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便利だけど融通の利かないオート

トヨタプリウス

 ここのところのエコブームですが、物に頼るエコの推奨が非常に多く…というか、そればかりなのが凄く気になります。「エコの為に省エネ家電に買い替えましょう。」とか「エコの為にCO2排出の少ない車に買い替えましょう。」「エコバッグを使う事を薦めてレジ袋を有料にしましょう。」…etc、数え上げればキリがない。

 そして、そのどれもがエコという名目で消費を進めるものばかり。「自分達の現状で、どうすれば最もエコに繋がるのか?」このような考え方は全く見えて来ない。兎に角、エコの為にエコ商品を買いましょうの1点指向です。

 車にしてもエコ減税等を打ち出し、「エコ車に買い替えましょう。」みたいな風潮が強いけれど、乗り方を工夫すれば、古い車でも十分エコに貢献出来るはずだし、いくらエコ車を買っても乗り方が悪ければ、下手すりゃ乗り方の良い古い車の方がエコだったりする。
 買い替える事で、まだ問題なく使えてた物が、ある日を堺にゴミへと変わってしまう。しかも、キャンペーンと称してエコ活動を一時的にするものだから、そのキャンペーン中に買い替えなければ損という勢いで、まだ使う事の出来る、本来ゴミであるべき物じゃないゴミは膨大な量になっちやうのでしょうね…。

AT車

 最近では街行く車の90%以上がオートマチックトランスミッション車(AT車)です。オートマチックと言えば、車が状況に合わせて勝手に変速してくれる自動変速車です。

猫がドライバー?

 煩わしいギヤチェンジから開放してくれる優れ物で、猫でも杓子でも誰もが簡単に運転出来てしまいます。しかし、このオートマチックというのが便利な反面、ある面では曲者でもあります。
 オートというのは便利だけど万能というわけじゃないのです。ある一定の条件では凄く便利だけど、その条件から外れると、ありゃりゃと目も当てられない事になるのです。

フォーカスロックの説明
(c)OLYMPUS

 例えば、カメラを思い浮かべて欲しいのですが、煩わしいピント合わせや露出を考える必用のないオート撮影ですが、逆光で撮ると人物の顔が真っ黒になったり、被写体が真ん中に居ないとピンボケになったりと、一定の条件から外れると、露出補正が必用になったり、フォーカスロックを使うなりの対策が必用です。車のオートというのも、それと同じ事が言えるのです。

マニュアルモード付きAT

 車を走らせる上で最も理想な走りは、極力、アクセルを踏み込まない事です。アクセルを踏み込まないという事は、エンジンに燃料を送る時、弁を極力開けないという事です。通常の道路をDモードで走ってる場合は、何も問題ないのですが、Dモードで走行中、上り坂に差し掛かった時、車のパワーが落ち込みますので、アクセルを踏み足します。すると、自動的にセカンドギヤ或いはLowギヤが切り替わります。しかも、アクセルは踏み込んだまま。
Dモードではアクセルを踏み込まなければ、ギヤがLowやセカンドに落ちてくれないのです。Dモードにしてれば勝手にギヤが選ばれるけど、環境や燃費を考えると凄くマイナスです。
 そこで、Dモードで走行中に上り坂に差し掛かったら、すぐに自らシフトをDモードからLowやセカンドに切り替える事でアクセルを踏み足さなくてもギヤがLowやセカンドに固定され、Dモード時のようにアクセルを踏み込まなくても、力強く坂道を上って行きます。当然、燃費も押さえられて環境にも良いです。案外、このようなシフトの切り替えが出来ず、常にDモードで走行される人が多いです。

 また、下り坂でもDモードのままで、エンジンブレーキが使えずフットブレーキを多用してる人が多いです。もしかしたら、下り坂でギヤをLowやセカンドに固定すると、エンジン音が大きく唸るので、燃費が悪い方向に影響してくると感じられているのかも知れませんね。
 しかし、先にも言いましたが、いくらエンジンが唸りを上げようが、アクセルを踏まなきゃ燃料の弁は閉じたままなので、アイドリングと同じ程度の燃料消費量です。更にエンジンブレーキを使う事でブレーキの長持ち&ブレーキランプの長持ちにも繋がるで、良い事だらけなのですよ。

ブレーキランプが切れてます

 フットブレーキばかり多用してると、フェード現象やベーパーロックの原因となり危険です。それにブレーキの消耗も早くなるし、ブレーキランプの消耗も早くなる(但しLED車は除く)。まだ比較的新しい車なのにブレーキランブの玉切れになってる車をよく見かけます。そういう方は、きっと通常ならば踏む必用のないブレーキ操作を多くしてるのでしょうね。

 ちなみに私は、今の車、そして過去の車でも、ブレーキランプが切れた事は一度もありません。前の車に至っては新車購入から11年間で16万km走行しましたが、ブレーキランプは全くの無交換でした。現在の車も新車購入から10年経ち、そして走行8万kmになりますが、まだブレーキランプは一度も切れてません。乗り方次第でかなり変わるものです。

 車のオートマチックも万能じゃありません。カメラのオートと同じで悪条件になると人為的な補正が必用なのです。何も今使ってる物を買い替えなくても、使い方を工夫するだけで、今よりエコにする事はいくらでもあります。それを全くしないで、物だけをエコなものに買い替えましょうって、なんだか本末転倒ですよね。


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サーカス コンサートポスター【2009年作品】

サーカスコンサートポスター

約4ヶ月前から準備をしてきたサーカスのコンサートが、昨日6月28日(日)に、ぬまくまサンパルホールで開催されました。もちろん、私も会場に足を運び、コンサートに酔いしれてきました。

開場1時間前なのに既に駐車場の半分が埋め尽くされている

開場が2時30分、開演は3時からのコンサートでしたが、1時頃には既に列が出来ており、やはり有名な人が来るといつもとは様子が違いますね。写真は1時50分頃の駐車場の様子です。いつものコンサートでは、まだ車は少なくガラ~~ンとしてる時間なのですが、早くも混雑が予想されそうな感じでした。案の定、この後怒濤のように車が流れ込み、あっと言う間に満車状態になり、臨時駐車場に流れていました。

会場は当然の事ながら満員御礼の満席でした。コンサートは1部で懐かしい名曲からカバー曲、最新のアルバムからの曲等で構成された歌謡ナンバーをピアノとチェロによるアコースティックで美しいハーモニーで聴かせてもらいました。更に2部ではクラシックがベースとなったPops曲を集めて、クラシックをもっと身近に感じてもらおうという企画でサーカス流にアレンジした、これまた美しいハーモニーで聴かせてもらいました。

CDを買った方にサイン色紙を配る長女の叶正子さんと次男央介さんの嫁である原順子さん

コンサート終了後は、会場でCDを買われたお客様へのサイン色紙(CDのブックレットぐらいの大きさのもの)手渡しと握手会です。何故か4人ではなく、長女の叶正子さん(奥)と次男央介さんの嫁である原順子さん(手前)の2人が担当してました。

出入り口でお見送りする長男の叶高さん

そして、長男の高さんはホールの出入り口に立ち、お客様1人1人にお礼の言葉をかけられていました。…っで、次男の央介さんは何処にいたのだろう?

サイン入りポスターとCD

そして、少しお話をさせてもらいCDと私の創ったポスターにサインを頂きました。次は、7月9日(木)に長崎県大村市市民会館で開催されます。PM6:30開場、PM7:00開演となっています。お近くの方は是非足を運んでみて下さい。



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TommyKaira R(1995)

TommyKaira R

白い車はコントラストが低いので描くのが難しいですね。
さて、今日の1枚は、1995年に登場したオーバー350psのモンスターマシーン、TommyKaira Rです。(株)トミタ夢工場「現:(株)エム・ディレクション」(外部リンク)が、R33型のスカイラインGT-Rをベースにエンジン、サスペンション、そしてエクステリアまでもをトータルに、しかも徹底的にチューニングした、サーキットスペックを身にまとったオンロードカーです。

この車のパワーですが、当時のトミーカイラRのカタログ値では、最高出力350ps/7600rpm、最大トルク36.0kgm/6000rpmというスペックと公表されていましたが、実は少々控えめな数字でして、実際には400psはマークしていたとの事らしいです。

このトミーカイラR(フルスペック仕様)は、758万円で販売されました。私にはとても買える額じゃなですが、今でも憧れる車です。型は古くなってしまいましたが、現行のR35GT-Rよりも魅力的に感じます。

しかし、トミーカイラの良さは、良質なベース車輌が有ってこそ生きてくる。しかし現在は自動車メーカーがスポーツカーに力を入れてないので必然的にトミーカイラの魅力も半減してしまいます。ベース車があってのチューニングメーカーですからねぇ。「Tommykaira R」はそんなスポーツカーに元気があった時代の最高峰マシーンですよね。


●サイズ:全長0,000mm/全幅0,000mm/全高0,000mm
●車輌重量:0,000kg
●エンジン:2568cc 直列6気筒DOHC
●最高出力:350ps以上/7600rpm
●最高速度:???km/h



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シルビア~夜明けの峠より~

S13シルビア TommykairaM18Si仕様

 現在の車に乗り換える前の私の愛車だったS13シルビアです。夜通しワインディングロードを走り、夜が明けた頃に撮影した1枚です。車は一見Tommykaira M18Si に見えますが、普通のK'sでTommykaira仕様にしてました。良く言えばレプリカ、悪く言えばニセモノです。当時Tommykairaに凄く憧れ、本気でTommykairaを買おうと試みてたのですが、困難を極め、結局本物のTommykairaを買う事は出来ませんでした。

 しかし、Tommykairaの思いが断ち切れなかった私は、少しずつTommykaira仕様にしていきました。そして、Tommykaira M18Si のデビュー間も無しの頃の仕様に外観だけはソックリに仕上げました。

 外観はソックリでもエンジンフードを開けるとニセモノがモロバレです。本物のTommykairaは、エンジンのヘッドカバーがグリーンの結晶塗装となってますが、エンジンがノーマルの私の車はヘッドカバーも純正色のレッドでしたから、どうやっても誤魔化しきれなかったですね。(笑)

 しかし、この車を手に入れてから、それまでドレスアップ的な趣向だった車好きが、本格的な走りを追求する趣向の車好きに変わってしまいました。最初はTommykairaのジェントル的チューン指向でしたが、見た目のスタイルはTommykairaのまま、一般的な走り屋君指向のチューンに変わってきました。そして、大きな声じゃ言えませんが、若気の至りで峠に出没するようになってしまいました。この写真は、そんなヤンチャな頃に撮った峠での1枚です。

 この後、ジムカーナというモータースポーツに出会い、危険の伴う一般道ではなく、サーキット等のクローズドコースで健全な暴走族として現在に至ってます。この車から、本当の意味で走る楽しさというものを教わりました。


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缶の材質

缶の素材

 空き缶を片付けてて凄く混乱しました。味の違う同メーカーの同じ炭酸飲料。そして容量も同じなのに、缶の材質がスチールとアルミでに分かれている…。何故?更に、スチール缶の材質が薄く、アルミ缶と同じくらいの柔らかさなので、手触りだけではスチール缶とアルミ缶の区別が出来ない…。世の中バカみたいにエコ、エコと騒がれている昨今、何故、紛らわしく分別しにくい事をするの?
 スチール缶とアルミ缶で分けられているのは、それなりに理由があっての事なのでしょかが、これは私が知ってるスチール缶とアルミ缶で分けられる理由に該当しない事なので凄く疑問です。

 私の知るスチール缶とアルミ缶で分けられている理由は、アルミ缶は薄く強度が弱いです。空のアルミ缶は手で持っただけで潰してしまいそうですよね。だから内部の圧力を高くして強度を保つ必用があります。その為、ビールや炭酸飲料のほとんどがアルミ缶です。炭酸のパワーで強度が保たれるからです。稀に、お茶等でもアルミ缶が使われている場合がありますが、炭酸飲料でないものを入れる場合は、内圧を高めるために窒素ガスが充填されているそうです。その為、お茶でも開ける時にプシューっと炭酸飲料のような音がします。
 アルミ缶に対して、スチール缶は主にコーヒー飲料が使用してますよね。コーヒーにはミルクが入っています。そのミルクが腐敗しやすい為、缶にコーヒーを注入 してから7~10日後に腐敗ガスが発生しているかどうかを調べるようになってるのですが、アルミ缶に入れられ強度を保つ為に窒素ガスが充填されていると、腐敗ガスと区別がつかないので腐敗を調べる事が出来なくなるのです。その為に、窒素ガスが充填しなくとも強度が保たれるスチール缶を利用しているのです。
 アルミ缶とスチール缶の使い分けは、以上の理由で使い分けられているのですが…、同メーカーの、同じ炭酸飲料で、材質がアルミとスチールなのに、共に薄くてペコペコする強度の無い缶です。

 世の中、エコ、エコと騒がれてるのに、分別に困るような分かりにくい事や或いはプラスチックに紙製のシールを貼ったりと分別が不可能な事をメーカーがしてるのですから、まずはそういう事から止めてもらいたい。エコでゴミの事を考えるのは家庭まかせで、製造はそんな事お構い無し…。なんだか凄く矛盾を感じちゃうなぁ。頼むから処分する身になって製造して頂きたいと思うのですが…。


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オリジナルの写真素材集

オリジナルの素材集

 コダックのリバーサルフィルム「コダクローム」が完全に生産中止になりましたね。日本国内では早くに姿を消しましたが、本国のアメリカでも今年で販売終了となり、74年の歴史に幕を閉じます。プロカメラマンに愛用されていたフィルムですが、今やプロカメラマンもデジタルカメラを使う時代に需要は激減してたようです。

上記写真のCD-Rは、私のオリジナル写真素材集です。趣味で撮影していた写真(リバーサルフィルム)を、職人の手によりドラムスキャナーで4色分解入力された、かなり本格的な写真データが入ってます。更に、写真データは圧縮しないで保存してますので画像の劣化は全くありません。ただ、圧縮してないので1枚のCD-Rに保存されてる写真は40点弱とかなり少ないです。

 市販の素材集はJPEG圧縮されCD-R1枚当たりデータを圧縮し100枚ちかくの画像が入ってます。その為、圧縮による画質の劣化は避けられないのです。質よりも量が選ばれています。しかし、量が選ばれていると言っても、撮影した場所は同じで似たような写真が多い。だから実質的には無駄に枚数が多く使える写真は知れていたりするのです。それに市販品だから、何処のデザイン屋さんも同じ物を使っていたり、更にシーズン毎に使う写真も限られ、違うデザイン屋さんで違う媒体の物を創ってるはずなのに、使われている写真が同じ物というのは珍しくない。

 それが気になって趣味で撮り貯めた写真を、分解入力してみたのだけど…、実際に使った写真は、ほとんど無かったなぁ~。そりゃ、オリジナルで依頼されてくる仕事に対してピンポイントで対応するには相当のストックがないと対応出来ないわけで、それは市販の素材集でも同じ事。それまでリースポジ屋さんの膨大な数から選んで使ってた写真(それでも仕事にピッタリの写真を選ぶ事は難しい)を、単なるコスト削減の理由で素材集から使おうなんて無理があり過ぎるし、所有してる物の中から選ぶとなると妥協しない限り写真を選ぶなんて出来ない。

 デザインがオーダーメイドのオリジナルである以上、良い仕事の為には写真の1点からその仕事の為に撮影するという事は、やはり必用不可欠なのではないかなぁ。その為にコストが上がってもオーダーメイドなんだもん。市販品よりもオーダーメイドのオリジナルが高くなるのは当然の事だと思う。デザインの仕事をプロとして承けてるのなら、もっと質に拘りがあっても良いのじゃないかなぁ?


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TOYOTA PRIUS(2009)

TOYOTA PRIUS

5/18に登場したばかりの新型プリウスですが、5/25日(月)までのたった1週間で受注台数が11万台を突破したそうな。たった1週間と言っても、5/18日の発表の時点で先行予約が8万台を超えていたとの事ですが、それでも、1週間で3万台でしょ?更に、1ヶ月で18万台の受注…。いやはや…、凄すぎです。

それにしても、プリウスは格好良くなりましたよね。初代プリウスなんて、オヤジ車か?と思うくらいイケてないし、魅力の「み」の字も感じられなかったなぁ~。ハイブリッド車の為に従来のガソリンエンジンとバッテリー&モーターを組み込まなければならない為にデザインの自由度が制限されてしまってたのでしょうかね?しかし、2代目から海外市場を考慮してやや大型化され3ナンバーボディとなり車幅が広がった分、バランスの良い見栄えとなったような気がします。

今回、絵に描いた3代目の「ZVW30型」も更にスタイリッシュに変身した気がします。初代から比べると、凄く良くなってますよね。不況で車が売れないと言われてる中、こんなにも車を買っちゃう人が要るって事はいろんな面で魅力的な要素が増えたのだろうと思います。エコにも貢献してるのだろうし…。まぁ、エコについては思う事はありますが、ここでは車の紹介という事でエコに関しては端折ります。また別の機会にでも…。(^_^;)

それにしても、デビューから1ヶ月で18万台の受注って、世の中、本当に車離れなのでしょうかね?ちなみに、私のS15シルビアAutechVersionですけど、発表から1年ちょっとで新排ガス規制に適合しなく姿を消してしまいました。トータル販売台数は、約1900台というのが公表値だそうで、S15シルビアAutechVersionは1年間で約1,900台。少なっ…!




●サイズ:全長4460mm/全幅1745mm/全高1490mm
●車輌重量:1,310 - 1,350kg
●エンジン:1797cc 直列4気筒DOHC+モーター
●最高出力:99ps/5200rpm(エンジン) 82ps(モーター)
●最高速度:???km/h



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ガソリンスタンドと車

HONDA NSX

15年ぐらい前に撮影した写真です。HONDAの高給スポーツカーNSXとガソリンスタンドの組み合せです。スポーツカーとガソリンスタンドという組み合せは妙に絵になる気がします。まぁ、ガソリンスタンドというのは車が無ければ商売にならない場所ですから、車がいて当然と言えば当然ですけど…、だけど、なかなか絵になる風景に出会えない。

「スポーツカーとガソリンスタンド」と私がスポーツカーに限定したのは、スポーツカーの美しいボディラインは女性に例えられるから。そして、ガソリンスタンドのオイル臭さが男性的な雰囲気を想像させ妙な調和がとれていると思うからです。一時期は、その空気感が好きで、ガソリンスタンドと車のテーマで写真を撮っていた時期がありました。

FC3S RX-7

こちらはFC3SのRX-7とガソリンスタンドの組み合せです。こちらも15年ぐらい前に撮影した写真です。上記のNSXの写真と違い、こちらの写真ではうんとオイル臭さが感じられる写真ですよね。
奥に止められたガソリンスタンドの軽トラがオイル臭さを更に強調させているのでしょうか?RX-7も美しい車ですが、この写真では男性臭さが美しさを包み込んでしまってる感じが好きでシャッターを切ったように思います。
ガソリンスタンドと車の組み合せは、人が写ってなくても人を想像させ、どことなく人間味を感じます。

エドワード ホッパー「Gas,1940」
(c)エドワード・ホッパー「Gas,1940」

そう言えば、エドワード・ホッパーの絵に、「Gas,1940」と名付けられたガソリンスタンドを描いた作品があります。20世紀のアメリカが舞台で、その繁栄と衰退を描いた巨匠ホッパーの、静けさと物悲しさに包まれた作品です。場所はマサチューセッツ州、サウストロル。ガソリンポンプはありませんが、モデルとなったスタンドの建物は今でもそこにあるそうです。ホッパーは白い家と背後のグリーンのコントラストを描きたかったそうです。ちなみに中央の人物は想像上のものだそうです。

ガソリンスタンドというのは、時代によって浮き沈みが激しいというか、エドワード・ホッパーの描いた絵のように繁栄と衰退という事が顕著に表れる場所でもありますよね。確か、一番上のNSXを撮った写真のガソリンスタンドですが、現在は潰れちゃってます。昨年のガソリン価格の高騰がダメージとなったのかな?




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超ド級なGT-RのQUOカード

GT-RのQUOカード

日産自動車から1通の簡易書留が届いていました。書留という事だから重要な物なのでしょう。しかし、私には思い当たる節が無い。ちなみに、この時点で書留はディーラーから届いた物と思ってましたし…。ディーラーからの書留が届くとしたら、自動車保険に関する事ぐらいじゃないかなぁ?だけど、自動車保険に関する特別重要な用もないと思うのだけど…。なんて思いながら開けてみました。

な、な、な、なんと!!!中に入っていたのはGT-RのQUOカード…。1,000円分です。おったまげたぁ~~。N-Link OwnersのBlog Watch投稿のプレゼントに当選した…らしい。

N-LINK

N-Link Ownersとは、このBlogに貼付けられたBlogパーツのこれです。日産自動車オーナーの特別なEWB会員サービスで様々なカーライフの情報を届けてくれます。このサービスの中にそれぞれのオーナーさんのBlogを繋いでくれるサービスがこれで、日産自動車に関する記事があると、取り上げてリンクしてくれるようです。

日産自動車のネタを書き易いように、定期的にお題が出てるようですが、私は一応Blog Watchに参加してますが、私なりの記事をマイペースで書いてるので、特別に日産自動車の事を意識してBlogを書く事はないです。ただ、私自身、車が好きな人間ですので、記事の中には日産ネタになる事も多いです。そのN-Link Ownersの企画でQUOカードのプレゼントがあったのですかね?Blogのアクセスアップに繋がればと参加したBlog Watchですが、思わぬ所で良い事がありました。ちなみに、Blogパーツにある車をクリックすると、車が動きだ日産車オーナーのBlogまで連れて行ってくれます。

それにしても、QUOカードの絵柄がGT-R…。超ド級なマルチパフォーマンス・スーパーカーGT-Rだけに、プレゼントのQUOカードも太っ腹!通常、プレゼントの景品となるQUOカードって500円分が相場ですよね?それが1,000円分だなんて凄過ぎですね。だけど、このQUOカードは、勿体なくて使えないかもぉ~~。



(追記)

Autechの何か…

QUOカードが送られてきた翌日…、オーテック乗りで良かったことは?(外部リンク)というAutechさんのアンケート記事で書いた『Autech乗りでいて良かった~』と感じた事(当Blog内リンク)のトラックバック企画のプレゼント。「抽選でどど~んと20名さまに、なんかあげます。」なんかが送られてきました。なんか付いてるぞぉ~。



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どっちが見やすい?…Blogの改行

任意で改行

 数日前からBlogの書き方を変えてみました。今までは文章を書いていて1行の長さを短めに抵当な所で改行していました。これは私なりの意図があり、ずっとそうしていたのですが、ちょっとその意図が崩れかけちゃったのです。

 その意図というのは、自分なりに文章の読み易さを考えての事です。長文になりがちな私のBlogですので、読んで頂く方に出来るだけ読み易く負担をかけないようにと思って1行を短めに改行しておりました。パソコンまかせの成り行きの改行だと1行が長く、行を追ってると行の後ろになるにつれ視線が行の頭から離れ、次の行に移る時に、どの行を読んでいたのか分からなくなるおそれがあるのを防ぐという意図がありました。これは新聞等、短い行で段組みになっているのと同じ仕組みです。ただ、短い行で改行してるとデメリットとしてスクロールするのが長くなってしまうという事が上げられます。しかし、そのデメリットよりも1行を読み易くという事に拘っていました。

 上記画像は、私のパソコンで表示したBlog画像です。表示設定はOSをインストール時のままで、尚かつBrowserも何も弄っていない標準設定です。だから自分のパソコンを基準に考えていれば何も問題ないと思ってました。しかし、出向先等で自分のパソコン以外、特にWindows環境とか、或いは、Browserソフトの違い等で、画面表示にも大きな差がある事を知りました。

 当たり前の事ですが、紙媒体と違って閲覧するパソコンの環境より表示が大きく違ってくる。更にはカスタマイズされたりして独自の表示方法を取られてる方から見るとかなり見え方が違っちゃうのですよね。

任意の改行でデメリット

 こちらの画像は、文字が大きくなってるパソコンでの表示画面です。自分のパソコンの画面では1行毎に改行してたのですが、文字が大きい為に1行では納まらなくなってる部分がありパソコンの成り行きでの改行と私が任意で改行した部分とで改行がゴチャゴチャして、読み易さを考えてした事が、逆に読みにくくなるって事を知りました。

 その為、私が任意で改行する事をやめ、パソコンの成り行きに任せる事にしてみました。実際にはどちらの方が読み易いのでしょうかね?きっとパソコンのモニターが大きく横幅があるものだと、成り行きの改行だと1行が長くなりすぎて読みにくいだろうし…。正直、まだどちらが良いのか私自身迷ってます。(^_^;)



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ここで言う○○とは…

ピラフという名のチャーハン

お昼に、とある喫茶店でピラフを注文しました。出てきたのはピラフではなく炒飯でした。メニュー表に炒飯はないので、オーダーを間違えたわけでもなく、この喫茶店のローカルルールとして、ピラフという名の炒飯なのでしょう。
ここで言う、ピラフとは炒飯の事です。(笑)

私自身も何気に使って「あれれ?」と感じてしまう事も良くあるのですが、ここで言う○○とは…。まぁ、私の場合、文章等で分かりにくい表現かな?と自身が感じた時に、予め補足として入れる事が多いです。

〈例1〉
好きな事を見つける方法を教えてください。ここで言う「好きなこと」というのは、その事に熱中して続ける事ができ、その事を仕事にしたり、生き甲斐にしたりできるという、生き方の指針のようなものです。趣味、副業などの軽いものではありません。できるだけ、具体的な回答をお待ちしています。


しかし、中には人から指摘されて、言い訳や反論として苦し紛れにここで言う○○とは…。と言われてる方がいます。他人から指摘されると言う事は、その言葉が正しく伝わっていない事であり、その理由として、指摘されてから「ここで言う○○とは…。」と言い訳や反論されても、非常に聞き苦しいです。(^_^;)
○○に入る物が「意味を持つ言葉」である以上、「ここで言う○○」と言うのは、おかしな話だ。ここで言おうが、何処で言おうが、○○は共通して○○なのですから…。共通してるからこそ言葉として成り立っているわけだしコミュニケーションが円滑にはかられるのです。

〈例2〉
【A さんの発言】:○○を購入しようと思っています。良い商品がありましたらお教えいただけるとありがたいです。

【B さんの発言】:○○はリスクが伴うので買う事は避けた方が良いですよ。

【C さんの発言】:興味ない人が野次るのもどうかと思いますが

【B さんの発言】:誰が野次ってますか?ある種、まともな解答だと思うのですが…。

【C さんの発言】:ここで言う野次というのはスレ主さんの質問に対して機種選定の答えになっていない部分の事です。


誤った使い方されてるところに指摘すると、「ここで言う○○」は、「◇◇」の意味で使われてます。…とか、この地方(国)では「◇◇」という事です。…みたいな言い訳が良く帰ってきます。その度に私は、だったら最初から「◇◇」と言えよ!…って、言いたくなります。(^_^;)

〈例1〉の使い方と〈例2〉の使い方では、同じここで言う○○とは…。と言う補足説明ですが、印象は大きく違ってきますし、コミュニケーションの円滑さにも大きく影響をしてきます。

「ここで言う○○」と本来の意味ではなく、個人的なローカルルールを設けてしまうと、混乱して訳が分からなくなります。ましてや、指摘されて言い訳に使うようであれば、ケンカを売ってるのか?と感じてしまう。紛らわしい表現と思うなら、予め、こういう事だと伝えんかぁ~!

得にブームになっているカタカナ言葉にこのような事が良くあります。流行り言葉だから深く考えず多くの方が使い、そして、誤ったままの言葉として定着してしまう。メディアやクリエイターの使う言葉の多くにもそのような誤ったものが良くあります。

多くのデザイナーさんは、デザインは「伝える事が大事」とバカの一つ覚えのように言われてるのに、言葉の誤った使い方を指摘すると、「ここで言う○○とは…」「ひとつのデザイン表現です。」「日本では○○が◇◇の意味で使われている」等の言い訳が帰ってくる事が多い。これって、凄くヤバくない?

P.S. …「ヤバい」って何? 昨日、○△♂×□♀でカレー食ったら超ヤバかったっすよ。ここで言う「ヤバイ」とは、“美味しい”の意味である。


も~~、言葉がグチャグチャ!(汗)
大人も若くありたいと思うのか、こういう言葉を真似て必至に使ってる人もいる。特に若い感性や最先端という言葉に弱い、クリエイターやメディア人…。良い年した大人ならば、言葉を正す立ち場になれないのか…?




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Designer's Blog

デザイナーズBLOG2

(c)グルメなパッケージデザイン

前も記事にした事があると思いますが、デザイナーのブログってやっぱり何か変。デザイナーだからデザインの事を語らなきゃならない。と思ってしまうのか、その辺にあるデザインに関する事やちょっと変わりダネの商品等を紹介してる記事が多い。紹介する事は別に悪い事じゃないのだけど、その紹介の仕方が皆同じ…。

人それぞれ違った生き方、違った生活、違った時間の使い方なのに、デザイナーのBlogは不思議と同じような記事ばかり…。しかも、何処かで見つけてきた情報の受け売り。悪く言えば単なる情報の横流し。私は、デザイナーだから、こんな珍しい物を先取りしてるんだぞ!という意味不明な自慢話のようにも感じられます。
デザイナーのBlogを見てると、そのデザイナーがどんな有意義な時間を過ごし、そして、仕事に生かしてるのか手に取るように見えてきます。少なくとも単なる情報の横流ししてるデザイナーさんは、良いデザインをするデザイナーさんには見えない。だって、中身が何も無いのですから…。

デザイナーズBLOG3

(c)Macとデザインと美しいモノのブログ

こちらのデザイナーさんは、白い陶器を紹介されていました。カタログから切り抜かれたような無機質な写真と記事。記事は淡々と花瓶の美しさがどうのとか語られてたけど、その花瓶をどのような部屋でどんな風に使っているのか、その人独自の情報というものが全く無く、その為に、本当に購入されたのかも謎です。(^_^;)

デザイナーズBLOG1

(c)イケてる食品パッケージ

イケてる食品パッケージというBlogタイトルを付けちゃったものだから、記事が無理やりすぎる。(^_^;)
この商品に対してデザイナーさんが独自に感じた事が「モッツァレラチーズブレンドで美味しいです。」…だけじゃ、一体、誰に何を紹介したいのでしょうか?

家電大好き

(c)デザイン家電大好き

デザイン家電が大好きというデザイナーさんのBlogです。でも、単なるカタログの切り抜きですかね?デザイン家電が大好きという割には、自分でその商品を買い使ってみた感想が何一つ書かれていないのが不思議です。ちなみに、アフィリエイト広告付きです。「自分は買わないけど、他人には買ってね。」という典型。

雑貨マニア

(c)Pussy bitch! it's bull shit....

自称:雑貨マニアと言う、デザイナーさんのBlogです。ペーパーウエイトの使い勝手ってどうなんだろう?って、それを、皆、知りたいのですよ。(^_^;)
雑貨マニアというくらいだから、実際に買って使った感想を記事にしてるんじゃないの?記事自体が単なる想像だしぃ~。(汗)

…………………………………。
…………………………………。
ねっ。デザイナーさんのBlogって不思議と皆同じでしょ。一般の方のBlogは何処何処で何々を食べてきましたとか、何処何処へ行きどうだっただのと、本当に自分で体験された事を記事にされてて、読んでて楽しいし情報発信としても超リアルです。凄くクリエイティブだと思います。それに比べてデザイナーさんのBlogは…。言葉を失ってしまいます。

デザインって普段の日常に当たり前として溶け込んでるものだから、わざわざ特別に取り上げる必用もないと思うのです。
どのような毎日を過ごし、どれだけ有効な時間を使い、その時間の中で、その物はどう活用されているのか?そして、どうだったのか?そのような事を紹介していれば、それがその人也のデザインの関わり方として見えてくるのではないかと思います。



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雨が降らないのに

雨季雨季セール

梅雨入りが宣言されて、
こちらでは1日しか雨が降っていない。
日本全体で見ても今年は空梅雨のようですね。
ダムの貯水率なども心配され始め、
農業用水、工業用水等では
一部取水制限も出始めたようです。

そんな中、新聞に折り込まれたチラシのタイトル…。
「梅雨のじめじめを吹き飛ばせ!」
…って、じめじめしてませんけどぉ~。
今日もカラリと晴れて熱くなりそうです。
雨季にかけた下らない駄洒落の
「雨季雨季セール」
雨が降ってウキウキする人なんて、
農家の人ぐらいじゃない?
恵みの雨になるわけですから。
だけど、恵みの雨(梅雨のじめじめ)を吹き飛ばしたんじゃ
農家の人もウキウキできないよねぇ。

毎年の決まりきったパターンで
その時の季節柄を考えるわけでもなく
パブロフの犬状態のクリエイティブ業界。

そもそも何故、
梅雨のじめじめを吹き飛ばさなければならないのだ?

二十四節気の芒種の風情として受け入れ、
梅雨のじめじめを愛でる気持ちにさせてくれる
表現でも良いじゃないか。
梅雨だからじめじめして当然。
その時期、その時期でしか味わえない風情なのですから
どうやっても消し去る事は出来ないですよ。

よく巷では「個性を伸ばす」なんて言葉を使われますが、
「梅雨のじめじめを愛でる」というのも、
梅雨という個性を伸ばす事になるんじゃないかなぁ。(^_^;)


【6/18(木)PM8:13、追記です。】

またもや雨季雨季

本日、配信されてきました
某カー用品店のメール広告です。
考える事がワンパタ~~~ン過ぎる。( ̄□ ̄;)



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本物のカリスマ

ホンダFW11~ナイジェル・マンセル~

1986年、F1…。
ホンダターボエンジンの圧勝を
面白く思わなかったFISA(現FIA)は
ターボエンジンの段階的禁止、
及び1989年から自然吸気エンジンのみへ
移行する決定を下した。

これに憤慨したホンダチームの桜井監督らは
宗一郎に直訴しようとしたが、
宗一郎は桜井に会うなり
ホンダだけがターボ禁止なのか?
…違うのか、馬鹿な奴等だ。
ホンダだけに規制をするのなら賢いが、
全て同じ条件でならホンダが一番速く、
一番いいエンジンを作るのにな。
…で、なんだ話ってのは?

と言い、
桜井監督らは「いいんです、何でもありません」と
嬉しくなってしまった。



ホンダは1987年に16戦11勝、
1988年には16戦15勝の圧勝、
自然吸気に移行した1989年にも16戦10勝、
その後も、1991年に宗一郎が亡くなる年まで
タイトルを獲得し続けた。


本当に偉大な方ですよね。
そんな偉大な方の言葉にこんな言葉があります。
◆チャレンジしての失敗を恐れるな。
 何もしない事を恐れろ。
◆私が手がけた事業のうち99%は失敗だった。
 1%の成功のおかげで今の私がある。
◆人には失敗する権利がある。
 だがしかし、それには反省と言う義務が付く。


机上論ではなく自らが現場に立ち、
幾度となく失敗を重ね、そして得た事だから、
揺るぎない確かな言葉となるのでしょう。


2008年 秋
HONDA Magazineより抜粋~

やってみもせんで。
「兎に角、馬力の出るエンジンを作るんだ!」
目的の馬力が達成すると、
「なんだこの音は!」
「馬力を落とさずに音を静かにせい!」
その難題をなんとか解決すると、
「なんだ、このエンジンは!」
「燃料消費が多くてダメだ。燃費を良くしろ。」
技術の限りない可能性を前提に、
もっと凄いものを創ろう。
それが、本田宗一郎のやり方。


やってみもせんで何をいっとるか。
一見無理なものが、ああやってダメならこうやってという
粘りの前に可能性を持ち始めてくるのである。

本田宗一郎



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何百年前の人達を宣伝しているの?

サーカス

とある地元地域情報サイトの掲示板に、
サーカスコンサートの告知がされてありました。
この告知は、私のクライアントである、
ぬまくまサンパルさんによる書き込みなのですが、
その宣伝に対してとある方からのコメントで
「何百年前の人達を宣伝しているの?」
…とありました。

私はこのような新旧の評価みたいな考え方を聞くと、
なんて日本は文化的に未熟な国なのか?
…と、感じて仕方がない。
サーカスに限らず、
少しブームが去った人の話題が出ると、
すかさず「古ぅ~~!」と言う人とか…。
そういう人達に問いたいのですが、
古くなる前は多くの人にウケてたわけで、
それが良いと賞賛してたのに、
何故古くなると賞賛出来なくなるのでしょうか?

ブームが去り、人々の熱冷めて冷静になった時、
面白いと感じられない、
或いは、素晴らしいと感じられないのは、
当時から元々下らないという事なんだよ。
ブームに惑わされて正しい評価が出来ていない、
或いはブームに関係なく、
何が良いのか全く分かっていないという事。

そういう意味で、文化的に未熟という事なのでしょう。

安室奈美恵

年を取るとサーカスのような実力歌手が見向きもされず、
ただ若くて可愛ければ良いという
実力ない歌手がチヤホヤされています。
ただそんな実力のない歌手も容姿だけが武器ですから、
年取るとその武器は失われ、元々実力も無いわけで
何も残らず誰も見向きもしなくなる。

そして、次の若くて可愛い実力ない歌手が出てきて
もてはやされ、いつも、その繰り返し。
安室奈美恵の次は、浜崎あゆみですかね。
そして倖田來未。その次は…。
結局、何も残らない使い捨てばかり。

榊原郁恵

昔、歌手だった人達は気がつきゃ歌う事をやめ、
バラエティで雛壇芸人扱い。

そして、歌を歌ってる頃の昔のVTRが出てくると、
「恥ずかしい~~、やめてぇ~。」とか笑いながら言う。
その恥ずかしい物を買ったお客さんが居る
って事忘れてはいないか?

自分のやってきた事に誇りも持てない、
名ばかりの大御所には魅力すら感じない。

本当の良し悪しを無視して、
古いとか新しいとかでしか、
物事の良し悪しを判断出来ない人は、
このような何も残らない事に対して
疑問を感じないのだろうか?
良いからこそ、後世にも語り継がれ、
悪いから誰も見向きもしなくなる。

何処に消えた?エドはるみ

昨年の今頃は猫も杓子もグ~~!グ~~~!って…、
その前は、同じポーズでもチッチキチィ~~~ですか?
しかし、今は何処に消えてしまったの?というくらい、
誰もどちらとも話題にしない。
…というか、
きっと、どちらも下らないって思ってますよね。
じゃぁ、当時は一体何が良かったの?


何百年前の人達…とか言ってる前に、
新しくてもすぐに忘れ去られ何も残って行かない事に対し、
少しは考えてみたらどうだろうかと思うのだが…。

新しい事が良いというわけではないはず…。
日本と違って欧米のアーティストは
年齢を重ねる毎に魅力的に、
そして歌にも磨きがかかっているし
生涯現役という人が多い。

先進国なんて言われてる日本ですが、
精神面ではかなり後進国のような気がするのは
私だけだろうか?





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『面白さ&楽しさ』は経験によって成長する(クリック)
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エアコンの寒さ対策

エアコンの寒さ対策

出向先の会社にて。
エアコンの風が直撃で激冷えです。
これまでの会社で長年クーラー病を患い、
体温調節機能が麻痺してた(自律神経失調)のですが、

起業を期に自宅事務所で仕事しながら、
温度管理を徹底して
約10年かけてゆっくり治してきました。
まだ100%完全に治ったわけではないのですが、
昨年からの出向で、自分の管理の出来ないエアコンで、
また症状が悪化してしまいそうな状態でした。

世の中エコブーム(あえてブーム)だけど
本当の意味では全然エコじゃないんだよなぁ。

そこで、対策としてとった行動は、
エアコンの風向きを変える。

吹き出し口の全体を覆うように、
プラ板を丸めて設置してます。
これでエアコンの風は正面にではなく
横方向に出て行くようになります。
とりあえず、エアコンの風による
直撃は避けられたというわけです。


エアコンの寒さ対策の図解

図解するとこんな感じになってます。
単にセロテープで止めてあるだけです。
プラ板のバネ力とエアコンの吹き出しによる風の力で
輪っかの外側にセロテープを付けちゃうと
簡単に取れてしまいます。
だから、セロテープは輪っかの
内側になるように貼ります。
こうすれば、ある程度強度が保たれます。


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NISSAN STAGEA AutechVersion 260RS(1997)

NISSAN STAGEA AutechVersion 260RS

オーテックジャパンから提案されたTOP OF THE TOURING WAGON。この史上最強ワゴンのデビューは衝撃的でした。元々スカイラインのシャーシを流用して造られた日産のステージアですが、このステージアは別格です。

なんたってR32~R34のGT-Rと同じ、RB26DETTエンジンをボンネットに納め、アテーサE-TSの4WDシステムが驕られたワゴンです。まさに「羊の皮を被った狼」と言いたいのですが、エアロパーツも結構過激な為に、羊の皮を被りきれなかった狼といった感じかな?(笑)
だけど、あくまでもこの車はワゴンです。

速さやパワーだけを求めGT-Rのユニットを移植しただけではGT-Rワゴンになってしまいます。ワゴンであるからには、ワゴンとしての機能性や静粛性を犠牲にせず、パワーを使い切る為の車体補強やサスペンションチューニング・ブレーキチューニング・排気チューニングが行われたようです。

私の地元に、この車のオーナーさんが居るようで、時々町を走ってるのを見かけます。タマ数の少ない車だから、実際に走ってる姿は、地元の車ととあるグループ(外部リンク)を除いては2~3台ぐらいしか見た事がありません…。とあるグループに参加してて、この車が希少車なんだか、希少車じゃないのだか、感覚が麻痺してますけど…。(^_^;)

この車欲しかったですけど、私の経済力では新車価格440万円は高嶺の花だったなぁ~。





●サイズ:全長4885mm/全幅1755mm/全高1510mm
●車輌重量:1,720kg
●エンジン:2568cc 直列6気筒DOHC
●最高出力:280ps/6800rpm
●最高速度:???km/h


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サーカスサマーコンサート in 大村市

大村市民会館でのサーカスコンサートポスター

長崎県大村市市民会館での
サーカスサマーコンサートですが、
5月末にポスター&チラシも納品完了し、
なんとか宣伝期間1ヶ月をキープする事が出来ました。

シーハットおおむら(外部リンク)
サイトにも公開されたようです。

コンサートの開催は、7月9日(木)の
PM6:30開場、PM7:00開演となっています。



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今度のサーカスは大村市(クリック)
サーカスアコースティックコンサートin島田市(クリック)



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The Bossa Nova Hotel

The Bossa Nova Hotel

The Bossa Nova Hotelの“MOON ISLAND”?
MOON ISLANDの“The Bossa Nova Hotel”?

ブックレットを見ると、
The Bossa Nova HotelがCDのタイトルのようですが、
Amazonで検索したらCDのタイトルが
MOON ISLANDとなってたような…???

まぁ、そんな事は置いといて、
このCDはGOODですね。
ボーカルは、マイケル・センベロさんがメインで
懐かしい曲をカバーしてるというか…、
いや、どれもカバーというよりは
別の曲に生まれ変わっているというか、
非常に心地良いサウンドです。

残念な事に、
先日、自宅のコンポが逝ってしまって、
家ではDVDプレーヤーで聞いてます。(^_^;)
でも、やっぱり
このCDは車の中で聞くのがいいなぁ。

それも夜…。
オレンジ色の街灯が照らされた、
海の見える道路を走りながらなんて
最高の環境じゃないでしょうか。

カーコンポの音源の方が音が良いという事もあり
このCDを聞く為に、夜、車を走らせてしまいました。
我が家の目の前が海という環境ですので、
そんなに遠出しなくとも良い感じです。
ただ、田舎なので
垢抜けない街灯しかありませんけど…。
(^_^;)
そして、CDを聞いて帰ったその夜、
アメリカ旅行してる夢をみたんだなぁ~。
凄く心地の良いサウンドです。







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職人の作るステアリング

イタルボランテ

イタルボランテ イモラ RS。
私の車に取付けられたステアリングです。
このステアリングは前に乗ってた車から
そのまま付け替えた物です。

今の車を新車で購入し、
車を買ったら必ず付いてくる純正のステアリング。
ピカピカしてるうちに潔く取り払い、
使い込まれたこのステアリングに交換し
納車して貰いました。

普通に考えたらピカピカのステアリングを取払い、
使い込まれた古いステアリングを取付けるなんて、
なんて勿体ない事を…。
って、思われちゃうかも知れませんね。
このステアリングを使う前なら、
私も、きっと勿体ない事を…と思た事でしょう。


最初はステアリングに拘りは無く、
純正のステアリングをそのまま使ってました。
たまたま、某カー用品店でmomo社製のステアリングが
広告商品として特価で出てました。
先着5名様の数量限定でした。
欲しいという特別な感情は無く、
まぁステアリングを変えて
イメージチェンジも悪くないか…と、
そのセールに並んだのでした。
列は1列に長く伸びていましたが、
他の特価商品も同じ列に並んでた為に、
何処で5人目となるか分かりません。

そして、列が進み私の番になった時…、
店員さんの“申し訳ありません”という言葉を
聞く事になりました。
私は6人目だったのでした。

結局、momo社製のステアリングを
買う事が出来なかったのですが、
始めは買えなければ買えないでも、
別にどうでも良かったのですが、
並んでるうちに買う気モードが高まっちゃって、
買えなかった事が今度は凄く悔しかったのです。
結局、その場で通常商品の、
このステアリングを買ってしまったというわけです。
そして、使ってる時はステアリングを変えたからと言って、
特別良くなったとかそういうのは感じませんでした。


しかし、純正のステアリングを握った時に、
違和感を凄く覚えました。
イタルボランテはイタリアのステアリング専用メーカーで、
太さにしても非常に握り易い太さに拘っているし、
他にも握りへの拘りが随所にあるようです。

いつしかこの拘りに縛られ抜け出せなくなっていたのです。
その拘りの1つを、今日、発見してしまいました。
十ウン年使ってきて、初めて理論的に知りました。
それまでは感覚的に握り易いなぁ~程度の感じ方でした。

凹み発見

ほら、この写真を見てください。
ステアリングのこの部分が凹んでるのです。
最初は、このステアリングも古くなったから、
いつも握ってるところが弱って凹んだのかと思いました。
そして、確認の為に、反対側も見ると
同じように凹んでたのです。


Italvolanti

ステアリング全体で見ると、この赤丸で囲んだ場所です。
ここに凹みがあります。
それで、この凹みは何なのか…。

掌(たなごころ)

実は、掌(たなごころ)の横っちょが、
この凹みに、さり気なくフィットしてるのです。

握り易い

更に、親指がスポークとステアリングの付け根に、
食い込み引っかかるようになってます。
ただ同じ太さのパイプが輪になってるのじゃないのです。

ここで説明したような理屈は
商品の良さとして何処にも語られていません。

ここで説明した事以外にも、
多くの拘りが随所に隠されています。
実際に使った人が感じ取ってくれれば良い。
職人さんのそんな声が聞こえてきそうです。
日本では、広告やパッケージなどで、
最上級の褒め言葉を文字で並べたがるが、
実際は、その褒め言葉に
商品が全然追いつけていない事が多い。

イタルボランテのファクトリーでは、
職人達の完璧なハンドメイドワークが徹底され、
数々の名車やチューナーが仕上げた拘りの車に、
供給されてきました。

機械を使っての大量生産(儲け主義)の商品だと、
その質を知った人にはいくらピカピカでも
あっさりと取り替えられてしまうのでしょうね。
そして、
良い物はボロボロになっても末永く使う事になる。

使い捨ての世の中である現在の日本では、
なかなかこのような商品は出て来ないかも知れませんね。

R31日産スカイラインAutechVersion
(c)Autech Japan


ちなみに、国産車でも、拘りを持って作られた車には
このような拘りのパーツが採用されている事が多いです。


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腐ってもレカロシートは良い!(クリック)



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10年前の回答かと思った…

CD-Rレーベル

これはムフフな私の大事なCD-Rです。…なんてね。(笑)
実は、いままでした仕事のバックアップデータです。生CD-Rを買った時にケースの中に入ってるパッケージのレーベルではつまらないので、個人的趣味で好き勝手にレーベルを作って遊んでます。家庭用インクジェットプリンターで印刷してますが、起業した当初のものは色褪せが進んじゃって見れたものじゃないんだよね。1枚の枚数から品質の高い印刷が出来ればなぁ~って、もう10年も前から思ってます。

個人的なCD-Rのレーベル1枚の為に、何万円もかけて500枚以上もの印刷をするのは正気の沙汰じゃないですよね。そんな無駄な事はとてもとても出来ません…。(^_^;)

Yahoo!知恵袋より…

【Q】
オフセット印刷について質問です。
ネット上でオフセット印刷が出来る会社のほとんどは、最低でも10枚からのスタートです。1枚から自由に枚数を選べる印刷会社ってないのでしょうか?(質問日:2009/2/6)


【A】(ベストアンサー)
オフセット印刷とは、その名の通り版からインクをローラーに転写して最終的に紙に刷る印刷方法です。その為には元になる版がインクの数だけ必要になります。版があるという事は、ある程度大量に刷る為の印刷方法であり、昔はこの版を作る為に莫大なコストがかかりました。だから1回版を作って1枚しか印刷しないのであれば、1枚の印刷費はその製版代が全部載ってしまいます。

また、最低でも100~500枚程度が最低ロットでした。…という事は1回版を作った場合、もっと大量に刷った方が製版にかかるコストは下がるのです。

今はDTP用のデータから直接刷版を作る技術が出来、お客が持ち込んだデータを製版するだけならかなりコストダウンが出来ますし、数件のお客の印刷をまとめて刷ってしまえば更に単価を下げる事が出来ます。ネット上で低価格を売りにしている印刷会社は、そのような方法でコストダウンしています。


>1枚から自由に枚数を選べる印刷会社ってないんでしょうか?

基本的にはないでしょうね。
頼めばやってくれると思いますが、最低料金は1枚でも10枚でも版というコストがかかる以上、同じだと思いますよ。(印刷料金よりは製版料金の方が高いという事を知ってください。)

1枚から自由に部数を選択したいのなら「オンデマンド印刷」と言う方法があります。これは版を作らずに大型のレーザープリンタのような機械で刷る方法なので小部数を刷るのに適した方法として開発されました。だから、あなたのような希望の場合は「オンデマンド印刷」での印刷業者を探した方が良いのかもしれません。

長年デザイン・印刷に関わる仕事をしていますが、あなたが言うような10部からオフセット印刷を受ける業者というのはかなりに無理をしていると思います。それを更に1部からというのは、オフセット印刷の仕組みを知らない故の発言とは言え、無茶を言っているようにしか思えません。

まともなところは最低100部程度からですよ。印刷には部数によって使い分けが必要です。大量部数はオフセット印刷、小部数はオンデマンド印刷の領域です。(回答日:2009/2/6)


冒頭のCD-Rレーベルについての件もそうですが、先日、このような1枚からの印刷について仕事を趣味に出来る人 出来ない人(当Blog内リンク)…という記事を書きました。

やはり、お客様の中には、1枚からの印刷というのを望まれている方もいるのですね。私も、同じような要望を持っているので凄く気持ちが理解出来ました。

それに対して、回答のコメントは…、10年前の回答かと思えるくらい、印刷業界の進歩の無い内容です。いや、冗談抜きでいつの質問に対して、いつの回答だろうか?と本気で確認してしまいました。約半年前の質問に対しての回答だったのです。

長年デザイン・印刷に関わる仕事をしてる方の回答ですが、あまりに酷い回答に私は凄く憤りを感じました。しかし、ベストアンサーに選ばれちゃってます。(u_u)
それに、お客様(一般の方)に対する接し方じゃないですよね。与える側として凄く偉そうです。私は業界のこのような意識が大嫌いなのです

やはりクリエイティブ業界…、柔軟なアイディアには程遠い、コンコンチキの堅物意見です。これしかない。これが当たり前だから。…という答えしか出せず、この事に問題を感じる事も出来ていない。挙げ句には、「オフセット印刷の仕組みを知らない故の発言とは言え、無茶を言っているようにしか思えません。」…と、要望に対し考えようともせず、バッサリと切り捨ててしまう態度。これだから、この業界は私が足を踏み込んだ20年前から何も変ってないし、進歩の「し」の字もないのでしょう。道具がアナログからデジタルに移行しても基本的な考え方に進歩がないから、猫に小判、豚に真珠状態じゃないか。

デジタルに移行したからこそ、今まで出来なかった新たな事が出来るかも知れないし、それに向けて行動するのじゃないか?

質問ではオフセット印刷と言われてるけど、 質問者はオフセット印刷の仕組みを知らないだろうと思われる素人さんなのだから別にオフセットにこだわらなくても、オフセットと同等の品質を持った印刷と解釈しても良いじゃないか?それなのに、「無茶を言っているようにしか思えません。」って、一体何様なのだ?長年デザイン・印刷に関わる仕事をしていて、お客様の心理も理解出来ない感性の乏しさ。あまりにも情けなさ過ぎます。

小ロット印刷にオンデマンド印刷を例にあげられているのですがオンデマンド印刷はそれこそレーザープリンターの親玉みたいなもので、オフセット印刷との品質を考えると、月とスッポン、女神と鬼婆なのです。オンデマンド印刷に金出すくらいなら、自宅のプリンターで我慢しますって…。(^_^;)
品質に差があるから1枚からだとしてもオフセット印刷のような印刷を望まれようとするお客様の心理と言うのは当然の事だと思います。

デザイナーさんや印刷屋さんは、一度、自分の懐からお金を支払い、印刷してみなさい!お客様の気持ちが良く分かるよ。何年もデザイン・印刷に関わる仕事をしていようが他人(クライアント様)の金を使って、経費として印刷してるだけじゃ、お客様の気持ちは理解出来ないよ。

それに、この質問をされてる方は、印刷の仕組みを教えて欲しいのではないと思うよ。印刷って昨日今日の技術じゃないわけですから印刷は大量ロットじゃなければ安くならないって事は、きっと多くの方が知ってると思います。時代が変わりパソコンも普及したり自宅で簡単にプリントが出来る世の中だからこそ、自宅では出来ないオフセット印刷のような綺麗な品質を1枚から求めてるんじゃないのか?私もその一人です。


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疲れの原理

お疲れモード
お疲れモードなワンちゃんですねぇ。


私の父親ですが現役の頃は造船所に努め、
夏の暑い日だろうと、冬の寒い日だろうと、
屋外で肉体労働をしていました。

その為なのか
大学を出ていれば、
エアコンの効いた室内で
椅子に座り、楽な仕事が出来る。

…というような事を
子供の頃の私は、よく言い聞かされていました。

私は自分の好きな事を求めて
父親の言う事を聞いていたわけではありませんが、
結果的に父親の言ってた
エアコンの効いた室内で椅子に座わってする、
「楽な仕事」という部類に当てはまる仕事に就きました。
だけど、肉体労働をして体を酷使してるわけじゃないけど
「楽な仕事」じゃないよなぁ~~。(笑)
特に明確な目的のない仕事をすると非常に疲れます。

同じ内容の仕事をするにしても、
内容が知らされ中身が把握出来たものに取りかかるのと、
何も知らされずその都度その都度小出しに
情報を知らされ進めていく仕事では、
遥かに内容が知らされた仕事の方が楽です。
同じ仕事量なのに
疲れの度合いはまるっきり違います。


私がサラリーマン時代に、
体を壊す原因となった事の1つに、
いつ仕事が終わるのか分からない
と言う恐怖がありました。
「今週は追い込みだ」という明確な情報があると、
徹夜続きでも今週を乗り切れば後はゆっくり休めるという
安堵感が生まれるので、何とか乗り切れるもの
ですが、
この追い込みがいつまで続くのか分からないと、
正直凄まじい恐怖となります。
また「今週は追い込みだ」という状態を、
数本抱えてレギュラー化してると
結局終わりの無い状態となります。
私の場合は、この状態でした。
仕事内容の苦しさよりも、
終わりが見えない恐怖に心が疲れ果て、
体を壊し、その会社に居られない状態になりました。
その会社を去った事は結果的には良かったですがね。(笑)

人は遊びも仕事も同じ頭を使ってしています。
会社で忙しく仕事してて、
普段クタクタになって家に帰ってるのに、
「今日は、○さんと□さんの歓送迎会がある」
…というと、
普段ダラダラ仕事してる人も、
その時間に間に合わせようと、
時間を配分して一生懸命仕事をしますよね。
そして、仕事を終えて、
本来ならば疲れているはずなのに、
プラスαの歓送迎会を楽しめる力が有り余っている。


疲れる仕事も“終わりの時間を変える”事によって、
疲れない仕事になるのです。
なぜ疲れるかというと
終わりの時間を決めないからです。

間もなく定時…。
頑張れば仕事が終わりそうだ…と思ってるところに、
1時間程度で終了するような小さな仕事が発生。
大した事の無い小さな仕事でもドッと疲れますよね。(笑)

仕事は終わりの時間を明確にする事で、
社員のやる気を高める事が出来ると思います。

終わりが明確になっているので、その時間に合わせて逆算し、
どこまで仕事をやらなければいけないかの
目的意識が明確になるのです。
疲れるのは、終わりの時間を決めないから。

特に、クリエイティブ業界では、
仕事がエンドレスですよね。
何かを始める為には目標を持ち、
目標を持つだけではなく、終わる時間を決める事。
会社に就業時間というものが定められているなら、
その時間内で終えるという事を本気で考えなきゃダメだよね。


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仕事を趣味に出来る人 出来ない人

額装

私の愛車を絵に描いたついでに額装してみました。

ただ、これって、
パソコンからのカラーレーザー出力なのです。
カラーコピーと一緒…。

ケント紙やマーメイド紙、
キャンバスケント紙、ワトソン紙等の美術用紙が、
自由に選べて1枚から耐光耐水の
アートな印刷が出来るシステムって
何故無いのでしょうか?

これだけパソコンが普及してるのですから、
印刷が商業デザインだけの物なんて考え方は
今の時代に合っていないと思う。

パソコンが普及して十数年にもなるのに、
クリエイティブ業界や印刷業界って、
堅物で固定概念にとらわれて
何も進歩してないんだよなぁ~。
自分達がお客になってないから、
お客が何を望んでいるのか分かってないんだよね。

パソコンで絵を描いたりしてる人って沢山いると思うけどね。
だけど、印刷屋さんの殆どは、
パソコンの普及で自宅&自社でプリントする人が増えて、
仕事が減ったと愚痴り嘆くばかり…。
(呆)
パソコンの普及で
自宅&自社プリントする人が増えたからこそ、
そこに需要があるのじゃないか…。


その点、カメラ屋さんは、
店員さんの多くがカメラ好きで
写真を趣味にしてる人が多い。
だからデジカメ等の普及で
従来のフィルムを使うカメラが売れなくなる
DPEの需要が減るといった事が予想され、
一時は、逆境に立たされていました。
しかし、
写メ等をプリントするというデジタルプリントを導入し
今まで写真に縁の無かった人まで
写真に接するようになり逆に進歩してきている。

デジカメの世界でもプリンターの普及で、
自宅プリントも出来ます。
しかし、一方でカメラ屋さんのプリントも
必用とされ多くの方が利用しています。
自分達の仕事が好きで趣味にも出来る人達と、
単なるメシの種として仕事してる人達の差なのでしょうね。


自分が純粋にお客になれるから、
お客目線での不満や要望がそのまま仕事に反映出来る。
しかし、お客になる事が出来ず、
単にメシの種として義務で働いていたら、
そんなお客目線での不満や要望なんて
出ないだろうし感じる事も無い。
そこに大きな差が生まれてしまうのでしょう。

私は仕事以外に個人的にも
絵を描いたり印刷を楽しんだりするから、
こんな事出来たら良いのになぁ~。という
純粋なお客としての要望(アイディア)
沢山あるんだけど…。
ただ私には資金が無いから何も出来ない。(^_^;)



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マスクブーム

マスクブーム

この国では病気に対する予防や
感染を広げない事も
単なるブームだったのかなぁ?

日本で新型インフルエンザの感染が見つかってから
一時は店頭からマスクが消えてしまいました。

町行く人のほとんどがマスクを着用し、
まるで、日本中が感染したかのような勢いでした。
この光景に海外からの目は、
不思議で奇怪な行動のようにも思われたようです。

予防や感染を防ぐという考え方で言えば
間違っては無いし正しい事だと思いますが、
豚インフルエンザが新型インフルエンザに変化した
ゴールデンウイーク頃の様子から見ると、
店頭からマスクが消えてしまう程の予防意識は
私も異常に感じていました。

病気に対する予防だから行き過ぎぐらいが
丁度良いのかなと思いつつも疑問を感じ
その行動の本質が見え隠れしてて凄く不思議な感じでした。
この事をBlogのネタにしようとずっと思ってたのですが、
確かだと思える状況がハッキリ見えて来なかったので、
記事にする事を躊躇っていました。(^_^;)
しかし、最近になって、
予防や感染拡大の阻止ではなく
単なるブームだったのだと確信できました。


豚インフルエンザが
新型インフルエンザに変わった頃は、
ゴールデンウイーク直前でした。
その頃、TVニュース等では、
ゴールデンウイークの休みを利用して
海外に行かれる方にインタビューされていました。

ほとんどの方の解答は、
新型インフルエンザは怖いけど、
キャンセル料が勿体無いし…
楽しんできます。(^o^)b

…という深刻さの内容よりも
ニコニコしたような回答が多かった。
また一報では空港ロビー等、
多くの人がマスクをして新型インフルエンザに対する
予防の意識が感じられました。
そして、ゴールデンウイークが終わり
海外脱出組が帰国してくると、
当然、空港のロビーは
マスクをした人でいっぱいで、
常に予防を心掛けてるように感じられました。

しかし、ニュース等のインタビューに答える帰国者達は、
海外ではマスクしてる人がいなかったので、
マスクはせずに普通に過ごしました。

というような解答が多かった。
更に続けて、
日本の空港に着くとマスクしてる人が多かったので
急遽マスクを買いました。

という人が多かったようです。
結局、予防や感染を広げない為のマスクではなく、
「皆がしてるから…」というマスクブーム。


それから関西で
日本初の新型インフルエンザ感染者が現れると
マスクブームは一気に日本中へと広がりました。
店頭からマスクが無くなる騒ぎです。
この時、海外からは日本人の異常な予防意識
という事が取り上げられていたのです。

この事に反論する人達は、予防に過剰も何もない。
また、万が一自分に感染があった場合、
他の人に遷し感染を広げるのを防いでいるのだから
マスクを求めて当然だ!
…との意見が多くありました。
それはそれで、最もな意見だと思います。

しかし、新型インフルエンザの勢力が弱り、
関西地方などで、ひとまず安心宣言が出されると、
その瞬間に、マスクしてる人が消えたのですよ。

何か矛盾してないですか?
安心宣言が出された後にも感染者は出ています。
予防や感染を広げない為という理由ならば、
ひとまずの安心宣言が出ても
用心の為にマスクする人が
多少なりとも居ても良いはずなのに、
急に見かけなくなるのはやっぱり異常だと思った。

私は予防する事や感染を広げないという事を
否定してるのではないのです。
周りに左右されず自分の意志でマスクをする
という事がないのが異常に感じてるのです。


周りでマスクしてる人が多いからマスクする。
周りで誰もマスクしてないからしない。

マスクする理由がブームだから
…と感じられても仕方ないし、
異常に思われても仕方ないかもね。

まぁ、インフルエンザが流行りのものだから、
予防も流行りで終わって当然か…。




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エコブーム

古いけど現役PowerMAC

プリンターサーバーとして
現役で無理矢理使用してる10年選手のMacです。
もうソフトが対応してなくて他の使い道が無いです。
新しい機種の方が速度も速くて快適なのでしょうが、
壊れてないのに捨てるもの勿体ないし、
そして、私が起業する時に買った物で思い入れもあります。

古いけど現役P504i

こちらは、私が愛用してる携帯電話です。
P504iという機種で、こちらも古い機種です。
写メ?…そんな機能はありません。
i-modeは契約を解除しメールも使えません。
以前は、迷惑メールの着信にまで
こちらがお金を支払わなければならなかったので、
バカらしくなって契約解除しそのままです。
ワンセグ?…何も携帯でテレビを見なくてもねぇ。
TVのコンテンツが下らないのに、
出先で下らないTVなんて見る気もしないし…。
自分の使うスタイルで考えると
この程度で十分なんですよね。


今の携帯電話って無駄な機能が多くて値段が高い。
だけど、まもなくMOVAって終了しちゃうんですよね。
TVの地デジと同じである時期から使えなくなり、
嫌でも買換えを迫られます。
今使ってるP504iの機能のままFomaがあれば
迷わず新しい機種に乗り換えてたと思う。
今のように携帯電話の値段が上がる前にね…。
選べる携帯…。と言って一時期CMされてたけど、
どのメーカーも同じような機能のものばかりで、
私には選べない携帯電話でした。
メーカー毎にデザインや扱い方がちょっと違うだけで
結局は売れ筋の1種類しかないんだよね…。


「物を大切にする」
…という事に反するエコ活動。
エコ活動と言いながら使える物を捨てて
新しい物に買い替えましょう。
…というエコがどうもブームらしい。

ニュース等でもアナウンサーが
当たり前に「エコブーム」なんて言葉を
使っていたりするのを耳して非常に違和感を覚えます。

エコロジーってブームですか?
ブームと言う事は、いつか廃れてしまう時が来る。
今はネコも杓子もエコと言って、
実際のエコロジーを考えると凄く矛盾を感じます。

家電製品のエコポイントは、
省エネ製品という意味ではなく
値段の高い製品に多くのポイントが付く。

テレビ等、いくら省エネ製品であるといえど、
40型など大画面よりも小さなテレビの方が
明らかに省エネでしょう。
しかし、ポイントは大きなテレビの方に多くつく。

買った額面に対するポイントなら
お店が通常されてる物と同じ仕組みだし、
買換えを促し、要らなくなった物は結局ゴミ!
ゴミを大量に出して
エコポイントって笑っちゃうよね。


自動車税のエコ減税にも疑問を感じます。
エコに貢献してる車の減税はある種納得出来ますが、
新車登録から13年目を迎える車は、
逆に増税なのですよね。

これは、おかしいでしょう?

大事に永く使う事が悪いとでも言うのか?
現在の基準に満たしてないからというのでは、
どんなに環境に良い物を買ったとしても、
常に技術は進歩してるのですから、
今以上にエコな商品が登場すれば
当然、今、エコ家電やエコカーでも
数年後はエコじゃなくなるかもしれない。


いや、実際にそうでしょう。
13年以上経った車がエコじゃないからと言っも、
13年間前に買った人の中には
当時の低燃費車を選んだ人もいるでしょう。
大事に大事に永く使う事も
ゴミを出さないという事でエコなんじゃないの?
私としては、むしろそういう人に
何か特典を付けるべきだと思います。

地球環境を単なるブームにして騒いでるのは変だよ。

ちなみに、この度トヨタのハイブリッド車
プリウスが登場し凄い売り上げを記録してるみたいですが、
一部の話では、ハイブリッド車は10年乗らないと、
本当の意味でのエコにはならないそうですね。

重いバッテリーを搭載するハイブリッド車は、
車重を軽くする為にアルミ合金が多様されてるそうで、
アルミ合金を加工するには通常の鉄板の車より、
CO2の排出が大きいのだそうで、
その生産時に排出されたCO2の元を取るのに
10年かかる計算になるそうです。

新しいプリウスが登場したからと言って、
10年満たない旧プリウスから
新プリウスに乗り換えたとしたら、
エコの為じゃく単なる普通の買換えです。

それでもハイブリッド車だから、
エコ減税なのですよね?(^_^;)

結局、国の政策は、
地球環境なんかどうでも良くて、
エコという言葉を利用して
消費に繋げようとしてるだけに感じます。

エコポイント・エコ減税というならば、
車は乗らない。
TVは観ない(家にTVを置いてない)というような人を対象に
減税してあげるべきじゃないのでしょうか?


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嘘つきナンバ-1広告?

ナンバ-1

○○店の人気ナンバー1。
お店の人気ナンバー1からナンバ-3まで
水虫薬が独占だし…。
いくら何でも、そんなわけないだろう~。
それ以外に、女性に一番人気。
他にも、ジェットタイプで売れ筋ナンバ-1…。

全く日本の広告のいい加減な体質って
何とかならないものですかねぇ~。

も~、お客をバカにし過ぎてますよ。
それぞれのカテゴリーを作ってNo.1と言ってりゃ、
全ての商品がNo.1になれるちゅうねん。(笑)

更に、爆弾に「おすすめ」の文字。
本来チラシ掲載商品って、
店内の商品から厳選して、
どれも「おすすめ」だから載せてるんじゃないの?

「おすすめ」マークの付いてない商品は
「おすすめ」じゃないのだろうか?
(謎)

いつものパターンで何も考えず、
パブロフの犬状態になってしまってる広告の数々…。
いい加減、嘘は止めて
正しい情報を載せませんか?




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タッチ(スタイル)

鈴木英人のイラスト

こちらのイラストは、イラストレーター鈴木英人 氏の作品です。
私が高校生の頃に、音楽雑誌FMステーションの表紙、或いは、山下達郎のレコードジャケットを切っ掛けに知り、衝撃を受けたイラストレーターです。

新 鈴木英人のイラスト

こちらも同じく鈴木英人 氏のイラストですが、これまで主として使われてきた画材のパントーンの廃止により、新たに生み出された技法のEMグラフによる作品です。

永井博のイラスト

こちらは大滝英一のLP、ナイアガラトライアングルで美しい絵だと感じ、好きになった永井博 氏のイラストです。

ヒロ ヤマガタのイラスト

色彩の魔術師、ヒロ ヤマガタ 氏。

松下進のイラスト

キャラクターイラストでお馴染みの松下 進 氏。

佐々木悟郎のイラスト

そして、水彩画を得意とする佐々木悟郎 氏。

他にも私が影響を受けた好きなイラストレーターさんは数多くいます。ここで紹介したイラストレーターさんの作品を見ても分かるように、彼等には独特のタッチというかスタイルを持っています。

私はデザイン学校でイラストレーション科を専攻し学んでる時に、私も諸先輩方のような独特のスタイルが欲しいと、必死になって見つけようとしていた時期があります。
その時に私が陥ったのが、スランプというものでした。いくら絵を描いても満足な絵が描けず、凄くもがいてた時期がありました。

そんな時にフラ~っと立ち寄った1軒の小さなギャラリーで、小学生と幼稚園児の兄弟が描いた作品展がありました。どの絵も描きたい物を素直に表現されていて衝撃が走りました。小学生と幼稚園児だからタッチとかそんな表面的な小手先の拘りなんてありません。そこで、私は吹っ切れたのです。
自分のスタイルにこだわり過ぎるあまり、何を表現したいのか、何を描きたいのか?一番ベースになる事を見失っていたのです。スタイルこだわらず描きたい物を描きたいように描く…!
そしたら、不思議と自分のスタイルというのも自然と付いてきました。

スタイルって、いわば個性です。
どんな作品を描いても、人の作風に影響されても、自分の個性は自然とにじみ出てくるものです。作風やタッチを意図的に意識して無理して作り上げてる以上、それはその人の個性でも何でもなく、作り上げられた虚像となり魅力を感じる事は出来ない。だから、私の絵には目に見える特定のタッチはない。
画風もその時々に応じて表現したい作風に変えてる。しかし、そのどれを見ても私の作風というのは自然とにじみ出てると思います。

ここ最近、私は、鈴木英人 氏のような作風のイラストを描いてます。
車:世界の名車(当Blog内リンク)参照
しかし、今までずっと鈴木英人 氏の真似と思われる事が嫌で、好きな作風だけど、その作風のイラストを描かないでいました。

岡本三紀夫のイラスト

しかし、こちらの岡本三紀夫 氏の描くスーパーリアルなカーイラストですけど、

渡邊アキラのイラスト

同じくスーパーリアルなカーイラストを描く渡邊アキラ氏のイラストは真似になるのか?…って、そんな事は全く無いわけで、同じようなスーパーリアル画ですけど、それぞれに個性は違ってますもんね。

パシフィックブルーの12SR

もちろん、私が車をモチーフにスーパーリアル画を描いたからと言って、渡邊アキラ氏や岡本三紀夫 氏の真似になっているわけでもありません。
多くの画家達も様々な画家の作風に影響されていたりと、影響されていながらもその画家独特の手法と認められています。その人しかかもし出す事の出来ないその人の空気感が、その人のスタイルとして確立されるのでしょう。

ちなみに、もし私がスランプの時に、ギャラリーで出会った小学生と幼稚園の兄弟の絵に感銘を受けて、子供の絵が素晴らしいと作風だけ真似て描いていたなら、きっとスランプはずっと続いていたでしょうね。



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『Autech乗りでいて良かった~』と感じた事

S13シルビアコンバーチブル

Autech車の何が良くて
私はAutech車に乗ってるのでしょうね?

こういう事を考えた事なかったですねぇ。

この記事はこちらのblog(外部リンク)での
アンケートの回答として書いてます。

私がAutech(外部リンク)というロゴを
初めて目にし意識したのは、
S13のシルビアを購入した1990年の事で、
同シルビアのカタログにAutechが改造した
コンバーチブルが載ってたのを見て、
初めてAutechというロゴを知りました。
その頃の私は、
Autechの事をほとんど知りませんでした。
Autechという会社ではなく
日産車カタログモデルのレパートリーとしての
ブランドネームだと思ってました。

その為、これと言ってAutechに対して
特別な感情はなかったのです。

日産パルサーセリエAutechVersion

しかし、1996年頃だったと思いますが、
私が某日産ディーラーの新聞広告を手掛けてた時に、
パルサーセリエAutechVersion(↑写真)
ルキノAutechVersionの
2台のカタログを広告原稿として頂きました。
そのカタログを見て衝撃が走りました。
ここで初めてAutechという会社を、
本当の意味で知りました。


パルサーセリエ

元々は大人しいスポーツという印象のない、
1600ccのパルサーセリエ(↑写真)ですが、
この車をベースにエアロパーツのみならず、
エンジンを2000ccのSR20DEに乗せ変えられ、
しかも、175psにパワーアップされた
チューン・ド・SR20DEエンジンが搭載されていました。

当時私が乗っていたターボモデルの
CA18DETエンジン搭載のS13が
カタログ値175psだったので、
2000ccとはいえ、NAで175psは驚愕のパワーでした。
当然、そのパワーに対応すべく、
足回り等トータルで手が加えられていました。
そして、驚く事にこの改造車が
通常の車と同じく保証が付いて、
ディーラーで買えるなんて、
も~、おったまげたぁ~な状態です。


STAGEA AutechVersion 260RS と Lucino AutechVersion のカタログ

新聞広告を制作してても、
仕事よりもカタログを眺める時間の方が
多かったような…。
(笑)
ただ、私はFR党だったので
この車を買う事はなかったけど、
もし、FR車だったら
即ハンコ付いてたかも知れません。


それから、Autechは、
中身がマンマGT-Rの
ステージアAutechVersion260RSや
S14のシルビアMF-Tなどホットなバージョンを
次々に登場させてきたのですが、
どれも魅力的で欲しいと思う車ばかりでしたが、
高価すぎて私の手の届かない車ばかりでした。(^_^;)

S15シルビアAutechVersion

そんな中、Autechはやってくれました。
1999年にS15型シルビアで
ホットなバージョンをリリースしてくれました。
パルサーセリエAutechVersionで
175psに引き上げられたSR20DEに驚いたのですが、

同じエンジンを更にパワーアップさせ200psにして
シルビアに乗せられたのでした。

外観は全くノーマルでエアロパーツなど一切無く、
外から見ただけでは全く普通のシルビア。
しかし、中身はエンジンからミッション、
ブレーキ、足回りと手が加えられ、
凄く面白い車に仕上がっていました。

丁度その頃、私は別の車で商談中でしたが、
コロッと寝返ってS15シルビアAutechVersion購入で
ハンコ付いてしまいました。(笑)

Autechを知ってから購入まで実に長かったなぁ~。
『Autech乗りでいて良かった~』って気持ちより、
今でもAutech車が手に入れられたという
満足感の方が強いです。

兎に角、ハンドルを握り走らせていると気持ちがいい。
それが単なる通勤時でも楽しいひとときとなる。
そういう意味ではAutech車で良かったのかなと思います。
また、
Autech車を手に入れてから7年目にして、
Autech Owners Group(AOG)(外部リンク)が出来、
同じAutech車のオーナーさん達や、
Autechのスタッフの方々に知り合えた事は。
『Autech乗りでいて良かった~』
って事になるかなぁ。


●関連記事(当Blog内リンク)
AOG嫁ぎ先ミーティング(クリック)




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レインボーローズ・アリス

造花みたいな薔薇のド・アップ

ちょっと旬が去ってしまいましたが、
「福山バラ祭り」というのが
5月16日(土)・17日(日)の2日間で開催されました。
その会場で販売されていた珍しい薔薇です。

一見、造花かと思えるこの花ですが、
まぎれもない生花でございます。

レインボーローズ・アリスと名付けられたこの薔薇は、
オランダ・アールスメアからの輸入品
でして、
大輪の白薔薇を特殊な加工で7色に染め上げています。
「染め上げる」と言っても、
花びら表面に色が着けられているわけではなく、
色水を吸わせてるみたいなのです。
色の付け方は企業秘密だそうで詳しい事は謎です。

造花みたいな薔薇2本で1,000円

こうして見ると加工花ですけど、
ホント、造花みたいですね。
ちなみに、2本で1,000円だったそうですけど、
これでも、かなり安い価格だそうです。
普段、私は薔薇なんて買わないから、
全く相場を知らないので、
安いのだか、高いのだか…。
(笑)

造花みたいな薔薇

でも、2本で1,000円なのに、何故3本?
答えは、バラ祭り終了間際に、
3本で1,000円になったそうな…。
1本当たり333.33333…円。
これは安い
…と普段薔薇を買う事のない私でも分かるゾ!


●関連記事(当Blog内リンク)
薔薇の街 福山…なのか?(クリック)



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