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Cizeta Moroder V16T(1988)

チゼータV16

1988年12月、アメリカのビバリーヒルズで突如公開されたスーパースポーツカー。その名は“チゼータ モロダー V16T”。デザインは、マルチェロ・ガンディーニによるものです。

以前ランボルギーニに籍を置いていたクラウディオ・ザンポーリが自らの夢を具現化させたものです。ザンポーリは、アメリカでのスーパーカー販売に成功し、1980年代前半に世界的ミュージシャンとして人気を得ていたジョルジオ・モロダーと、「誰も見たこともないスーパーカーを作ろう」というアイデアを元に共同出資で、イタリアのモデナに「チゼータ・モロダーSRL」を設立しました。ちなみに、チゼータとはクラウディオ・ザンポーリのイニシアル、“CZ”をイタリア語読みした撥音です。V16Tの名前の由来は、もちろんV型16気筒エンジンを意味しています。エンジンはランボルギーニ・ウラッコに搭載されていた3000ccのV型8気筒エンジンを2機直結してV型16気筒エンジンに仕立て上げています。エンジンと縦置きのトランスミッションを組み合わせると「T字型」になる事から「V16T」の「T」の由来にもなっています。

それにしても、この車は、いったい何を考えてんだ。…と言いたくなるくらいのバカげた発想ですが、このバカげた発想を、実際の車という造型物に仕上げてしまう所がニクイです。車の実用性云々関係なく、この車を実現化した事に、「流石、元ランボルギーニのクラフトマン」と褒め称えたいなぁ。

1988年のジュネーブモーターショーの後、多くの人の関心と注目を集め、1991年にチゼータ モロダー V16Tの市販を開始されます。1台60万ドルで月1台のペースで生産が始められました。しかし、地元イタリアの部品メーカーの協力が急遽得られなくなる等の妨害を受けた上、最大の出資者であるモロダーが離脱。さらに世界的なバブル景気崩壊が重なり、わずか15台のV16Tを生産し会社は倒産しました。当時日本には2台のV16Tが輸入され、そのうち、1台は河口湖自動車博物館に展示されています。

その後、2003年にザンポーリは、アメリカのカリフォルニア州で再び「チゼータ オートモービル USA(Cizeta Automobili USA)」を設立。現在はV16Tの受注生産などを行っています。



●サイズ:全長4442mm/全幅2050mm/全高1115mm
●車輌重量:1612kg
●エンジン:5995cc V型16気筒
●最高出力:550ps/8000rpm
●最高速度:328km/h


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