラッチ操作が難しく下がるとか怖いという人が増え、簡単で安全に乗れるようにとAT車が普及していきました。今では男女問わずドライバーの90%以上がAT車を利用しています。

便利になるという事は怠ける事。とはよく言ったもので、数年前ぐらいから私の耳にも噂で「AT車なのに坂道発進の出来ない人が増えている」という事を聞くようになりました。

最初はただの噂で単なる都市伝説のようなものだろうと思っていたのですが、実際に、AT車で坂道発進の出来ない人に出会ちゃったんだよね。私は、ある種のショックを受けました。

引用記事中にある青文字の『道発進補助システムのブレーキ液圧設定が不適切なため、登り坂での発進の際に駐車ブレーキを使わずにブレーキペダルから足を離すと、車両が僅かに後退するおそれがある。』って事だけど、本来どの車も下がって当たり前だ!

むしろ、坂道発進補助システムというのが当たり前になり、「駐車ブレーキを使わずにブレーキペダルから足を離しても車は下がらないもの」と認識してしまうドライバーが増えてしまう事が恐ろしい!

それは、過去記事の過保護社会(当Blog内リンク)でも言ったように、マンションや学校の屋上にある天窓に乗り、天窓のガラスが割れて落下して死んでしまう子供達が増えたように、強化ガラスの普及等でガラスは割れないものと認識してしまった子供達のように、いずれは安全の為の補助装置が原因での勘違い事故が増えそうな気がします。…知らずにというか、当たり前になれば坂道発進補助システムの存在すら分からなくなるでしょう。そのような方からしてみれば、下がらないはずの車が下がった。という言い訳になるでしょう。最悪は、それが原因で後ろに居た人を轢いてしまったとかの事故につながるでしょう。

安全装置を考える事で安全に繋げようとする事は素晴らしいけど、その安全が単なる機械任せになり、ドライバーとしての安全意識が低下するのならば、その安全装置は本当に安全を求める為の装置なのだろうか?との疑問を感じます。そして、最も大きな疑問は、補助装置を必要とするような方に免許証を与えてしまっている事です。

免許証のあり方で色々な問題が一気に解決するかも(当Blog内リンク)



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

「評価」する事、「好き」という事。

『現代の名工』日産自動車のテストドライバー加藤博義氏
(c)ベストカープラス

某雑誌に『現代の名工』として名を連ねている、日産自動車のテストドライバー加藤博義氏のインタビュー記事に面白い話を見つけました。

それは、プロのテストドライバーとして、「加藤氏の言葉は絶対なのか?」という部分です。加藤氏の中にはドライビング感覚としての最適値が自身にあるようで、基本的には加藤氏がテストドライブして、良いと判断したら商品としてのゴーサインが出るのだろうと思います。しかし、中には、アメリカに出しているスカイライン(インフィニティG系)のようにキャラクターを際立たせる為、回頭性を意図的に上げているようなものもあるそうです。つまり、加藤氏のもつ最適値を意図的に崩しているとも言えます。

更に、それは自分の持つ「信念」とは違う車を作らされているという気分なのか?との問いに、「それは無い」とキッパリ否定されていました。

これが、過去記事のレーズン大嫌い(当Blog内リンク)でも言った「好き」という事と「評価」する事の違いなんですよ!どの世界でも、本物のプロはその違いを明確に分けて考えられています。

加藤:僕が単なる車好きならいいんですけど、日産自動車実験部の加藤ですからね。個人的に好きなテイストの車を作っても売れないだろうと思いますしね。僕はもう十何年前のR33GT-R(Autec Versionの4ドアセダン)に乗っているんですが、息子が乗ると「運転しにくい」と言いますね。

インタビュアー:それは市場に出せないですね。

加藤:クラッチがツインプレートで繋ぎにくかったり、タイヤも265/35とかいう太いのを履いていたりするので…。それが、「信念」に基づいてやっているかというとそうでもなくて、「だってカッコイイじゃん」という理由だけだったりしますしね。



夕日とS15シルビア

加藤氏のこの言葉は凄く共感出来ます。私のS15シルビアAutec Versionですけど、購入時に17インチのアルミホイールにインチアップさせ、215/45タイヤという扁平タイヤでの納車をしてもらいました。現在もこのスタイルで乗ってます。

S15を購入する前のS13時代から扁平タイヤに憧れていたのですが、車を購入した後かインチアップさせるには金銭的な問題や家族の目が気になり中々出来なかった(S13時代がそうだった)ので、新車購入時にならそれが可能だったので、そうしたわけですが、理由はそれこそ「だってカッコイイじゃん」の一言です。性能的に良いか悪いかという事よりも、単なる個人の好みです。

ニッサンS-15 Silvia オーテック・バージョン

そして、元々の標準仕様は16インチホイールに、205/55タイヤです。現在は、このホイールにスタドレスタイヤを履かすようにしてますが、スタドレスタイヤを履かす前に、通常のラジアルタイヤを消耗させる必要があったので、半年ぐらい標準仕様で草ジムカーナを楽しんでいました。
ハッキリ言って、運動性能や走りの気持ち良さの面で言えば、標準仕様に勝るものは無かったです。好みを無視して純粋な評価としてみれば、この標準仕様が文句無しなのです。
自動車メーカーとして、この車に対する一番良い形での提案は、この16インチ仕様なんですよね。

でも、個人的な好みを優先させてしまうと私の中では17インチなのです。標準の16インチ仕様と比べて、転がり抵抗の差などから高速のノビは無くなったりと性能は若干劣ってしまうし、気持ち良さも失われてるけど、私の好みで17インチを履かせています。


私の仕事であるデザインだってそうです。仕事に至っては、個人的な好みは一切消し去っています。純粋に機能美という部分だけに拘っています。広告が広告として機能する為に、何をしなければならないか…。という事が第一優先です。
そして、クライアント様の要望も、担当者の個人的な好みなのか、それとも、その企業を代表しての良さを追求しての事なのかを見極めデザインの最適化を図りすすめて行くよう務めています。個人的な好みのデザインではなく、企業を代表して依頼されたデザインには、デザイナー或いはクライアント側担当者様の個人的な好みは邪魔な存在と考えます。それは評価としての良いデザインを求めるからです。好みとしての良いデザインになってしまうと、依頼者やデザイナーというピンポイントにしか通用しないデザインが出来上がってしまうからです。

広告という商業デザインである以上、いくらクライアント様がお金を支払うと言えど、クライアント様の個人的な好みに合わせてクライアント様だけに喜ばれても意味がない事なのですよ。商業デザインは一般的な個人が満足を得る為の商品とは違うのですから…。




●関連記事
薬局と病院(当Blog内リンク)



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

落とし物

誰だこんなところにウンチした奴わぁ~!

清々しい目覚めの朝!
1日の始まりをサンサンと降り注ぐ日差しと新鮮な空気を浴びようと外に出ると、玄関前にとても臭い落とし物が…。オイ!オイ!

なんちゅうか、我が家の近所では数ヶ月前からイノシシの目撃情報が入っており、私も夜中、奇妙な鳴き声を聞く事もありました。しかし、肝心の姿は見た事ないんだよなぁ~。

これは、もしや…昨夜、イノシシが出没したのか?
そして、ワクワクしながらネットでイノシシの落とし物を調べてみました。様々なページに写真付きで掲載されるイノシシの落とし物ですが、形が全く違う!
イノシシの落とし物は、コロコロと丸い形をしてるんですよね。時折、棒状で出てくる事もあるそうですが、丸い形が集まって棒状になってる状態なので、この落とし物とは明らかに形が違う…。

もしかして、この落とし物は、ワンちゃんですかねぇ?
でもね、うちの近所さんが飼ってるワンちゃんは、いずれも小型犬で、とてもこんな立派な物を落とすようなワンちゃんじゃ無いんだよねぇ~。

ちなみに、ここ最近は、ウチの近くでノラ犬なんて見た事がないし…、一体誰の落とし物なんだぁ~!しかも、我が家の玄関先で…。




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

懐かしいパルサーGTI-Rに出会っちゃった

日産パルサーGTi-R

数日前に尾道を走ってたら懐かしいパルサーGTI-Rに出会っちゃいました。
パルサーGTI-Rは21年前の平成2年にN14型の最強モデルとして登場しました。1600ccエンジンを搭載した標準モデルのパルサーに2000ccDOHCターボエンジン(SR20DET)とフルタイム4WDシステム「ATTESA」を搭載されていました。

これが、ショップのコンプリートカーやメーカー系ファクトリーチューニングカーじゃなく、通常のカタログモデルとしてとして登場してるのですから、エコ、エコと騒がれてる現在では、考えられない出来事ですね。

しかし、この車はすっかり見なくなりましたよねえぇ~。
この車の同期には、S13型のシルビアやR32型のスカイラインがありますが、この2車種はいまだに見かけますが、パルサーGTI-Rは本当に見ない。S13型のシルビアやR32型のスカイラインだと、わざわざ写真を撮る事も無かったのですが、パルサーGTI-Rには思わずレンズを向けてしまいました。

今度出会ったら、正面から写真を撮らせてもらいたいですねぇ。



■あなたの愛車をイラストにしませんか?
カーイラスト用バナー広告

■そして、プライヴェート名刺に活用してみませんか?
フルカラーオフセット印刷【名刺100枚パック】(当Blog内リンク)

■KOJIオリジナルアートグッズの販売をしております
K-BRAND、ケーブランドバナー

菓詩工房 スウィート カカオのケーキ

福山の手作りお菓子 菓詩工房 スウィート カカオ

福山市西新涯町の住宅街にひっそりと佇む菓詩工房Sweet Cacaoです。毎日、限定個数で決してたくさん作らない「売り切れ、ごめんなさい!」のお店です。シェフパティシエは、地元の調理師製菓専門学校講師としても活躍されてるそうな…。中に入ると、お世辞にも広いとは言えない店内に甘~い香りに癒されます。

どれも美味しそうで、何を選んで良いのか凄く迷ってしまいます。

菓詩工房 スウィート カカオのケーキ

そして、買ったのは、外はパリパリの皮で、中はたっぷりのカスタードクリームのシュークリームと、秋の味覚無花果のタルトです。サクサク生地に乗っかった季節の果物。そして、甘さが控えめで味わいの深さが、このタルトの魅力なんじゃないかなぁ~。…って思いながらの、Tea break!




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

岡山ドライブ

日本三名園の1つ岡山後楽園横を流れる旭川と岡山城

10月10日の体育の日に友達と、あてもなく岡山方面へドライブに出かけて来ました。こちらは日本三名園の1つである岡山後楽園のを流れる旭川です。そして、岡山城が見えてます。丁度、この日は岡山後楽園と岡山城、そして、私が写真を撮っている場所の石山公園の3ヶ所で「秋の桃太郎まつり」が開催されていました。

岡山県内を車で大移動してまして、この場所に着いたのは夕方の4時頃だったかなぁ~?時間も時間だったので後楽園の中までは入りませんでした。石山公園の近くを通った時に、何やら賑やかしかったので、フラ~ッと立ち寄ったのでした。

旭川沿いの石山公園で秋の桃太郎まつり

石山公園からの川土手沿いにはテントが設置され、岡山県内外の各地のB級グルメと呼ばれるテキ屋がズラリ…。場所が桃太郎に因んだ岡山と言うだけの、一体、何処が桃太郎なのか解らないイベントをちょっとだけ満喫しつつ、スグに立ち去りました!

虎の顔つきリヤカー

こちらのリヤカーは…特に意味は無いです。石山公園から駐車場までの間に、虎の顔が付いたリヤカーが止められていたので、シャッターを押したのですが、何故に虎?
鬼の顔が付いてたら、桃太郎が鬼退治して宝物を運んできたリヤカーって事にして、無理矢理にでも桃太郎まつりにこじつけられたのに…。(笑)

真っ赤に燃える夕日

帰りは夕日に向かって帰ってたのですが、大きな夕日が迫力だったもので…。助手席からパシャリ!
私の車だったら車高が低くて上手く撮れなかっただろうけど、友達のハリアーなので良いアングルの写真になったような…。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

薬局と病院

薬局

あれ!風邪かなぁ~?…なんて感じたら、まずお世話になるであろう薬局かな。薬局には様々な風邪薬が置いてあり、自分の症状に合ったと思われる薬を自分の好みで選んで買う事が出来ます。もちろん、薬剤師さんに相談してもらって選ぶという事もありますが、基本的には自分の意思の元に薬を選び購入します。薬局の目的は薬を販売する事で病気を治す事ではないからです。薬局の店員さんは、この薬の方が効くからと、無理矢理、薬を進める事はありません。

病院

あぁ~、本格的に風邪だなこりゃ。ちょっと熱もあるようだし。…となってしまうと、お世話になるのは病院でしょうねぇ。こちらになると、医学に基づき、医師の診療によって注射による薬の投与、或いは,その人の症状にあわせて薬が処方にされるので、患者が薬を選ぶ事は出来ませんよね。ニガテな薬でも頑張って飲んで下さいと、無理強いさせられる事も…。勿論、その根底には、病気を治すという目的があるからです。

薬局も病院も大きな括りで言えば、共に病気や怪我を治療する為に存在しています。自分で治療するか、診察してもらうかは別ですけどね。治療の為に、方や薬を売る事が目的で、方や診療が目的となります。


そんな解り切った当たり前の事を何故今更…。って思われる事でしょう。実は、この治療方法の違いと言いますか、意識の違いと言いうのが、過去からデザイン業界の中で混在してまして、それが元で様々なトラブルが起こり、全く改善されていない状態にあります。それが、デザインにとって一番大事な事でもある、「良いデザインとは何ぞや?」って言う事です。
各々に信じる目的が異なってるから、同じデザイン会社内でも、このような意見が激しくぶつかり合い、対立が起こっていたりします。


先日、某広告代理店(いままで付き合いの無い全く初めての広告代理店です)の営業さんと「良いデザイン」について論争になりました。途中で我に戻り、不毛だと感じて、私の方から身を引きましたけど、その日から数日間凄くモヤモヤとして晴れない気持ちで過ごしていました。

その営業マンが言われる「良いデザイン」とは、「クライアント様が良いと言われるデザインだそうです。」その為、クライアント様の言われる事は絶対で、如何なる場合でも要望を聞いてあげるのが、プロの仕事だと豪語されておりました。
その為に寝る時間が無くなろうが、納得のいかない全面レイアウト変更になろうが、黙って要望を聞くのがプロの仕事だと…。何故なら、お金を出しているのはクライアント様だから。
これはデザインの事をあまり理解していない広告代理店の営業さんや、デザイン会社でもデザインの事をあまり理解していない営業さんは多いですから、そのような方は、「クライアント様がお金を出す」という事のみの観点から、一般的な商売の基本的に基づき言われてるのだろうと思います。

ちなみに、私の意見は、お金を出しているのはクライアント様だけど、デザインには情報伝達論や色彩論、心理学のようなデザイン学に基づいたデザイン処理を行なっているので、デザインの効果という事を考えると、クライアント様の好みだけを100%聞き入れてただけではダメなわけで、そのデザイン物を見る一般の人々の心まで考えてデザインをする必要があると思うからなのです。勿論、クライアント様の要望を聞き、その要望に基づきデザインをするのは言うまでもありません。


ただ残念な事に、デザイン業界では病院と薬局のような区別がされてる訳ではなく、1つの輪の中で病院のような考え方の人と薬局のような考え方の人が混在してる状態です。その為、明確な答えが見出せずに「どちらが正しいか?」という論争に発展してるように感じます。

風邪をひいたから薬が欲しいと思うお客様。風をひいたから診察して欲しいと思う患者様(お客様)。患者様とお客様で呼び方が違ってますが、共に、風邪をひいたという症状とお金を支払う立ち場としては同じです。しかし、病院と薬局のどちらに足を運ぶかで全く対応は異なります。そして、どちらに足を運んでも、それぞれの立ち場での対応は間違いではないと思います。
営業さんが言われる良いデザインは、薬局の薬と言う意識です。私の言う良いデザインは病院で行なう診察のようなものです。

このような事が同じ企業内でも明確にされてる訳ではないから、営業さんもデザイナーも混乱してるのでしょう。そして、その為に一番迷惑を被っているのはクライアント様であり、多くの一般消費者だろうと思います。
また、それがはっきりしてないが為に、デザインの依頼があった場合に、1つはクライアント様が言われたそのままのデザインと、1つはデザイナー側から見たクライアント様に向いてるだろうと思われるデザインの提案と、1つのデザイン料金で複数案デザインを求められる事(当Blog内リンク)にも繋がっているのかなと感じてみたり…。

デザイナーも営業さんも、大きな枠では、皆「クライアント様の為」に仕事しています。しかし、このような考え方の違いから、お互いにそれは「クライアント様の為じゃない!独りよがりだ!」と言い合ってる状態で、いつまで経っても業界は底辺から這い上がれないのだろうと思います。

デザイン業界も、ここの会社は薬局みたいな仕事をするデザイン屋。ここの会社は病院みたいな仕事をするデザイン屋。そんな風に誰の目から観てもハッキリと違いの分かるようになっていれば良いのにね。その方がクライアント様もデザイン屋選びするのに解りやすいと思うし親切ですよね。

薬局で薬を買う程度で良いと思うクライアント様に、病院の診療のようなサービスをしてもそりゃ迷惑だろうし、しっかり診療してもらおうと思ってるのに、薬局での薬の販売のような対応しかされなければ、それもまた迷惑だろうし…。私も、そんな考えの違いで振り回されて仕事がやり難くて仕方がない…。病院なのか、薬局なのか、明確にしてもらわないと、患者の為という言葉さえボヤけてしまいます。

ちなみに、私はクライアント様に信頼され任せてもらえる病院のようなデザインが出来るよう、これまで頑張って来たし、今後もそのつもりで頑張ろうと思っています。…っていうか、クリエイティブ…、デザインって言えばそうじゃなくてはダメだと思うのです。クライアント様の指示通りに仕上げるのであればデザイナーじゃなくても、DTPオペレーターで十分です。デザイナーが、何故、デザイナーと呼ばれるのか?を考えれば解ると思います。




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

乗ってからものを言え!

日産スポーツ残念!!ランキング

とある雑誌の『日産スポーツ残念!!ランキング』と称された特集記事です。今回、この記事についてBlogを書こうとした切っ掛けは、私と言うデザイナーの目線ではなく、私の知人K氏(デザイン職じゃない)が普通に読者としての思いを、そして、記事に書かれた車のオーナー目線で書かれたSNSの日記を読んで、クリエイティブ業界の人が疑問視出来てない事を読者の方は鋭く感じ取られているという事を紹介したくて記事にしました。これは私が常日頃、編集等クリエイティブ業界への疑問でもあります。私も、この雑誌を手に入れて実際に目を通してからBlog記事を書いております。まずは、下記がSNSでのK氏の日記からの引用です。

(^^)…STELVIO said that オトコなら乗ってからモノを言ってくれぃ!…ってか。

「評論」という営みは、作品との孤独な対話の果てに導き出された
一条のきらめきを紡ぎあげる営為である… by K
               なぁんてなっ・・・(^^)~♪

ベ○トカープ○ス
…本屋さんに取り寄せを依頼し、やっと読むことができました。
「日産スポーツ残念ランキング」…
なぁんぢゃ、こりゃあ?

>こんなカッコでF31で価格が高いから最低

だと?
ソレが「ステルビオ」に対する評価の基軸かい?

こんなモノの言い方ぢゃぁ、そこいらへんの「ヨタ話」以下だわ…
せめては、「ココがスポーツぢゃぁないから、ダメ!!」っていう、
鮮やかな切り口を見せてほしかったよん。

だって、「評論」でメシくってんだろ?

ギターザムライのツモリなら、アッチいってメシ喰ってくれ、なっ!
…と、トシがいもなく、ちょっとムキになったおやぢ



オーテック・ザガート ステルビオ

オーテック・ザガート ステルビオ(当Blog内リンク)という車についてはリンク先の記事を読んで下さい。
上記引用のBlog記事は、雑誌での残念ランキングでワースト1に輝いてしまったオーテック・ザガート ステルビオの評価に対しての感想を日記に掲載されたものです。そして、K氏は、この車のオーナーさんでもあります。

オーテックザガートステルビオの記事

こちらがオーテック・ザガート ステルビオを評価してる記事です。残念ランキングの1位に輝く理由が、中身がレパードで価格が1,780万円だから?…いやはや…、車に試乗する事もなく、カタログやホームページなどの情報だけだから、この程度の中身の無い記事を書いちゃうんだろうなぁ~。

私にも言わせてください。「乗ってからものを言え!」

Autech Japan25周年

更に、別の特集記事でオーテック・ザガート ステルビオの紹介は、こんな感じでも掲載されていましす。

ステルビオの記事

記事はオーテック ジャパンのホームページにある説明(外部リンク)からの一部パクリ。…というか、ホームページの記事をベースに編集者が、ちょこっとアレンジしたものとモロバレです。

カタログからそのまま引っ張ってきたような写真や、いつも同じ写真の使い回し…
そして、いつも同じ解説… ハッキリいって、つまらないです。(K氏のコメントより引用)

一見奇異にみえるこの外観に、故櫻井氏が込めた想いとその結果をきちんと読みとった評価を、いままで見ることがないのが残念です。(K氏のコメントより引用)


既に何処かで紹介され、ファンや興味のある人は、とっくに知ってる内容で全く目新しさは無いです。このような既に何処かで紹介された記事はメーカーが発表した記事からの引用やその記事をアレンジしたものばかりて、いくら文章の書き方を変えても、中身は同じなので内容が代り映えする事は無いです。

それに、この車は販売から既に20年が経過していますし、新車価格1,780万円という高価な車、尚かつ200台限定という生産台数で、おそらく雑誌編集者も乗った事はないでしょう?
また、車も写真でしか見た事がないのでは?…編集者は、その車の事を何も知らないのに…、そして、知ろうともせずに、知った気になって自身の妄想ワーストランキングとして評価してる事が大きな問題なのです。

そして、K氏は下記のようにも言われています。

アッチが「誌乗車がない」っていうんだったら、
> ぢゃ、評価もしないでくださいネ
って返したい気持ちですわん~♪

で。。。

「ちゃんと評価したいので、誌乗車を探しています」っていうんだったら、
> では、どうぞ。
って言う、ココロの準備はいつでもありますゾッ…(^^)b


ワーストランキング

ちなみに、ワースト2位のR390GT1も…ワースト2位の理由が『1億円の日産車を買う人がいると考えていたこと自体が残念すぎ』っていう、理由が編集者の個人的な主観でしかない。

R390GT1の記事

記事中にも「日産がル・マンに出場する為に仕方なく市販すると発表」の行とか、「1億円くらいで売ると聞いて、~誰が買うんだと。~狂ってるんじゃないかと思いました。」とありますが、狂ってるのは、個人的な主観でしか記事が書けない編集者だ!その為に、記事の内容は嘘だらけです。
トム・ウォーキンショウに騙されて作っただと?…ル・マン出場の為のルールであるホモロゲーションという事も知らずに記事を書いてるのか?

少なくとも私は、ホモロゲーションとしてロードゴーイングカーが一般に販売されるというニュースだけでも、凄くワクワク出来ました。また、K氏も『どうやったら1億円を捻出できるだろうか?』と、真剣に考えられたそうです。1億円という、とんでもない価格なのに、そこまでワクワク出来た理由は、今まで考えられなかった「ル・マンに出場するようなレーシングカーが手に入る。そして、レーシングカーベースなのに一般公道で誰のお咎め無しに堂々と乗れる。…という喜びを味わえるチャンスが与えられた。」(自分で買えなくても、横に乗せてもらえるチャンスがあるかもという期待とか…)という事に、心が非常にときめきました。
記事中では「市販されず(売れず)」と記載されてますが、売れなかったのではなく、最終的には販売されなかったので誰も買う事が出来なかったのが実情です。
販売されていたら売れてたと思いますよ。ただ、1億円ですから購入出来る人は限られてるでしょうけどね。それにしても、ろくに取材もしないで、単なる思い付きみたいな記事をよくも平気で載せられるものだなぁ~。…と思います。

R31オーテックバージョンよりAutechホームページからそのまま引用な記事

こちらの車もK氏の所有する車の1台です。『大人のテイストを目指したチューンドスカイライン』って笑っちゃうね。普通のスカイラインでも充分『大人のテイスト』ですよ。この雑誌に限らず、ちょっと高価なものだったり高級感があると、何かと言えばスグに「大人の~~」って言葉を使いたがるよね~。馬鹿の一つ覚えのように言葉を乱用し過ぎです。

しかも、この記事もオーテックジャパンのホームページ(外部リンク)を参考にされた記事だと思いますが、ホームページにある記事の意味を全く理解出来てない間抜け記事です。

ちなみに… R31AJV
> 大人のテイストを目指したチューンドスカイライン
                     って書いてありますが、
この記事をオーテックジャパンの甘木氏が読んだら、大爆笑だなっ!
で…
> そぉんなことあるかいっ! おめ、いっぺん乗ってみろ・・・(^^)b
って、言うと思うな。

R31AJV… これは
「特定のオトナ」のテイストに応えるチューンドスカイライン
                    なんだと思います。

オーテックジャパンのHPをパクって原稿にするのはともかく、
ちゃんとキモを押さえて書いてほしいと思います。

たとえば…HPのこの一文
⇒このクルマが目指しているのは高性能に根ざしたゆとり、大人のテイストです。
を読んで、
> 大人のテイストを目指したチューンドスカイライン
なぁんて書いちゃったんだとしたら、それこそ「モノをしらないおばかさん」
マルダシなのでございます。

だって、次に
その具現のためチューン工程にも惜しみない時間が費やされました。
って書いてあるぢゃん。

この一行が、どれほどキケンな香りを放っていることでしょう。
櫻井氏を筆頭にR31を知るオーテックジャパンの面々が惜しみなく時間を
つぎ込んで造りこまれたR31AJV…
当時のボクは、それを想って、ゾワッと感動したものでした。

(K氏のコメントより引用)



S15オーテックバージョンより

そして、こちらは私の愛車です。いやぁ~、特別な情報もなく既に皆が知ってるような、無難な記事でまとめてますねぇ~。でもね、オーナーの立ち場から言わせてもらうと「NA版のスペックR」と一言で終わらされてるけど、ホント、一度乗ってから言えよ!でございます。
私はスペックRにも乗った事がありますけど、スペックRとは似ても似つかぬ別物。唯一無二だ!
ただ、200psにパワーが引き上げられ、価格もターボモデルのスペックRと同じくらいというカタログの数字的な理由だけで「NA版のスペックR」と言ってるなら馬鹿丸出しだよ。
「NA版のスペックR」って表現どおりの車だったら、迷わず私はターボモデルのスペックRを選びます。カタログスペックや数字では言い表せない感覚があるのですよ。乗り比べる事で、その感覚まで感じ取り記事を書かなければ、本当の記事は書けないだろう。
乗った事も無い人は、ホームページの記事を見てもその真意は掴めないものです。でも、ホームページを見ただけで、全てを知った気になってる編集者やクリエイターは非常に多い!

その車を見た事も乗った事も無い人が単なる想像だけで、日本全国の読者が読む記事を書いてるとしたら、読者を見くびって馬鹿にしてるとしか言いようが無いです。その事を知らない人は騙せても知ってる人の目は誤魔化せないです。

デザインや編集の事を知らない人から見ても、この記事を書いた編集者は、『車に興味が無い人、車の事に対して全く無知な人』という事はモロバレです。
ただ単にスペースを埋めりゃあ良いって考え方だし、読者が求めるのはレイアウト云々以前に、記事の質や在り方です。「記事の質や在り方が第一にあり、それを如何に効果的に見せるか?」…というところにデザインが存在してるのですが、それなのに、どのようにスペースを埋めるかという中身の無い格好ばかりです。

ちなみに、どのカー雑誌も、新しい車がデビューすると、メーカーから車を借りて、ちゃんと試乗して記事が書かれていますが、その車がこれから売り出される、或いは現在進行形で売り出されているので、スポンサーの関係上悪い事は書けないので、良い事しか記事にされていません。そして、販売が終了し過去の車になってしまうと、試乗もされず適当な記事でスペースを埋められるのが現状です。結果的に、読者に本当の事が伝えられる事は無い。このような過去の車こそ、スポンサーのしがらみがなくなり真実が書けるチャンスだと思うのに、それを無にしてしまう編集者って、一体情報の何を伝えたいのだろうか?と、本質的なところで疑問を感じてしまいます。

スポーツとして残念だと思うなら、どのように残念なのか?納得いく切り口を見せて欲しいし、25周年を迎えたAutech Japanがこれまでにどのような車づくりをしてきたのか、納得出来る情報を提供して欲しい。
実際に車を知るオーナー目線で見ると記事に凄く大きなズレを感じます。おそらく、別のページで企画されている記事も、それぞれのオーナー目線で見ると変な記事に見えちゃうんだろうなぁ~。


そう言えば、以前、求人広告の「デザイナー募集」(当Blog内リンク)に対しての記事を書きました。現在の求人広告もそうですが、デザイナーを募集する際に必ず問われるのがIllustrator・Photoshopというソフトが使えるか?という事なんだよね。要するに紙面のスペースを埋める、単なる作業員を求めてるって事。そのような人達で埋め尽くされた業界で中身の無いものが出来上がっても無理は無い。私が、「デザイナー募集」から問題視していたのはこう言う事なのです。過去記事(当Blog内リンク)の中でも『本物のデザインがしたい』と発していたのも、こう言う事です。全国誌を手掛けるような業界の憧れの的であろう大手出版社ですらこの有り様です。その結果として読者にも見放され廃刊が続出するのも頷けます。(汗)




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

夢の弦楽三重奏演奏会の告知

福山市市制施行95周年記念事業 夢の弦楽三重奏演奏会~N響・都響のコンサートマスターと首席奏者~

福山市市制施行95周年記念事業
夢の弦楽三重奏演奏会
~N響・都響のコンサートマスターと首席奏者~

日本を代表する三奏者が沼隈だけの特別編成で演奏します。バイオリン、ビオラ、チェロが対等に渡り合う弦楽三重奏の繊細で情熱的な響きが再び甦ります。驚愕のテクニックと洗練された感性の響きをお楽しみください。


12月11日(日)に沼隈サンパルホールで開催される福山市市制施行95周年記念事業の夢の弦楽三重奏演奏会です。今回は福山市市制施行95周年記念事業という事で、市の関係のデザイン業者さんでポスター&チラシが創られました。そんな訳で、今回私の仕事はお休みです。

夢の弦楽三重奏演奏会チラシ

こちらが、そのチラシです。いつもと違って今回は2色刷りで両面印刷です。奏者のプロフィールとプログラムが裏面に移動されてます。その分、表面はビジュアルを充分に使え、楽しさを表現するにはもってこいの状態なのに、何で、原稿と写真を流し込んだだけのやっつけ仕事なんだろう…。って、個人的な感想なのですがぁ…。

まぁ、チラシはあくまでもサポートなわけで、メインはやっぱり夢の弦楽三重奏演奏会です。タイトルに「夢の」って付いてますけど、何が夢なのか…。クラシックファンならよく分かってもらえると思いますけど、日本を代表する三奏者が揃うって事が普通ではあり得ない事なのです。

沼隈サンパルには、サンパルオーケストラというアマチュアの団体があるのですが、トレーナーとしてNHK交響楽団などから講師として奏者が派遣されています。そう言った経緯で実現された沼隈サンパルだけの特別編成なのです。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

無い物ねだり-2-

最近、どの人と会っても「デザイン(業種問わず)を仕事にできない」と聞く。オランダのデザイナーやキュレーター(博物館・美術館等の展覧会の企画を担う専門職)が食っていけるのは法律で「どの業種も27%はデザイン費にあてる」がある。これってすげえ。建築も製品もデザイン要素が1/4だから美しくなるのは当然だしデザイナー地位が上がるも当然。


Twitterで多くのデザイナーの方が、誰かがつぶやかれた上記の言葉をリツィートし、かなり拡散されているようですが、私は法律で27%がデザイン費にあてられているから「美しくなる」とも思えないし、「デザイナー地位が上がる」とも思えません。優遇されてる事は羨ましくも思いますが、「美しくなる」とかそういうのは、デザイナーの技量次第でしょう。

それは日本のデザイナー達の無い物ねだりで、自分達の力が足らず出来ない事への言い訳にすぎない気がします。

以前も言いましたけど、この業界が衰退している原因は、我々クリエイティブ業界が原因だという事です。原因を作ってる人達が、その原因にも気が付けず、他人のせいにしてる以上、どんなに周囲が変わろうとも、自分の環境は何も変われていないわけで、今度は別の何かのせいにして、出来ない理由を語りだすだろう。結局は無い物ねだり(当Blog内リンク)なのです。

自分で自分の首を絞めて他人のせいにして苦しいと喚いてるようにしか思えません。その状態でいくら周りが変化しても、自分で自分の首を絞めるのをやめない限り、いつまでも苦しいと言い続けるようなものです。

以前、デザインが版下から完全なDTPに移行したばかりの頃。15~6年前になるかなぁ~。現在のようにパソコンの性能も良くなくて、当然、プリンター等の周辺機器もそれなりの性能でした。それでも、版下作業のモノクロの世界よりは色がついてる分、クライアント様に説明しやすくなってたと思います。
しかし、それでも当時はよく文句が出ました。色がくすんでたりして実際の印刷の色と違うので、分かり難いと…。その都度,会社はプリンターの新しいのが出る度に導入して、色の問題を改善させて行きました。
でもね、1つ改善させると、別の部分にケチを付けて再び出来ない理由を語りだします。版下の時は誰もが色のないモノクロで仕事してたのにね。その当時からはかなり良くなってるはずなのに、文句が消える事は無かったです。
挙げ句には、プリンターの性能が良くなって凄く綺麗にプリントが出来るようになると、今度は実際の印刷の色よりも綺麗過ぎて、印刷物を納品した時に色が違うと文句が出ると…、結局、その人の意識が変わらないと、どんなに対策をしても何にも解決にはならなかったのでした。

私には、Twitterからの引用の言葉に、それと同じ事が感じられるのです。リツィートしてるデザイナーさん達の未熟さを感じてしまいます。未熟であるが故に、それが見えて来ないのでしょうね。




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

狂おしいほど魅力

アップルのCIに関係するアダムとイブ

アップルコンピュータ(現アップル)のスティーブン・ジョブス氏が亡くなった事は皆さんもご承知の事と思います。世界中で大きな話題になってますからねぇ。
私は職業柄ずっとMacユーザーでして、正直なところMac以外のコンピューターはチンプンカンプンです。Macから離れられない状態になってます。スティーブン・ジョブス氏が亡くなった事で、今後のMacはどのように変化していくのだろうか?凄く気になるところです。


スティーブン・ジョブス氏は1983年に自分が雇ったジョン・スカリーとソリが合わず、自分が創業したアップル社から追い出されてしまったという、暗黒の時代があります。
アップル社から追い出されたスティーブン・ジョブス氏は、NeXTというコンピュータ会社を創業して高価なコンピュータを発売しましたが全く売れませんでした。
また、ジョージ・ルーカス監督のインダストリアル・ライト&マジック(=現在のルーカスフィルム)からコンピュータ・グラフィックス部門を買収し、ピクサーと命名し、コンピュータ・グラフィックス専用のハードウェアを発売するのですが、こちらも全然売れませんでした。
売れないグラフィックス・コンピュータの処置に困ったピクサーの社員が、何とか食いつなぐ為にCMの映像制作の下請けをしたのが映画製作会社としてのピクサーの始まりでした。

そんな暗黒の時代を経験した事のあるスティーブン・ジョブス氏は、ピクサーについて「映画作りで一番大切なのは心にグッとくるストーリーだ。映像が美しい事も大事だけど、コンピュータが可能にする特撮に技巧の虜になってはいけない」と強く主張していたそうです。

「コンピュータが可能にする特撮に技巧の虜」というのは、今、まさに日本のデザイン業界が陥ってる現象がじゃないだろうか?デザインにアイディアはなく、右見ても左見ても、ソフトの機能に頼り切った表現方法ばかり。
私は使ってるソフトのバージョンが低いと言う理由で仕事を失いかけた事が何度もあるし、今もまさにその状況です。常に新しいソフトやパソコンが使える環境であれば問題ないですが、個人で営むちっぽけなフリーランスの何処にホイホイと買い替えられるだけの財力があるのか…。って感じですよ。

日本というのは面白いところで、デザインそのものには異常なまでに関心があるのに、デザインに投資することには全く関心がない。…フリードリヒ・フレンクラー(フロッグデザイン)


フロッグデザインのフリードリヒ・フレンクラーの言葉は、数日前の「お金は支払わないけど良いデザインを募集してます(当Blog内リンク)」の象徴ですね。こんな状態ですから、私も正直苦戦を強いられていて、最新のMacだとかソフトだとか言ってられないのですよ!
その為に日本のデザイン業界が陥ってる「コンピュータが可能にする特撮に技巧の虜」という負の結果に陥らなくて済んでるのですけどね。(笑)


スティーブン・ジョブス氏がアップル社に戻った1997年。アップルの経営は危機的な状況でした。パソコンの当時はウインテルの黄金時代でパソコンの最も付加価値がある部分はマイクロプロセッサーとOSで、その部分はインテルとマイクロソフトが完全に支配しており、アップル社で内製するのは自殺行為とも言われていました。

【財務的にカツカツになってるアップル社でOSからコア・プロセッサーまで全て自前で開発するメリットは何処にあるのか?】

スティーブン・ジョブス氏の答えは、
「今はパーソナル・コンピュータには個性は無いけれど、これはちょうどフォードがモデルTを出した頃の状況と同じさ。つまり車に個性が無くても、ただ庶民に手が届くというだけで十分だったのだ。でもそういう時代はすぐに終わる。」

「次に来るのはね、個性の時代なんだよ。例えば車で言えばポルシェとかそういうイメージだ。ポルシェがGMと同じエンジンを搭載していたら、誰も買わないだろう?

「つまり消費者が思い入れを持ってくれるような狂おしいほど魅力ある、個性的なコンピュータをデザインしようと思えば、全てをコントロールする必要が当然あるのだ!」


「狂おしいほど魅力」…これが、スティーブン・ジョブス氏が最初にアップルコンピュータを立ち上げた時の理念です。アップル社の一口かじられたリンゴのマーク、アダムとイブが食べてしまった禁断の果実です。禁じられていても口にしたくなる魅力が「狂おしいほど魅力」なのです。

その後、アップルは、5色、5ボディカラーをもつiMacを発売し、業績を急角度に回復させて行きました。そして、今日に至る…。


今のデザイン業界にスッポリ当てはまるような話で妙に面白いです。そして、スティーブン・ジョブス氏の考えと真逆を行くデザイン業界の多くが、アップル社のMacを使ってデザインしてる事もなんだか滑稽に思えます。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

仕事したつもり

「仕事をしたつもり」状態になってない?

毎日夜遅くまで残業しているのに、なかなか成果が出ない。そんな状態に陥ってしまうことはないでしょうか。リクルートグループで20年間以上、雇用の現場を見てきたという海老原嗣生さんは新刊『仕事をしたつもり』(星海社/発行、講談社/発売)で、多くの人が「仕事をしたつもり」状態に陥っていると述べます。

ではどうして、「仕事をしたつもり」状態になってしまうのか。
理由の1つは「量の神話」です。ビジネスの場面でいえば、「勤務時間」が最もたる例です。
毎晩22時まで残業する人と、定時きっかりに帰る人。2人がまったく同じ業績を残している場合、評価されるのはどちらでしょうか?
経営の視点から言えば、業績が同じであれば、評価も同じになります。
しかし、22時まで残業している人には残業手当が発生しますし、夜遅くまでオフィスを使っているわけですから光熱費もかかります。
となると、残業する人のほうが明らかに「マイナス評価」となります。
ところが現実は、残業する人のほうは「頑張っている」という評価が下され、定時退社の人は「もっと頑張れる」と思われる。つまり、逆転現象が起きているのです。また、この「量の神話」は例えば会議の資料の枚数や、メモの取る量なども当てはまります。

他の理由もあります。
海老原さんは中身より形にこだわる「ハコモノ志向」をあげています。これはいわゆる「意味をあまり考えず、とりあえず形だけはやっておこう」という仕事のこと。
例えば、目標を達成するために「1日200件、お客さまに電話をしろ!」と命じられたとします。しかし、この「1日200件」はどこから出てきた数字でしょうか。これまでの実績をもとに算出された数字であるならば、確かに合理的だといえます。しかし、この数字をノルマにした途端、その意味を成さなくなってしまいます。
なぜか。それは電話を200件かけることが目的となってしまうからです。200件電話をかけたからといって、受注につながらなければ意味はありません。
海老原さん曰く「アポ取り電話で一番重要なのは、会話の合間合間に見られる相手のちょっとした「素振り」を感じ取ること」。受注につながる“芽”みたいなものを拾い上げ、それをうまく育てることが「1日200件」の本来の意味であり、ただ電話を200件かけるという「形」でやっている場合、売り上げは上がらないでしょう。

『仕事をしたつもり』には他にも様々な「仕事をしたつもり」に陥るシチュエーションが説明されています。
「仕事をしたつもり」は、安易で簡単であり、見せかけのインセンティブもあると海老原さんは指摘します。だからよくその状態に陥ってしまうのでしょう。しかし、そこから一歩抜け出すために、まずは自分の仕事を見直してみるのも良いのかも知れません。

(新刊JP - 10月04日 13:40)


仕事したつもりで実は…。これと同じ内容の記事を私も書いてますから、解りやすいわぁ~。(笑)

《本命》《中堅》《捨て》《こりゃ絶対ねーだろ》(当Blog内リンク)
デザイン案を複数提出する事だってそうです。引用記事中の「量の神話」ってやつですね。1案の提出よりも複数案提出する方が「頑張っている」という評価になってしまってるのです。1発でしとめるよりも数撃つ下手な鉄砲が評価が高いのです。

Available for careless drivers, at all intersections.(当Blog内リンク)
日本のポスターは、メインビジュアルを邪魔するかのように文字情報がワチャワチャと入れられ、これでもかと説明されてる。その結果、足の引っ張り合いでパッと見、理解不能なデザインが多い。これも文字情報の数と言う「量の神話」ですね。文字が沢山入ってる物と少ない物では、文字が多い方が「頑張っている」という評価になるからだと思います。

気の利いたコピーのひと言(当Blog内リンク)
当たり障りのない100%嘘で固められたキャッチコピーだけど、入ってないよりも入ってる方が仕事してる。そして、その方が「頑張っている」という評価になるから。相手(クライアント様)の事を何も知らないのに、100%嘘で固められたそれらしいキャッチコピーを入れる。しかも、「入れてやってる!」と言う態度で…。

いづれの例も「仕事をしたつもり」で実際には足を引っ張ってるだけで仕事にはなっていない。

企業の会議だってそうですよね。中身の無い会議をした事で、何かやった気になる。以前何処かで聞いた話ですが、無駄な会議が多すぎるから、その会議をやめるかどうかを会議で決めた。…なんていう事もあったそうです。

まぁ、中には某電や政治家のように、感覚がマヒしてしまって何が無駄なのか、理解出来てない人達もいますから、まずは客観的に外からの目で見る事も必要なんじゃないかなぁ~ってね、思うわけです。




Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

NISSAN SILVIA K's(1988)

日産シルビアK'sダイヤセレクション (S13型)

先日、こそっとお見せした未完成の絵でお遊び(当Blog内リンク)のイラストが完成しました。この車は私の所有した2台目の車で、1990年に追加されたモデルの日産シルビアK'sダイヤセレクションです。

S13型のシルビアは1988年5月にデビューし若者を中心に爆発的に売れ、歴代シルビアの中で最多の販売台数を誇りました。「アートフォース・シルビア(ART FORCE SILVIA)」のキャッチコピーで登場したシルビアは非常に美しくグッドデザイン大賞を受賞しました。そして、当時大人気だったホンダ・プレリュードの売り上げ記録をも抜き去りました。

私がこの車の購入に至ったのには、色々とドラマがありました。最初のマイカーであるアルシオーネからの乗り換え時に、元々はトヨタ車のハイエースか日産車のキャラバンかでバニング(当Blog内リンク)を製作しようと企んでいたのです。しかし、私の安月給では予算等諸々の折り合いがつかず断念する事になりました。いくらバブル期だからと言っても、サラリーマンの給料は知れてます。会社は儲かってるのかも知れないけど、サラリーマンの給料は景気に左右される事はありません。

元々希少車好みだった事という事もありましたが、バニングを欲しがってた関係で、なんだか『他人と同じ』という事に抵抗を感じるようになり、人と違う個性的な車を求めるようになっていました。ある日、私はカー雑誌のとある特集ページに釘付けになりました。

TommykairaM18siNAの雑誌広告

それは、トミーカイラM18siNAです。S-13シルビアのQ'sをベースにトミーカイラがチューンしたコンプリートカーです。本当はターボの最強Versionである、トミーカイラM18siRが欲しいと思ったのですが私のお財布と相談して、Q'sベースのM18siNAなら何とかなるという感じでした。しかし、今でこそトミーカイラは市民権を得て、日産の各ディーラーでも購入出来るようですが、当時は京都にしか取扱店が無く、入手は困難を極めました。数年前の記事、何故か本命の車が買えない車人生(当Blog内リンク)でも語ってるように、散々苦労して最終的に日産自動車の京都プリンス販売店がトミーカイラを取り扱ってるという情報を知り、同じ日産ディーラーなら何とかなるだろうと言う事で、当時、妹が務めてた近くの日産自動車ディーラーに行て話をする事にしたのです。

そこで営業マンから、「チューニングしたQ'sよりターボのK'sが楽しいで~。」という悪魔の囁きが…。当時の私は車好きではありましたが、メカには相当疎く性能の事はチンプンカンプン!結局、悪魔の囁きが原因でK'sを購入してしまいました。そういう経緯があり希少車好きだったのに、歴代シルビアの中で最多の販売台数を誇るシルビアを手に入れたのでした。

でもね、最後までトミーカイラの思いは断ち切れず、シルビアはコツコツとトミーカイラ仕様へ変えて行きました。イラストは完全なトミーカイラ仕様になる前の途中段階です。まだアルミホイールはノーマルのままですが、この後、アルミホイールもトミーカイラ製に変更しました。最終的にはエアロパーツは純正のままですが、トミーカイラのエアロパーツが開発される前のデビューしたばかりのトミーカイラM18si仕様に変身しました。ボンネットを開けなければ偽物トミーカイラとバレる事はありませんでした。

トミーカイラ仕様が切っ掛けで、本物のトミーカイラの事を学習しチューニングの事も解り始めました。この頃の足はGABのノーマル形状ダンパーにタナベのHS200という強化スプリングという仕様でした。大きな声では言えませんが違法改造です。今でこそ、ローダウンは当たり前ですが、当時はノーマルと同じ車高でもスプリングを変更する事は違法でしたからねぇ。そして、トミーカイラ仕様を完成させつつ、チューニングの魔の手に染まって行ったのでした。

チューニングに目覚めた私は、トミーカイラ仕様を満喫した後、トミーカイラのマフラーカッターを装着した純正マフラーはTRUSTのBL-Sマフラーに変わり、ホイールはトミーカイラのホイールから白いAVSの6本スポークに変わり、更に、色々とパーツを交換し、ついには違法改造が理由で車検に通せなくなってしまいました。そして、車検を受ける為に元に戻すか、それとも…。そうです、元に戻す為にお金をかけるくらいなら、改造箇所を申請して公認改造車検を受ける事にしました。幸い改造は違法改造でしたがモータースポーツの正統派チューンだったので、お金はかかりましたけど問題なく公認改造車検を取る事が出来ました。

でもね、それから半年後に規制緩和(1995年)(当Blog内リンク)というのがやって来て、私が改造してた部分のほとんどが問題無しという事になったのです。まぁ、この規制緩和があったから今日のようにローダウンやマフラー交換といった改造が出来るようになったし、車業界が大きく変わったとも言えるのじゃないかなぁ~。
そして、私のS13シルビアは手放す頃には、すっかりトミーカイラ仕様から、かけ離れていました。



●サイズ:全長4470mm/全幅1690mm/全高1290mm
●車輌重量:1120kg
●エンジン:1809cc 直列4気筒DOHC
●最高出力:175ps/6400rpm
●最高速度:─km/h


■ご質問およびお問い合わせ
メールでの打ち合わせ及び見積り等、お気軽にお問い合わせください。
dnarb_k0417@yahoo.co.jp

■あなたの愛車をイラストにしませんか?
愛車バナー(当Blog内リンク)

■そして、プライヴェート名刺に活用してみませんか?
フルカラーオフセット印刷【名刺100枚パック】(当Blog内リンク)





Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

BABY FACE Planet's

BABYFACE Planet's店舗外観

福山に新しく出来たカフェレストラン「BABYFACE Planet's」に行って来ました!バリ島をモチーフにされた異国情緒溢れる店舗が非日常気分に誘ってくれますか?って、聞かれても…。吉本新喜劇の安尾信之助かぁ。

BABYFACE Planet's表にある泉

お店の前には、妙なオブジェのある泉があります。凄く凝った店舗デザインですね。

BABYFACE Planet's入口の様子

入口の正面にもバリ島な感じのオブジェ。

店内は町が再現され全てが個室

中に入るとバリの町が出てきました。広島のローカル番組が取材に来てましてレジカウンターの横にサイン色紙が置かれてました。ここまでデザインに拘ってる店舗なのだから、無造作にサイン色紙を置くのではなく、予定外の置物も、ちゃんと置く場所に拘れれば良いのに。って、個人的には思うのですが…。

バリ島をイメージされた個室

そして、席は全てが個室になってるようです。

待ち合いの後ろに大きな泉

私がこのお店に来た時は、既に満席となってまして、私の前は4組のお客が待ってたぐらいだったので、すぐに案内されるだろうと、少し待つ事にしました。待ち合いは入口を入ってすぐの通路に丸椅子がいくつか置かれてる状態でした。写真は待ってる間に撮った、椅子の後ろ側の泉です。
しかし、4組なのに待ち時間は非常に永く、全然席に案内されない。スタッフの数が足らないのでしょう。何組かが食事を終え帰られても、部屋の片付けが出来ないので、お客を通せないでいるのです。その間にも、他のお客の注文をとるのに手一杯で私達は待ちぼうけ。そのうち、新たなお客も増え通路はお客でいっぱいになり、スタッフも行き交うのが大変な状態になる有り様です。
椅子に座って待ってる私のお尻は痛くなるし、通路は混雑してるし、挙げ句には、待ちきれなくなって帰るお客も出てくる始末です。
ここまでデザインに拘ってるお店なのに、サービスという目に見えないデザインは蔑ろな感じが凄く残念。写真の泉は必要ないから待つ人が通路を塞がなくても良いように待つ人の為のスペースを設ければよいのにって思いました。それに、全席個室で回転率が悪いなら、完全予約制にするとかの配慮って必要じゃないかなぁ。椅子に座ってお尻が痛くなるくらい待たされるのって、ちょっと尋常じゃない気がするなぁ。
形だけのデザインに拘り、中身のデザインが疎かになってる典型的な例かなぁ~って気がしました。それはホームページ(外部リンク)にも現れていて、格好ばかり追い求めて見る人に凄く不親切。

最初に吉本新喜劇の安尾信之助風な疑問文にしたのも、実はこの為だったんですよね。

薄暗い照明の中で一際明るく光を放つデジタル写真

さて、やっと通された個室は、照明が無駄に明るくなく凄く落ち着ける感じなのですが、バリの風景が映し出される動く絵の邪魔。モニターからの強い光が折角薄暗く凄く落ち着ける室内をぶち壊しているのです。写真を入れ替えなくても色々変わるデジタル写真は便利だけど写真自体が光ですから、折角の照明を邪魔する事にもなりますね。

シーフードパスタ

そして、注文した品が運ばれて来ました。シーザーサラダとシーフードパスタです。

鮭のクリームオムライス

更に、鮭のクリームがかかったオムライスです。味は美味しかったけど、総合的なサービスで考えると次はないかなぁ~。癒しの時間・空間のご提供を重視したインテリアや店造りをしています。とホームページでは謳われてますが、そのコンセプトには程遠い現実でした。…って、いうのが私の感想です。

ちなみに、店員さんはちゃんと仕事されてますよ。接客も申し分無いです。私が感じた事はお店のコンセプトからなる根本的なシステムの問題です。ホームページも中途半端な英語標記で分かり難く、また内容も誰に向けられた内容のホームページなのかも解らない。表面的な格好ばかり追い求め、実体がない感じがするのです。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

MT車を普及させましょうよ

AT車の2ペダル

今や日本の道路を走る車の90%以上はオートマチックトランスミッション車(AT車)です。AT車の本来の目的は、マニュアルトランスミッション車(MT車)の煩わしいクラッチ操作&シフトチェンジから開放して運転業務に、より集中できるようにして、いっそうの安全運転に心がけられるように…うんぬんかんぬん。。。が大義名分です。
しかし、現実には煩わしいクラッチ操作から&シフトチェンジから開放された分、運転中にナビをつついたり、携帯電話をつついたり、飲食したり…、MT車を運転してる時よりも安全が蔑ろになってるドライバーを多々見かけます。また、誰もが簡単に運転出来るが故の油断が凄くあるのではないかと、交通事故に関するニュースから感じたり…。

15日午後4時45分頃、東京都江戸川区船堀の三菱東京UFJ銀行船堀支店前の歩道に車が突っ込み、歩いていた3人を次々にはねた。東京消防庁によると、60代と30代の女性が意識不明の重体で、男性(64)が足の骨を折るなどして病院に搬送された。運転していた男性(81)も負傷した。
警視庁葛西署によると、車は歩道で横転した。
同行広報部によると、車は乗用車で、支店近くのカーブを曲がりきれずに、ガードレールをなぎ倒して歩道に突っ込み、横転したという。車は同支店の現金自動預払機(ATM)コーナーに接触したが、客らにけがはなかった。

(時事通信社 - 06月15日 18:05)


MT車だったらブレーキを踏んで車を止めようとする時に同時にクラッチを切ります。
AT車でブレーキとアクセルの踏み間違える人は、おそらくMT車でもブレーキとアクセルの踏み間違いは起こりうる事でしょう。また踏み間違えた際の大半はパニックになり、慌ててブレーキを踏んで止めようとして、更にアクセルを踏み込むようです。アクセルを目一杯踏み込まれたAT車はどんどん加速していきます。MT車は車を止めるときブレーキと同時にクラッチを切りますから、慌ててブレーキとアクセルを間違え踏み込んでも、クラッチを踏でさえいれば、下り坂でない限り、それ以上加速していく事は無いです。ガードレールをなぎ倒すほどの力は出ないでしょう。更に言えば、AT車は2ペダル故のペダル間隔の広さがあり、操作中は左足がフットレストと右足がブレーキ及びアクセルという状態で常に足が開いてる状態ですが、MT車は3ペダルなのでペダル間隔が狭くブレーキを踏む時はクラッチと同時に踏むので両足を揃えた状態になります。アクセルを踏んでる時は足が開きますので、ブレーキ操作時は足が閉じる。アクセル操作時は足が開く。という風に、左足と右足の距離感覚の違いでブレーキとアクセルの踏み間違い自体が、かなり減るのではないかと思います。
もちろん、運転能力が劣る81歳の高齢で車に乗る事も問題でしょう。しかし、周囲では危ないと感じていても、本人は『まだ、まだ、いける!』って思ってたんだろうと思います。MT車はクラッチ操作等AT車のように簡単ではありません。その為に、「クラッチを踏むのがつらいから運転をやめよう」と言った運転卒業の目安という事にもつながります。AT車は簡単だからついつい機械に助けられてる事を忘れ、自分の実力と思い込みがちなのでしょう。


17日午後3時45分ごろ、大阪市西成区岸里1のスーパー「デイリーカナート イズミヤ天下茶屋店」駐車場で、ポルシェのSUV(スポーツタイプ多目的車)が突然バックし、駐車場の金網を押し倒して店の壁に突っ込んだ。金網のそばにいた女性従業員(68)がはずみで転び、頭などに軽傷を負った。車内には女児(3)が1人で乗っており、大阪府警西成署は、女児が車を操作したとみている。女児にけがはなかった。

西成署によると、女児は母親(35)=西成区=に連れられて買い物に来ていた。母親はぐずった女児を駐車場の車内に残し、店に入った。エンジンをかけたまま施錠、シフトレバーはパーキングに入れたが、パーキングブレーキをかけたかどうかは覚えていないという。車は左ハンドルのオートマチックタイプ。女児が1人になって約5分後、車が突然バックし、数メートル先の店にぶつかった。

(毎日新聞 - 06月18日 02:35)


MT車だったら3歳の子が車を動かす事なんて出来なかっただろうに…。
クラッチ踏まなきゃギヤは入らないし、仮に何かのタイミングでギヤが入ったとしてもエンストでしょう。AT車だから起こった事故と言えますね。
もちろん、母親が3歳の子を残して車を離れた事が一番の問題である事は承知の上ですが…。炎天下だと脱水症状&熱中症で子供が亡くなるなんて痛ましい事故は毎年何処かで起こってるにも関わらず、学習しないで車に子供を残す親はもってのほかです。


22日夕方、東京・府中市で、携帯電話を操作しながらの自動車の運転で死亡事故が起きた。
自動車運転過失致死で現行犯逮捕されたのは植木真弘容疑者(42)で、携帯電話の地図サイトを操作しながら運転していた際、道路を横切ろうとした東京・国分寺市の主婦・坂本ひとみさん(51)をはね、死亡させた疑いが持たれている。
運転中に携帯電話を使用する危険な行為は後を絶たない。「普通に歩いていて、車が急に来る。びっくりして見ると、携帯電話(を操作)しながら運転している」などと、危険な目に遭ったという声も聞かれた。
警察庁によると、携帯電話の使用が要因となったオートバイや自動車の事故は、10年だけで1288件起き、25人が死亡している。

(日テレNEWS24 - 06月27日 22:00)


MT車だったらシフト操作が忙しく左手が暇になる事は無い!
右手はハンドル、左手はギヤチェンジ…。携帯電話等運転中に他の操作なんて出来たもんじゃない。AT車だから左手が暇になり手癖が悪くなる…。強烈だったのは運転中に読書してる人を見た事があります。
もちろん、AT車という車が悪いのではない。ドライバーのモラルの問題です。また、携帯電話を持ちメールしながらうつむき加減で歩く歩行者や自転車等ドライバー以外のモラルも問題という事は重々承知です。

女児3人はねられる=下校途中、1人死亡―運転の女逮捕・仙台
27日午後4時5分ごろ、仙台市青葉区通町で、「小学生の女の子が車の下敷きになっている」と119番があった。宮城県警仙台北署によると、道路を歩いていた市立通町小学校3年の女子児童3人が乗用車にはねられ、病院に運ばれた。このうち藤村志瑛里さん(9)=同区通町=が頭を強く打ち、同日夜に死亡した。残る8歳の2人は胸や足などに重軽傷を負った。

同署は、乗用車を運転していた青葉区宮町、会社員加藤佳美容疑者(30)を自動車運転過失傷害容疑の現行犯で逮捕した。同容疑者は「事故を起こしたのは間違いない」と話しているが、取り乱した状態という。同署は落ち着くのを待って事情を聴き、事故時の詳しい状況を調べる。

同署によると、事故があった道路は一方通行で、道幅は約5メートル。児童3人は信号待ちで止まっていた車列後ろの車道を歩いていたところ、加藤容疑者の車にはねられた。横断歩道ではなかった。3人が通う通町小は約300メートル西にあり、3人は下校途中だった。

(時事通信社 - 09月27日 21:05)


MT車だったらブレーキを踏んで車を止めようとする時に同時にクラッチを切ります。
信号待ち中の車の間をすり抜けて横断する小学生を撥ねてしまったようですが、目撃者の話では信号が変わって進みだした直後との事でスピードは出ていなったそうです。ただ、ブレーキとアクセルを踏み間違えたのか、車は急加速して小学生は車の下敷きになったとの事です。パニックになってしまえば年齢なんて関係ない事がここに証明されたわけです。

MT車の3ペダル

やっぱり、安全を機械に頼っちゃいかん!マニュアル車普及させようよ。
MT車はハッキリ言ってAT車よりも楽しいです。AT車よりも操作が難しいけど、運転する度に運転時技術が上達してると凄く感じます。私は、免許を取得して20数年、ずっとMT車に乗ってますけど、まだまだ上達してる感覚があります。AT車は誰が乗っても同じレベルだけど、MT車の運転技術は底なしで、常に進化を感じられるのです。それが面白いし乗ってて楽しいところですね。そして、運転技術に進化が感じられなくなった時、それは運転技術が完成したのではなく、車を降りる時(免許証を返納する時)なんじゃないかと思うんだよね。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー

お金は支払わないけど良いデザインを募集してます

コンペ形式のしくみ

あらゆるデザインニーズとデザイナーを結ぶデザイン制作支援サイトがオープンされたという事で、『デザイナーとして参加しませんか?』というお誘いの案内を頂きました。デザイン制作支援サイトなのですが、コンペ形式の依頼がメインとなるようです。

コンペなのに安いデザイン料

仕事の案件は上記のように表示され、デザイナーがやってみたいと思えばコンペに参加しデザインを提案するというものです。デザインのコンペは建設業等のコンペとは違い、実際に完成のデザインを出して決めてもらうので、建設業に置き換えると実際に建造物を作ってから選んでもらうようなものです。その為に、決まらなければ『ゼロ』ではなく、『マイナス』になってしまうのです。

実際に完成の商品をつくり決めるコンペというのは、デザイン界の他に料理界にもあります。新メニューを決めたり、店舗出店を決めるような場合に行なわれると思いますが、デザインのコンペと違うのはメニューが決まれば、その後ずっと販売できる。…という事が約束されるのです。デザインの場合、その場限りという事が現在の常識となっています。これって、凄く異常な事だと私は思います。

上記案件のギャラを見て下さい。金額が50,000円です。この価格はクライアント様によっても異なりますが、私は参加したくない。仕事を勝ち得ても、その時限りの仕事で何のメリットも無い。直接依頼されても、このぐらいの価格かそれよりも大きな価格なのですから。
コンペなら最初は損をしてでも、やるだけの価値がある大きな金額か、もしくは、今後の仕事がレギュラーとして約束されるというような条件でないとデザイナーにメリットは全く無い。デザイナーも商売でデザインをしてるのですから、クライアント様もデザイナーもお互いが喜べる環境じゃないとダメだと思うのです。

もちろん、このサイトでは直接依頼も受けられるようなのですが、コンペ形式と直接依頼で特別な価格差や品質の差がないので、差がないなら沢山のデザインが集まるコンペ形式で依頼しようと思うのがクライアント様の気持ちじゃないでしょうか?この条件だと私がクライアントの立ち場でも、迷わずコンペ形式を選びます。ハッキリ言って、デザイン業界が自らデザインする環境を崩壊させているのです。

タダで多くのデザインを集め、その中から選んで、通常の直接依頼並の価格で済ませようと言う魂胆がえげつない!コンペを勝ち得たとしても、通常の直接依頼と同等程度のギャラしか得られないならば、せめて参加したデザイナーにいくらかの謝礼は出すべきだろう。と思います。

このようなバカげたコンペにも関わらず全く疑問も持たず、仕事欲しさに当たり前のように参加するデザイナーも多い。その結果としてデザインの価値を下げ、デザインはタダ同然の印象を与える事になってしまってるのだろうと思います。

下記のような例は、その典型的な例だと思います。


【神奈川・都内】女性レタッチャーさん募集
趣味で写真を撮っているものです。11月頃から「妄撮」を撮りたいと思っているのですが、自分では写真の合成と、紙をビリビリ破いた感じが上手くパソコン上で作成出来ないので、得意な方を探しています。
…中略…
ちなみに、作品撮りの為ノーギャラ、交通費もなしです。もちろんデータはご自由に使って下さい!
(※レタッチャーさんを見つけるにあたって、適当な写真を使ってビリビリ破いた感じを表現して頂きたいです。)


いやぁ~、ご自身の作品撮りの為であろうが、どんな理由であれ、支払いをするのは当然かと思いますが…。私もその理由使っちゃおうかなぁ~。カー用品店に行って「趣味で使いますからお支払い出来ません。」って、チューニングパーツを頂いて来ようかしらん!(毒)
社会のルールに反した理由を平気で言われるデザイン業界って…。


【フライヤーのデザインを書いてくださる方大募集!】
この度、私が通っている音響専門学校の卒業制作ライブのフライヤーをデザインして下さる方を大募集しています!!
ロックンロールイベントなので、音楽(主にROCK!)が好きな方、ライブが好きな方、かっこよく面白くインパクトあるイラストを得意とする方、良かったら私達の卒業制作という最後の集大成にお力を貸しては戴けませんか!?
…中略…
ちなみに学生が全て運営をしている学校のイベントなので謝礼・ギャラなどは払うことが出来ませんが、ライブにはご招待させて戴きたいと考えています!!


学生だろうが、仕事を依頼する場合は、お金を支払って下さい!世の中「学生だから」と言えば、何でもかんでもタダになっちゃうのでしょうか?
社会のルールに反した理由を平気で言われるデザイン業界って…。


Tシャツデザイン募集中
○○では設立4周年を記念してオリジナルのTシャツデザインを募集します! 特別審査委員に○○○○○○さんをお迎えしております。
デザインをTシャツにして○○のサイトで販売させていただきます。選ばれた方には、自身のデザインをTシャツにしてプレゼント!!


いやっ、Tシャツにしてプレゼントしてくれなくて良いから、ギャラを下さい!しかも、ノーギャラで募集したデザインを使ってTシャツを作り販売ですか?


【ロゴデザインの公募のお知らせです。】
はじめまして。 映像制作会社の(株)○○○○と申します。
この度弊社では、新たにロゴのデザインを作成するにあたりデザイナーの方々に募集をすることに致しました。
●応募方法:応募デザインはラフなもので構いませんので、お一人様何点でもご応募可能です。 ご応募頂いたデザインの中から、イメージに近い一名の方にご依頼を決定後、 更に修正を加えて頂き、納品という形をとります。
●用途:弊社HP、名刺などにオフィシャルなロゴとして使用致します。 ●報酬:5万円
たくさんのご応募お待ちしております。


CIとして様々な用途に使うロゴを、大勢のデザイナーに呼びかけ競合させ、勝ち得た人にだけ支払われるギャラが、5万円!そのコンペに参加し勝ち得たデザイナーにはどんなメリットがあるのでしょうか?5万円の報酬を得る為に失うかも知れないリスクの多い事…。


【デザイン学校の学生さん募集
ロゴマーク制作・デザインができる or web制作・webデザインができる福岡の学生さんを探しています。福岡に根付くプロジェクトの初代実行委員をしてみませんか?
学生生活で、「おもしろいこと」「でかいこと」「夢中になれること」がしたい方は是非!!!


でたぁ~!学生さん募集!学業の一貫として、実戦としての経験を積めるからとか何とかと言って、結局は、プロに依頼すればお金がかかるから、何とかしてタダでデザインを得ようとしてるだけ。




●追記(2011.10.19)

「金を払うのがいやだった」小松基地自衛官また逮捕
石川県警津幡署は15日、窃盗の疑いで、航空自衛隊小松基地(同県小松市)の3曹、小堀俊容疑者(26)=小松市向本折町=を現行犯逮捕した。同基地では13日、恐喝容疑で空士長が逮捕されたばかり。

逮捕容疑は15日午前11時ごろ、石川県津幡町のショッピングセンターで、ナップザックや下着など15点(約1万2千円相当)を盗んだとしている。

同署によると、小堀容疑者は容疑を認め「金を払うのがいやだった」と供述。休日を利用して、基地内の寮から車で来ていた。
手提げかばんに商品を入れて店を出るのをガードマンが目撃、声を掛けたところ、小堀容疑者は逃走。店舗から数十メートルの駐車場内で取り押さえられた。
(産業新聞 2011/10/15 21:56)


世間一般では窃盗罪として逮捕されるのが普通ですよねぇ。デザイン業界では、「金を払うのがいやだった」というのは当たり前のように起こってます。そして、誰も逮捕されません。誰も「お金を支払わなければダメだ」と声を上げてくれる人も居ません。



Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー