
ポスタリゼーションとは、
素になる写真と画像加工ソフトがあれば
誰でも数秒で加工出来ちゃう表現技法です。

上記ポスタリゼーションの素の写真はこちら。
それで、先日新聞の挿絵に、
このポスタリゼーションの写真が使われていて、
そこに「絵:○○○○」と
イラストレーターさんの名前が紹介されてました。
私は凄く違和感を覚えました。
「絵」という意味は、広い意味でとらえると、
写真もGCも、もちろん手で描いた絵も、
全てひっくるめて「絵」と言われますが、
このポスタリゼーションは作者の気持ちなど関係なく、
画像加工ソフトを使う事が出来れば、
誰もが同じ物を作る事が出来るんですよね。
「絵:○○○○」っていうには、凄くおこがましいと言うか、
作ったのはコンピューターじゃん!って感じなのですよ。
それとは別に、時々ネット上で、
素人さんのイラスト投稿を見たりすると、
自分のイラストと称して、
このようなポスタリゼーションが載せられたりしてます。
そういうの見ると何だか空しくなってしまいますね。
「下手で構わないから、自分の手で描いてよ。」
って、そう思います。
一体、自分の絵の何を見てもらいたくて投稿してるんだろう?
…って、その投稿の行動自体に疑問を感じてくるんですよ。
コンピューターが勝手に処理するポスタリゼーションを
自分の作品と称して掲載し「上手い」と誉められたとして
何が嬉しいのだろうか…?

ちなみに、こちらはポスタリゼーションしたものに、
更に輪郭を抽出して重ねあわせたものです。
この作業を入れても30秒もあれば出来ちゃう。
でも、こんな風にソフトの機能を組み合わせて
コラージュしてるものには流石に出会わないですね。
与えられたものをそのまま使う事は出来ても、
そこからの工夫という事が、あまり見られないように感じます。
せめて工夫があれば、その工夫から、
その人なりの表現も見えてくるだろうに…。
まぁ、でも絵と称してパソコンの性能を見せられても、
見る側は嬉しくも何ともないですけどね…。
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