2008 0112345678910111213141516171819202122232425262728292008 03

ハイテクの裏側で

イージス艦

ハイテクなイージス艦の衝突事故。
その乗組員の行動に対する問題が取り上げられていますが、
一般的な場面でもこういう事は多々有るように思います。
事故の原因とハイテクな装備等と
直接の因果関係があるのかどうなのかは分かりませんが、
私はこのハイテク化というのが、
どうも以前から気になっております。

もちろん、私も道具がハイテク化して、
便利に効率良くなってくれる事はWelcomeの状態です。

しかし、人の扱う道具がハイテク化すればする程、
逆にそれを扱う人はローテク化してるように感じます。

人のローテク化とは意識の低下とでも言いますか、
道具のハイテク化の上に胡座を組んでしまうって事です。
そのハイテクに進化した道具を扱う人が、
以前使ってた道具と同じ意識で接していれば、
そのハイテク化というものは相当な力になってくれると思います。
だけど、人の意識が以前より低下すれば、
いくら道具がハイテク化されたとしても、
以前よりも不便にそして効率も
悪化した状況になると思います。


自動車にしても、今や90%以上はオートマ車です。
オートマ車の普及の狙いは、
本来、煩わしいギヤチェンジの手間を省いて、
運転業務に集中出来るように。

…と狙いで普及したと思うのですが、
実際には運転に集中するどころか、
ギヤチェンジの煩わしさがなくなった分、
走行中に食べ物を食べたり、
時には本を読んだりしてるのを目撃します…。
近年では、携帯電話をつついたりと、
煩わしさがなくなった分、
運転業務とは別の余計な業務を
入れてしまったりしてるのですよ。

これじゃぁ、事故は減る事は無いし、
むしろ、増える一方じゃないかなぁって思うわけです。


私達のデザイン業界でも同じ。
デザインが手作業の版下からMACによるDTPに変わった事でも、
同じ事が起こってるようですしね。
現在のDTPでの仕事を昔の版下作業に戻した場合、
写植代がいくらあっても足らないだろうなぁ〜。

文字を印刷する為に写植は必需品だったけど、
写植を発注すればする程、写植代は加算されて行きます。
だから必要最小限に抑える為に、
しっかり原稿を煮詰め確実な状態にして
写植の発注をしていたと思う。
しかし、現在DTPになりパソコン上で
文字が簡単に扱えるようになったら、
いつでもほとんどコストがかからず訂正が可能
と言う事もあり、グダグダな原稿と言うのが、
相当増えてるような気がします。
それだけ写植時代には無かった、
無駄な仕事も増えてるようですね。


便利さの裏側に隠れた危険や問題。
便利になった物を扱う人の意識の低下と言うのは、
避けて通れないものなのでしょうか?





Official WEB Site
K-BRAND、ケーブランドバナー