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TURBO or NA ?

S13シルビア TommykairaM18Si仕様

過去所有してたTURBOが搭載されたS13シルビアK'sです。吸気系にトラストのエアインクスという剥き出しの毒キノコ型エアクリーナーに、排気系をトラストの車検対応スポーツマフラーBL-Sに交換し、TURBOの特徴が強調された音響チューンが施されていました。
アクセルを開けてTURBOが利き始めてくると、シュゴォォ~~~~!っと如何にも空気吸ってますという音が運転席内に響き渡ります。また、アクセルオフにすると、行き場の無くなったエアーがウエストゲートからバシュッシュココココ…と抜ける音が運転席内に響き渡り、時にマフラーエンドからポン!とミスファイアーの音が聞こえてきてました。ノーマル車だと極端な特徴は出難いですけど、ちょっと弄ってやれば、これぞTURBO車っていう特徴が一気に開放され、その気にさせられました。3000rpmあたりから急に来るパワーもTURBOの醍醐味でした。

ドライブしよう

現在の愛車、S15シルビアAutechVersionです。過去所有のS13シルビアとは違い、TURBOの無いNAエンジン車です。この車は、よりスポーツが楽しめるように、最初からチューニングされて販売されるメーカー系コンプリートカーの改造車です。NA特有の高圧縮チューンのアイドリング音でチューニングカー特有の音を感じる事が出来ます。アクセルの踏み込みに応じてナチュラルな伸びが特徴です。


乗り継いだ車

スポーツカーが好きな人にとって、TURBO(過給器付きエンジン)とNA(自然吸気エンジン)のどちらが魅力的か?…という事は永遠のテーマではないでしょうか?(笑)

昭和のスーパーカーブームをリアルタイムに過ごした私は、このブームを切っ掛けに車好きになりました。そして、そのスーパーカーの中でもTURBOエンジンを搭載したポルシェ930ターボに憧れていました。当時の国産車にTURBOエンジンを搭載してる市販車というのは1台もありませんでした。その為、TURBOには強い憧れを抱いていました。

そして、スーパーカーブーム覚めやらぬ1979年10月31日に発表された日産セドリック・グロリアにTURBOモデルが登場します。この車が国産市販車のTURBO搭載が最初となります。その後、1980年3月に日産ブルーバード、スカイライン2000GTとTURBO搭載がデビューしてきます。それから、各車続々とTURBO搭載モデルを発表してくるのですが、この頃の私は、TURBO搭載車であれば、どの車も好き。といった、異様にまでTURBOへ執着していきました。

その為、初めて手に入れた車は迷わずTURBO車を選びました。選んだというか…TURBO車以外は眼中に無かったと言ってよいでしょう。そして、その次の2台目もTURBO車と乗り継ぎ、現在のS15シルビアAutechVersion(当Blog内リンク)で初めてTURBOの付いてないNAエンジン車を選びました。



S15シルビアがデビューして間もない(まだAutechVersionは登場してない)頃に、1度だけTURBOモデルのspec-Rに乗りハンドルを握った事があります。spec-RとAutechVersion…価格差で10万円とパワー差で50馬力。見た目の外見だけでは全く変わらない2台ですが、似て非なる2台。性格は全くの別物です。

ボディの強化、4ポッドブレーキキャリパー、アイシン製6速MT等spec-RとAutechVersionの共通点は非常に多いです。AutechVersion発売当時、私はspec-Rとの共通点が多いから、AutechVersionはspec-Sの標準NA車をベースに作るよりも、TURBOモデルのspec-RからTURBO取り払って作った方が手っ取り早いだろうから、spec-Rからのデ・チューンじゃないかと思ってました。それくらいspec-RとAutechVersionは共通点の多い車なのです。

メーター

しかし、実際に走らせてみると全く別物で、その走りに共通点は全く見えてきません。spec-Rは流石はTURBO車。低回転時のトルクが豊かです。その反面にレスポンスは少し鈍い感じです。良く言えばマイルド。シフトチェンジをサボって回転を落としたり、或いはリミットまでキッチリ引っ張らなくても、それなりに走ってくれるラフな運転が可能で、一般走行には凄く有難いと思った。

一方、AutechVersionは、少し古典的なメカニカルチューンって感じです。低速時のトルクはお世辞にも豊とは言えない。こまめなシフトチェンジが要求されるスポーツ感が走りに表れてくる。spec-Rよりも250rpm上の7500rpmまでしっかり引っ張る事が出来ます。ハイカムと軽量化されたnismo製のフライホイールが影響してるのかレスポンスは俊敏で、一般走行では少しばかり辛い面があります。

スポーツカーだけど誰もが満足出来るように優雅な一面を残すspec-R。ドライバーを選び、汗しながら走りを楽しむというスポーツカー要素に特化したAutechVersion。
私的には、こんな印象を受けました。

エンジン

そして、速い遅いという事は抜きにして、レスポンスに関して言えば、NAのAutechVersionの方が鋭く気持ちがいい。TURBOというのは擬似的な排気量増大装置なわけで、実はオイルショックの時代、エコの為に開発された部品なのです。多くの方の印象としては「TURBOはパワーがあるけど燃費が悪い。」なんて印象が強いでしょうが、それは同じ排気量同士の車で比べちゃうから、どうしても燃費の悪い印象が強くなってしまうのです。
先にも言いましたがTURBOは擬似的排気量増大装置ですから、例えば2000ccエンジンにTURBOの組み合せで、約3500ccのNAエンジンに相当するパワーが得られるのです。同じパワーという事を基準に考えて、3500ccのNAエンジンと2000ccのTURBOエンジンで比べると2000ccのTURBOエンジンの方が遥かに燃費が良く力強い事になるのです。
小さいエンジンで如何に大きなエンジンと同じようなパワーを得るかという事が、オイルショック時代に求められたというわけです。だから、TURBOはエコカーであるとも言えるのです。←エコカー減税適用しろ~!(笑)

ちょっと、話が逸れてしまいましたが、そんな擬似的排気量増大装置のTURBOエンジンはTURBOが効かない領域ではパワーが出ないばかりか、単なる低圧縮比NAエンジンとなってしまうのでワクワク出来るレスポンスは期待出来ないのです。しかし、TURBOが効いてくると小排気量で大パワーが得られるのがTURBOの強みで絶対的な動力性能はTURBOが強い!そういう意味ではNAでは太刀打ち出来ない。
サーキットのような高速周回路、或いは高速道路等ではTURBOが面白いだろうし、ワインディング等絶対的なスピードは低いがスポーツフィーリングを楽しむならNAのAutechVersionは楽しい車です。

今回、このインプレッション記事を書いたのは、私のBlogに「S15シルビアAutechVersion 遅い」と言うようなキーワードで検索して来られる方が意外と多いので、S15シルビアAutechVersionは、速いとか遅いとかの速さのみを競う次元とは別のスポーツとしての位置付けなんだと言う事が言いたかったからなのです。速さを求めるのだったら、迷わず擬似的排気量増大装置のTURBOエンジンを求めた方が良いですよ。




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