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自分は買いたくない物を他人に買わす

人気素材集

こちらの写真は私の出展写真の中で一番人気となっている写真です。昨年の夏に撮影し、出展登録したのが夏の終わり頃で出展して、まだ半年も満たないのですが、ダウンロード数は相当数ダウンロードして写真素材として使われています。

写真を撮影した作者としては一体どんな風にこの写真が使用されているのか、完成された媒体を見てみたいと思うのですが、残念ながら完成した媒体を目にする事は出来ないのです。偶然に何処かで出会うチャンスを待つしかないのが実情です。ただ、どんな媒体で使用されているのか、大まかな情報は管理画面から知る事が出来ます。

例えば、『WEBサイトでのコンテンツ』『TV/PV/映画での広告』『個人での趣味・鑑賞』『雑誌・新聞・書籍での広告』『パンフレット・ちらし・フリーペーパーでの広告』といった具合に、どういった使用目的でダウンロードされたのかは分かるのです。

でね、私の出展写真の中で一番人気でダウンロード数はもの凄い数なのですが、実はいずれも一番小さいSサイズで無料設定してるフリーダウンロードばかりなのです。有料設定してるMサイズやLサイズは全くダウンロードされていません。もちろん無料提供してる物だから、無料設定の一番小さいSサイズばかりがダウンロードされる事に文句を言うつもりはありませんし、ダウンロードして使って頂ける事はありがたい事だと思ってます。

ただ、私が気になったのは、使用目的が『パンフレット・ちらし・フリーペーパーでの広告』『雑誌・新聞・書籍での広告』という人達は、果たしてSサイズで印刷に堪えうる解像度が得られたのだろうか?という事です。
Sサイズは640×480ピクセルのサイズになっていて一般的な印刷解像度の175線スクリーンで必用な350dpiの画質をSサイズの写真から得るには、ノントリミングで画面全体を使っても、約4.5×3.5cmのサイズしか得られません。中心部をメインに扱うのでしたら2cm角ぐらいにしか使用出来ません。無理に画像拡大すると、今度は象がボヤけてピンボケ写真のような状態になります。
果たして、ダウンロードされて印刷媒体に使用されてるクリエイター様は、質に納得出来る仕事をされているのかな?…と同業ながら疑問に感じました。

質が保証出来る写真素材は、お金がかかるから買いたくない。それならば、質は悪くても無料のSサイズで良しとしますか…。でも、仕事を依頼して下さったクライアント様からはキッチリお金を頂きたい!…というのが、なんだか、えげつなくて嫌になります。

この材料費を削り少々質が悪くても、お金を頂ける所からは頂く。という金銭感覚が、最終的にはグルーポンの『スカスカおせち』(当Blog内リンク)に繋がっているのかな…と強く感じてしまいます。

クリエイターの言う出来なかった言い訳、『時間が無かったから』や『予算がなかったから』というのも、『スカスカおせち』の言い訳をしたバードカフェの言い訳と全く同じだったし…。『スカスカおせち』事件は、デザイン業界では日常茶飯事だなぁと重ねて見る事が出来ます。




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